Google(グーグル)が2012年以来8年ぶりにサービス利用規約の改訂を実施しました。Google(グーグル)が発表したサービス利用規約の改訂の理由はユーザーが読みやすく/分かりやすく理解できるように変更したとされており3月31日から適用されます。
Google(グーグル)が2012年以来8年ぶりに、ユーザーが読みやすく、分かりやすく理解できるようにサービス利用規約の改訂を実施することを発表しました。
Google(グーグル)が発表を行ったサービス利用規約の改訂は、2020年3月31日から、新たに適用されます。
Google(グーグル)が変更を行うサービス利用規約の改訂は、大規模な改訂は2012年以来のこととなっています。
なお、サービス利用規約の改訂は、ユーザーが読みやすく、分かりやすく理解できるように変更された内容となっており、Google(グーグル)の利用規約やプライバシーポリシーに大きな変更点はないとのことです。
Google(グーグル)の利用規約が改訂された理由について確認しておきましょう。今回のGoogle(グーグル)の利用規約が改訂による大幅な変更については、2012年以来8年ぶりの大きな改定となっています。
Google(グーグル)の利用規約が改訂された理由については、ドイツやフランスで、裁判所より消費者保護の観点からGoogle(グーグル)社の利用規約を見直しを求める命令が発令されたことに対する措置と想定されています。
今回のGoogle(グーグル)の利用規約が改訂された内容については、グーグルのユーザーが読みやすく、分かりやすく理解しやすいように項目を整理し表現を改定しています。
また、Google製品やサービスに大きな変更を加える際には、必ずユーザーに事前通知を行う旨が記載されており、3月31日より適用となります。
改訂により新たに適用されるGoogle(グーグル)利用規約の変更点の大きな特徴として、まず、ユーザーの読みやすさを目的に大きな改善が実施されています。
Googleでは、ユーザーが、より理解しやすいように、利用規約の改訂を実施しますが、今回プライバシーポリシーに対する変更は行っていません。
今回の改訂では、ユーザーが、より理解しやすいように、Googleのサービス利用規約の説明内にリンクを追加したり、定義の記載したうえで、ユーザーにより分かりやすくなりました。
次に、より良いコミュニケーションが図れるよう、Googleサービスの変更や追加、サービス提供の終了を行う際には、ユーザーが分かりやすくするよう、事前にユーザーに通知を行うように変更となります。
改訂により新たに適用されるGoogle(グーグル)利用規約の変更点の大きな特徴として、表示されている文章が、これまでよりも、分かりやすく表現されており、読みやすくなっています。
利用規約の変更点の例としては、利用規約の各章について、従来のバージョンと比較した一例を以下の表にて紹介しておきます。
【従来のサービス利用規約】 | 【改訂後のサービス利用規約】 |
「ユーザーのGoogleアカウント」 | 「ユーザーとGoogleの関係」 |
「プライバシーおよび著作権の保護」 | 「Googleサービスの使用」 |
「本サービス内のユーザーのコンテンツ」 | 「Googleサービス内のコンテンツ」 |
「Googleサービス内のソフトウェア」 | |
「問題または意見の相違がある場合」 |
現在、インターネット上のプライバシー関連の取り組みについての関心が、ユーザー間にて非常に高くなっており、Googleではこの状況を考慮し、利用規約の更新を行うとともに広告事業の仕組みを解説するサイトも新設しています。
新設された広告事業の仕組みを解説するサイトでは、個人情報を第三者に販売することはないとの従来の立場を強調したうえで、ユーザーが最適なプライバシー設定を、自分で選択、設定できることなどを紹介しています。
現在の「Googleマップ」アプリでは、ユーザーがインターネット上に投稿した店舗情報を参照することが可能となっています。
改訂前の利用規約内の(本サービス内のユーザーのコンテンツ)項目と、改訂後の新版となる利用規約の文章について比較して確認してみましょう。
改訂前の利用規約内の(本サービス内のユーザーのコンテンツ)項目と、改訂後の新版となる利用規約の文章についての比較は以下の通りとなっています。改定後の記載内容の方が、ユーザーにとって見やすく、分かりやすく表現されています。
記載されている文章表示 | |
改訂前 | 「本サービスにユーザーがコンテンツをアップロード、提供、保存、送信、または送信するとGoogleに対して、そのコンテンツについて、使、ホスト、保存、複製(中略)の全世界的なライセンスを付与することになります」と表示 |
改訂後 | 「Google の一部のサービスは、ユーザーのコンテンツを一般に公開する機会を提供します。たとえば、製品やレストランのレビューを書いて投稿したり、ブログの投稿を作成してアップロードしたりできます」と表示 |
また、今回のGoogle(グーグル)利用規約の変更点の大きな特徴として、新たに「Google Chrome」・「Google Chrome OS」・「Googleドライブ」も利用規約の適用対象サービスへ変更となっています。
なお、「Google Chrome」・「Google Chrome OS」・「Googleドライブ」を利用しているユーザーに対しても、固有の内容が読みやすく、分かりやすくなるよう特定の規約とポリシーの追加を実施しています。
今後は、「Google Chrome」・「Google Chrome OS」・「Googleドライブ」を利用しているユーザーに対しても、サービス、製品に関する変更については、分かりやすくするため、適切な通知を実施していく方針とのことです。
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