新型コロナ感染拡大を受け、オンラインで授業が行わるなど様々な取り組みを行っています。新型コロナ対応として「mineo」や「IIJ」は25歳以下のデータ容量の無償化などを行うことを発表しました。今回は「mineo」や「IIJ」の行う支援について解説します。
新型コロナウィルス感染拡大を受けて、全国の教育機関では休校措置が取られています。それに伴ってオンラインで授業が行われたり新たな学習環境を整えたりと様々な取り組みを行っています。
今回、格安通信サービス「mineo」や「IIJ」において、25歳以下のユーザーを対象として、契約している料金プランのデータ容量を使い切った後にデータを追加購入する料金を無償化するなどの支援を行うことを発表しました。
今回は「mineo」や「IIJ」が行う新型コロナ対応の支援について、それぞれを詳しく説明します。
まず格安通信サービス「mineo(マイネオ)」を提供するオプテージは、25歳以下のユーザーを対象に、契約している料金プランのデータ容量を使った後に追加するパケットチャージ利用料金を最大で10GB無償化することを発表しました。
この支援実施期間は4月1日から4月30日までとしていて、4月30日の時点で25歳以下で契約していること、または利用者登録を行っていることが条件となります。
「mineo」での支援を受けるためには、事前の申し込みは不要で追加パケットチャージも通常の方法で行います。「mineo」アプリか「mineo」のマイページから申し込みを行います。
通常通り申し込みの際にチャージ料金は表示されますが、実際には請求されません。請求時にチャージ料金の取り消し処理が行われますので安心してください。一度にチャージできるのは1GB(100MB×10口)までで、チャージの上限は15GB/月です。
また「mineo」では2020年3月3日(火)から5月31日(日)の間、「パケット放題」が最大2カ月無料になるキャンペーンを実施しています。
「パケット放題」とは月額350円の「mineo」スイッチONで最大500kbpsの通信速度でデータ容量を使わずに利用できるサービスです。ネットやSNS、動画の視聴などあらゆるコンテンツで利用できます。
期間中に「パケット放題」を申し込みした人は、この月額料金を利用開始月から最大2カ月無料となります。新型コロナの影響で外出自粛が続く日々のなかで、このキャンペーンを利用しオンライン授業などを利用してみましょう。
株式会社インターネットイニシアティブ「IIJ」では、大容量オプションを契約中の25歳以下のユーザーを対象にデータ通信量30GB分のクーポンを無償提供することを発表しました。
この支援を受けるためには、25歳以下で、2020年3月末までに「IIJmioモバイルサービス」の 大容量オプションを契約していることが条件となります。
IIJmioモバイルサービスの「大容量オプション」には月額3100円の「データオプション20GB」か月額5000円の「データオプション30GB」の2種類がありますが、3月末までに申し込みを行い4月まで継続して利用すると支援を受けられます。
今回の申請方法としてはユーザー側からの手続きは不要で、対象者には自動的に30GBのクーポンが付与される仕組みです。クーポン付与後の通知は行わないとしています。