「LINE」が実施している新型コロナ対策調査にてテレワークを実施している割合が約27%という結果が報告されています。「LINE」にて5月1日より開始される第4回目の新型コロナ対策調査内容やこれまでのテレワーク実施率などの調査結果についてご紹介します。
LINEが第4回目となる「新型コロナ対策のための全国調査」を5月1日~5月2日に実施することを発表しました。
LINEでは、3月に第1回目の「新型コロナ対策のための全国調査」を実施し、これまで3回にわたって調査を行っており、これまでに実施された全国調査のデータは、厚生労働省に提供を行っています。
厚生労働省では、LINEより報告のあった調査報告について、分析を行った上で、分析結果を発表を行いました。
これまでに実施された「新型コロナ対策のための全国調査」の実施状況については、次の通りとなっています。
【新型コロナ対策のための全国調査 実施状況】 | 実施日 | 送信者数 | 有効回答者数 |
第1回 | 第1回2020年3月31日~2020年4月1日 | 82,928,693人 | 24,539,124人(回答率29.6%) |
第2回 | 2020年4月5日~2020年4月6日 | 83,096,866人 | 24,673,670人(回答率29.7%) |
第3回 | 2020年4月12日~2020年4月13日 | 83,297,823人 | 23,779,431人(回答率28.5%) |
それでは、第4回目となる「新型コロナ対策のための全国調査」についてご紹介していきましょう。
5月1日より開始される第4回目の「新型コロナ対策のための全国調査」では、これまで実施された3回の調査と比較するために、同じ質問が展開されており、新たに、最近2週間以内の近況や、2カ月前と最近2週間の接触人数の変化に関する項目が追加されます。
第4回目に追加される追加される最近2週間以内の近況や、2カ月前と最近2週間の接触人数の変化に関する項目にて、「緊急事態宣言」以降の感染状況について把握したいものとみられています。
これまで、3回にわたって実施されてきた「新型コロナ対策のための全国調査」の調査結果について、LINEが厚生労働省に提出を行い、厚生労働省が分析を行った結果が報告されています。
これまでの調査の回答率については、第1回が29.6%となっており、第2回目が29.7%、第3回が28.5%の回答結果となっています。
厚生労働省の発表によると、「緊急事態宣言」が発動されてから、密閉・密接・密集となる3密を避ける対応について、全国的に浸透してきているとされています。
ですが、回答者の半数は、仕事や個々の環境の問題から、難しい状況であることも報告されており、最初に緊急事態宣言が発令された7都府県では、4月12~13日段階での、3密回避の実施率は、全国平均よりも高い結果となっています。
政府では、「緊急事態宣言」発令を受け、テレワークや在宅勤務での仕事を推奨していますが、全国のテレワーク導入率については、4月12日~13日時点で約27%となっていることが判明しています。
約27%のテレワーク導入率の結果については、「緊急事態宣言」前と比較すると大きく伸びてはいるものの、政府が目標として掲げる7割には、遠く離れた結果となっています。
「新型コロナ対策のための全国調査」に参加する方法については、「LINE」の公式アカウントから送信される「LINE」のトークに届いたメッセージから参加する方法と、LINE公式サイトから参加することが可能となっています。
LINEでは、、日本国内でLINEを利用する全てのユーザーに向けて、5月1日(金)に「LINE」の公式アカウントからメッセージが送信されます。
なお、第4回目の調査は、エメラルドグリーンの画面上部に「第4回 5/1(金)〜5/2(土)」と記載されている質問フォームより回答することが可能となっています。
参加する際の注意点についてですが、送信されたメッセージが公式アカウントからであることを確認の上、質問に回答するようにしましょう。
公式アカウントには、「LINE」の左に緑の公式バッジがついており、偽物のアカウントとの区別に確認することができます。
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