「Yahoo! MAP」がサービス機能追加により飲食店の「テイクアウト/デリバリー」情報を拡大しています。iOS版・Android版スマホ用地図アプリ「Yahoo! MAP」にて機能が拡大された「テイクアウト/デリバリー」情報の検索機能についてご紹介します。
Yahoo!は、iOS版・Android版のスマホ用地図アプリ「Yahoo! MAP」にて、サービス機能追加を実施し、飲食店のテイクアウトやデリバリーの情報掲載を拡大することを発表しました。
また、「Yahoo! MAP」では、新機能として、新たにテイクアウトなどに対応した飲食店が、店舗向けサービス「Yahoo!プレイス」に情報の入稿を行うと、「Yahoo! MAP」や、地域情報サービスの「Yahoo!ロコ」に掲載されるようになります。
「Yahoo! MAP」が飲食店のテイクアウトやデリバリーの情報掲載を拡大した背景については、現在、世界中で猛威を振るっている「新型コロナウイルス」の感染拡大が大きく影響しています。
現在、政府からは、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」に基づき、不要不急の外出自粛の要請が、全国に出状されており、カフェやレストランなどでの外食する機会が大幅に減少しています。
この状況を考慮した「Yahoo! MAP」では、少しでもユーザーが安心して利用できるよう、安全で、気軽に外食を楽しめる機会を見つけやすくする取り組みとして、飲食店のテイクアウトやデリバリーの情報掲載を拡大する変更を行っています。
「Yahoo! MAP」が変更を実施した内容については、テイクアウトやデリバリーに対応した掲載店舗数を35,000店舗以上に拡大するとともに、ユーザーが対応可能となっている店舗を探しやすくするために、検索機能を拡充しています。
今回の機能追加により、iOS版・Android版スマホ用地図アプリ「Yahoo! MAP」では、テイクアウトとデリバリーに対応した飲食店の検索機能として「テイクアウト」と「デリバリー」ボタンが追加されています。
「テイクアウト」と「デリバリー」ボタンが追加されたことにより、ユーザーの現在地から近い「テイクアウト」や「デリバリー」に対応する飲食店が地図上に表示されるようになります。
ユーザーが利用するメリットとしては、この新機能を活用することにより、「新型コロナウイルス感染症」の感染予防のためのデリバリー注文や、短時間の外出でお店の味が自宅で楽しめるテイクアウトを利用することが可能となります。
また、飲食店側のメリットとしては、外出自粛による来店客数の減少により、経営継続が危ぶまれる店舗の出てきており、テイクアウトやデリバリーに新たに対応する店舗が増えてくることで、売り上げ増加を見込むことができます。
なお、Yahooが、サービス提供をおこなっている「Yahoo!プレイス」では、テイクアウトやデリバリーに関する情報を入稿できる機能を提供することで、飲食店への営業支援を強化していく方針を示しています。
飲食店のテイクアウトやデリバリーの情報掲載を確認する方法については、「Yahoo! MAP」にて、「テイクアウト」・「デリバリー」ボタンをタップすることで、現在地から近い「テイクアウト」や「デリバリー」に対応する飲食店が地図上に表示されます。
今後、ユーザーは、「Yahoo! MAP」を起動し「テイクアウト」や「デリバリー」ボタンをタップするだけで、利用したい店舗を簡単に検索することが可能となります。
なお、「Yahoo!ロコ」では、4月下旬より、店舗内の清掃・消毒・換気が、徹底されているか、従業員のマスク着用の義務化実施状況など、衛生対策情報についても表示することが可能となるとのことです。
その他にも、「Yahoo!検索」や「Yahoo!ロコ」では、キーワード検索機能に対応可能となっています。
キーワード検索機能では、「地名+テイクアウト」や「地名+デリバリー」などのキーワードを入力して検索を行うと、該当エリア内の対応飲食店の検索結果が表示されます。
なお、「テイクアウト」に対応可能となっている飲食店では、飲食店が、店舗向けサービス「Yahoo!プレイス」に情報を入稿することで、「Yahoo! MAP」や「Yahoo!ロコ」に情報が掲載されるようになっています。