楽天がサービスを開始する「楽天リアルタイムテイクアウト」の導入店にスマホを無償貸与を行うことを発表しました。「楽天リアルタイムテイクアウト」でサービス利用料を2020年10月31日まで無料にするほか商品登録や受注管理用のスマホ端末を無償で貸与する予定です。
楽天は、5月7日より、レストランやカフェなどの飲食店にて、対象の商品を事前注文・決済することができるテイクアウト支援サービス「楽天リアルタイムテイクアウト」のサービス提供を開始しました。
楽天では、サービス開始の合わせ、5月1日より「楽天リアルタイムテイクアウト」のサービス導入の申込受付を開始しています。
なお、楽天では、「楽天リアルタイムテイクアウト」の導入店にスマホを無償貸与を行うことを発表しています。
それでは、楽天が5月にサービスを開始した「楽天リアルタイムテイクアウト」についてご紹介していきましょう。
「楽天リアルタイムテイクアウト」では、ユーザーが自宅にいても、スマホやPCから、近くのお店のテイクアウトを簡単に注文することが可能となっており、注文後は、待たずに安心して安全な受け取りができるサービスとなっています。
楽天では、現在、「新型コロナウイルス」感染拡大の影響を大きく受けている地域の飲食店をサポートする目的で、「楽天リアルタイムテイクアウト」をオンライン注文プラットフォームとして活用してほしいとして在出店料無料にて対応しています。
「楽天リアルタイムテイクアウト」では、事業者は、テイクアウトサービスをスピーディーに導入することが可能となっており、事業者から要望の多かった商品登録や受注管理に必要なスマホ端末を無償で貸与する予定としています。
ユーザーは、スマホやPCサイトにて、近くの飲食店でテイクアウト可能な商品を選び、楽天IDで事前注文から決済までがスピーディーに完了することが可能です。
「楽天リアルタイムテイクアウト」は、事前に注文し、出来上がり後は、実店舗での待ち時間なくリアルタイムに受け取ることができるメリットがあると説明しています。
なお、商品の購入金額に応じて、税込100円につき1ポイントの「楽天ポイント」が付与され、ポイントでの支払いも可能です。
「楽天リアルタイムテイクアウト」が利用可能な対象の店舗について、サービス開始段階での対応エリアの飲食店は、渋谷駅および五反田駅の周辺エリアにある飲食店187店舗が先行導入店舗として登録されています。
「楽天リアルタイムテイクアウト」では、順次、全国の飲食店へ利用対象を拡大する方針となっています。
また、現在、「新型コロナウイルス」の感染拡大による飲食事業者の経営状況などを考慮して、事業者が得る収益について、10月31日までは最短で翌週に入金する対応をとるとしています。
「楽天リアルタイムテイクアウト」では、今回、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、テイクアウトサービスの需要が増加していることを考慮し、以下の取り組みを実施するとしています。
「楽天リアルタイムテイクアウト」に出店する条件の概要については、次の通りとなっています。
初期費用 | 2020年10月31日まで無料 | |
月額利用料 | 2020年10月31日まで無料 | 11月1日以降は月額3,000円/店+消費税 |
契約期間 | 1年間 | |
解約について | 契約期間のしばりはなく、解約希望日から1か月前の申し出により解約することが可能 | 解約申し出ない限り契約は自動更新 |
売上に応じたシステム利用料 | 0% | 11月1日以降は税込売上の6%+消費税 |
その他カード決済手数料 | 税込売上の2.75%(税別) |
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楽天では、「楽天リアルタイムテイクアウト」のサービス開始を記念し、「スマホで注文 待たずにテイクアウト 楽天ポイント10倍」キャンペーンを実施することを発表しています。
このキャンペーンでは、「楽天リアルタイムテイクアウト」を利用して、対象飲食店の商品をテイクアウトで購入したユーザーを対象に、楽天ポイントが通常時の10倍付となる特典が受けられます。