GoogleフォトにFacebookの写真や動画を転送するツールが世界で利用可能となったことが発表されました。日本でも利用可能となったGoogleフォトにFacebookの写真や動画を転送するツールについて内容や注意点についてご紹介します。
FacebookにてGoogleフォトにFacebookの写真や動画を転送するツールが世界で利用可能となったことが発表されました。
Facebook上に投稿した写真や動画をGoogleがサービス提供している写真サービス「Googleフォト」に移行することができるユーザー向けツールは、Facebookが昨年12月に発表した機能となっていました。
これまで、アイルランドで先行リリースされ、エリアを限定し利用可能となっていましたが、今回日本を含む世界で利用可能になりました。
FacebookはGoogleフォトにFacebookの写真を転送するツールを2019年末にアイルランドで初めて公開しています。
その後、2020年3月に対応エリアが拡大され4月には米国とカナダでも公開となっており、今回の対応エリア拡大により日本でも利用可能になりすべてのFacebookユーザーが利用可能となっています。
Facebook上に投稿した写真や動画をGoogleがサービス提供を行っている写真サービス「Googleフォト」に移行する方法については次の手順にて行いましょう。
GoogleフォトにFacebookの写真や動画を転送する際の注意点についてですが、利用するには事前に「Facebook」と「Googleのアカウント」の連携を行う必要があります。
必ず、Facebookの「データに関するポリシー」を十分確認してから連携を行うよう注意しましょう。
それでは、GoogleフォトにFacebookの写真や動画を転送する機能を利用するメリットについてご紹介しておきましょう。
Facebookの写真や動画をGoogleフォトに転送することができる「データポータビリティー機能」は、Facebookを利用しているユーザーがGoogleのフォトサービスに暗号化転送を使用して自分の写真や動画をコピーする機能となっています。
このため、Facebookの写真や動画を写真アプリへわざわざ手動でダウンロードしてアップロードする必要がなくなる点が大きなメリットとなっています。
Facebookは、2018年7月にGoogle、Microsoft、Twitterと共同でオープンソースプロジェクト「Data Transfer Project」の立ち上げを行いました。
今回、世界中で利用可能となったこの機能はオープンソースプロジェクト「Data Transfer Project」の取り組みの一環となっています。