杭州万像文化科技は、全身トラッキングができるVTuber向け3D配信ツール「MyMaker」を発表会で日本に提供配信すると発表しました。日本に配信されるVTuberr向け「MyMaker」とは?そもそもどういったものなのかまとめましたので参考にしてください。
中国の杭州万像文化科技は15日、全身トラッキングを実現したVTuber向け3D配信ツール「MyMaker」のサービスを自身の発表会で日本でも配信をすると発表しました。
4月16日19時から、サービスの概要の解説や公式宣伝バーチャルキャラクター「万良マイカ」(ばんりょうまいか)などの情報を公開するオンライン発表会をYouTube/ニコニコ生放送/periscopeで配信をし人気が集中していました。
とはいえ、VTuber向け3D配信ツール「MyMaker」とは?どういったサービスであるのか分からない人も多いと思われますので、概要について詳しく解説をしていきたいと思います。「MyMaker」とは「Vtuber向けのトラッキングソフト」となっています。
「MyMaker」は、深度センサーデバイス「Kinect(R)」を活用して、あなたの体の動きをリアルタイムで分析をして、バーチャルのキャラクターに反映をさせる仕組みのサービスとなっています。
今回に日本でもサービスを受けることができるVTuber向け3D配信ツール「MyMaker」は、「全身トラッキングを誰でも簡単に行うことが実現した」ことが特徴となっています。
今までは個人での自宅でのVTuber活動を行うには、Webカメラを使っての上半身のトラッキングがメイン使用となっているのですが、Webカメラと同じサイズの「Kinect(R)」をPCに繋ぎ「MyMaker」を起動することで、全身トラッキング行えます。
このようなシンプルな手順で、全身トラッキングが実現できるようになったので、今まで気にしていた価格や手間などの問題で難しかったことが、全て解決しますので、自宅でのVTuber活動を行う人にとっては嬉しいことでしょう。
今までの全身トラッキングシステムの煩雑な仕様が「MyMaker」で、ストレスフリーになり広いスタジオや高価な機材、専用オペレーターは必要なくなります。また、スーツやゴーグル装着の手間も一切ありませんので気軽に誰でも配信を始められます。
自宅のPCと「Kinect(R)」の二つがあるだけで、全身をトラッキングし反映することが可能なので、今後VTuber活動を行うユーザーは増加すると予想されます。
今回の「MyMaker」の発表と共に公式広告モデルのバーチャルキャラクターとして、「万良マイカ(ばんりょうまいか)」を起用することになりました。下のリンクが万良マイカのTwitterになりますので、情報を確認しておいてください。
今回「MyMaker」が日本で提供開始になった背景は、現在、世界中が新型コロナウイルスの影響で、外の活動自粛がしていることが背景にあります。
クリエイターやユーザーが「MyMaker」を使って、自宅でさらに気軽にできるバーチャルエンターテインメントを提供するとうたっています。