Googleが「音声文字変換」Androidアプリに新機能を追加したことを発表しました。Googleが新機能の追加を発表した「音声文字変換」Androidアプリでは近くにいる人に名前を呼ばれるとスマホが振動でお知らせしてくれます。
Googleは、Androidアプリ「音声文字変換」にて、名前を呼ばれるとスマホが振動でお知らせしてくれる新機能を追加したことを発表しました。
Googleがサービス提供を行っているAndroidアプリ「音声文字変換」は、日常会話をリアルタイムで文字に変換することが可能となっており、今回、新機能追加など、機能の強化が行われました。
Android端末向けの「音声文字変換」の機能強化については、近くで自分の名前が呼ばれると、スマホ端末が振動して知らせる機能や単語登録機能など、より便利に利用できるようになっています。
Android端末「音声文字変換」アプリの対応言語については、現在、70を超える世界の言語や方言の音声文字変換に対応可能となっています。
今回の、機能強化により、「音声文字変換」アプリの対応言語に、アルバニア語・ビルマ語・エストニア語・マケドニア語・モンゴル語・パンジャブ語・ウズベク語の7言語が新たに追加されています。
また、 Android端末「音声文字変換」アプリでは、ユーザーによってカスタムされた2つの言語間のクイック切り替えにも対応可能となっています。
なお、「 音声文字変換」アプリでは、会話以外の音声も表示される仕様となっているため、来訪者のドアのノック音や、犬の吠える声など、自分が呼ばれる際の音にも気づくことができます。
それでは、Androidアプリ「音声文字変換」に追加された新機能についてご紹介していきましょう。
Androidアプリ「音声文字変換」では、ユーザーが音声文字変換を使用している間、近くにいる人に名前を呼ばれる時のサポート機能として、スマホが振動してお知らせするよう設定することが可能となりました。
この機能は、自分の視界の外に離れている場合や、ソーシャルディスタンスを保った状態でも、スマホに自分の名前を登録しておくことで、周りから呼ばれる際に、スマホが振動することにより、気づくことができます。
Androidアプリ「音声文字変換」では、新たに、カスタムの単語として追加する機能が追加になっています。
Androidアプリ「音声文字変換」に追加されたカスタムの単語として追加する機能は、辞書に掲載されていないような場所や物でも、ユーザーが任意の名前や用語を追加することが可能となっています。
ユーザーは、設定からカスタムの単語として追加することで、スマホが、自分にとって大切な単語を認識してくれるようになるため、文字変換の質を向上ができ、より便利に利用できます。
Androidアプリ「音声文字変換」に追加された新機能として、過去の会話を簡単に検索できる機能が追加されています。
この機能は、ユーザーが、検索バーを使用し、過去に文字変換された会話から、探している文章を検索することが可能となります。
利用するには、「設定」画面の「音声文字変換の保存」をオンに変更することで、文字起こしされたテキストが3日間端末に保存されるため、過去3日間のテキストから検索することができるようになっています。
Androidアプリでは「音声増幅」機能も強化されています。「音声増幅」機能は、ユーザーが、周囲の音をよりクリアに、聞き取りしやすくなる機能となっています。
今回、「音声増幅」機能の強化として、新たに、Bluetoothヘッドフォンに対応可能となっています。
Bluetoothヘッドフォンに対応可能となったことで、今後は、スマホをBluetoothのワイヤレスヘッドフォンを接続し、テレビやラジオなどの音源に近づけると、音声がよりはっきりと聞こえるようになります。
なお、「Pixel端末」では、YouTube動画や音楽、ポッドキャストなどのAndroid端末上のメディアの音声でも、会話の音を増幅し、BGMの音量を下げる等の対応かできるようになりました。
「音声増幅」アプリは、バージョンAndroid 6.0以上の端末にて対応可能となっており、Google Playストアからダウンロードすることができます。
GoogleのAndroidアプリは、本来、聴覚障害のある人を支援するための機能となっていますが、障害のあるかただけでなく、様々な場面で活用することが可能となっています。
GoogleのAndroidアプリは、バージョンAndroid 5.0 以上の端末にて、Google Playストアからアプリをダウンロードし、利用することができますが、Pixel端末には、デフォルトにてプリインストールされています。
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