キヤノンが画像/動画の保存容量が30日無制限のクラウドサービスを2020年4月に開始することを発表しました。キヤノンの「image.canon」ではPC・スマホ・外部のウェブサービスと連携する画像/動画の保存容量が30日無制限で利用できるようになります。
キヤノンが画像や動画の保存容量が30日無制限で利用できるクラウドサービスを2020年4月に開始することを発表しました。
4月よりサービス提供を開始する「image.canon」では、カメラとつながり、PCやスマホ、外部のウェブサービスと連携を行うとしています。
キヤノンが画像や動画の保存容量が30日無制限で利用できるクラウドサービスを2020年4月開始することににあわせ、「CANON iMAGE GATEWAYオンラインアルバムサービス」は、3月中旬に終了すると発表されています。
なお、「image.canon」は、「CANON iMAGE GATEWAYオンラインアルバムサービス」のサービスを引き継ぐ形となっています。
「image.canon」は、4月にサービス開始しますが、「CANON iMAGE GATEWAYオンラインアルバムサービス」の終了からサービス開始までは、データ移行期間となります。
注意点として、データ移行が完了するまで、現在、ユーザーがオンラインアルバムにアップロードしている全ての静止画・動画ファイルおよびアルバムは、PCやスマホからのアクセスができなくなります。
4月にリリースされる「image.canon」は、カメラとつながり、PCやスマホ、外部のウェブサービスと連携を行う「コネクテッド・カメラ」をコンセプトとした新しいクラウドプラットフォームとなっています。
「image.canon」では、現在、キヤノンが開発中である「EOS R5」などの自動転送機能を搭載カメラからWi-Fi環境を利用して、静止画や動画のデータをオリジナル画質のまま、自動転送し保管することが可能となります。
「image.canon」では、PCやスマホ、外部のウェブサービスに静止画・動画の転送やほかんができることで、プロフォトグラファーや手軽に撮影を楽しみたいエントリーユーザーのSNS共有まで、ユーザーの用途に応じた撮影後のワークフローを改善するとしています。
キヤノンの「image.canon」では、PC・スマホ・外部のウェブサービスと連携し、ユーザーが撮影を行ったカメラから「image.canon」へ静止画・動画を自動転送し、保管することができます。
現在、キヤノンでは、カメラの開発にも取り組みを強化しており、開発中のカメラ「EOS R5」をはじめととして、今後発売予定の自動転送機能搭載のカメラでは、カメラから「image.canon」へ静止画・動画を自動転送が可能となります。
カメラから「image.canon」へ静止画・動画を自動転送が可能となることにより、ユーザーは、カメラの電源を入れるだけで、容量無制限にて、静止画・動画をオリジナル画質のまま「image.canon」に自動転送され、30日間保管できるようになります。
「image.canon」では、外部のウェブサービスとの連携によりカメラにて写真や動画などの撮影後の保管や編集、共有といったワークフローが簡単操作でできるようになります。
「image.canon」では、4月のサービス開始段階で、「image.canon」から「Google Drive」などへ自動で写真や動画などのデータが自動転送することができます。
また、2020年6月からは、クラウドストレージサービス「Google One」のメンバーシッププランを通じ「Google Photos」と「Adobe Creative Cloud」のメンバーシッププランとの連携も行う予定としています。
なお、自動転送された静止画は、連携先のサービスやアプリ上でオリジナル画質のまま編集が可能となっており、写真や動画の保管や共有もスムーズに行えます。
「キヤノン」では、今後、最新のAI技術や5Gサービスを活用し、新しいカメラの楽しみ方や撮影方法を提供していく予定とのことです。