速報ニュースアプリ「NewsDigest」で全国と都道府県ごとの「K値」をリアルタイム表示する機能の提供を開始しました。「K値」は、警戒される第二波の兆候をいち早く掴むために活用される指標で、アプリで第二波の兆候をリアルタイムで把握することが可能です。
報道分野に特化したテックベンチャー企業株式会社JX通信社は、運営している速報ニュースアプリ「NewsDigest」で全国と都道府県ごとの「K値(週あたりの感染者増加率)」を表示する機能の提供を開始しました。
速報ニュースアプリ「NewsDigest」とは、「Google Playベストアプリ2019 生活お役立ち部門賞」を受賞したアプリです。ニュース速報や地震、災害速報だけでなく、鉄道情報など生活に必要な情報を最速で届けるライフライン型ニュースアプリです。
今回提供する「K値」表示機能は、警戒されている新型コロナウイルス感染の第二波の兆候を掴むために有効な指標として、行政での感染状況把握にも活用されています。
「K値(週あたりの感染者増加率)」とは、大阪大学の中野貴志教授と九州大学の池田陽一准教授が提唱している新型コロナウイルスの感染状況を把握するための指標です。
「K値」の算出方法は、直近1週間の新規の感染者数を累計の感染者数で割ることで求められます。
この「K値」を指標として用いることで、日々の感染者数の大きな増減の影響を受けず感染傾向の変化を把握できるため、新型コロナウイルスの感染の収束や感染拡大の状況をいち早く掴むのに有効とされています。
この「K値」は、5月14日の政府の新型コロナウイルス専門家会議でも示され参考値として活用され、また神奈川県でも警戒アラートの基準となる指標として参考にされています。
滋賀県においては、新型コロナウイルスの感染状況のステージ判断の参考指標として活用していて、この「K値」が0.05以上を示す場合「警戒ステージ」に相当するものとしています。このように「K値」は多くの場面で有効活用されています。
株式会社JX通信社が提供する速報ニュースアプリ「NewsDigest」では、国内外の地震速報、災害速報、大雨洪水警報や竜巻情報など気象警戒情報、そして鉄道トラブルなどの情報を最速で届けてくれます。
またX通信社では、2020年2月から新型コロナウイルス感染関連の統計を独自にとりまとめていて、「NewsDigest」だけでなく、LINEやSmartNewsなど大手プラットフォーム事業者にも提供しています。
統計計算の根拠となる全都道府県のデータを全て保有しているためリアルタイムに数値を更新することが可能だとし、今回「NewsDigest」アプリの画面右下に設置した「新型コロナ」特設タブ内に、最新の「K値」を表示する機能を設置しています。
最新の「K値」を表示する機能を利用するためにはまず、「NewsDigest」アプリをダウンロードしましょう。iOS版、Android版と両方に対応していますので、以下のリンクからダウンロードを行ってください。
ダウンロード後、画面右下の「新型コロナ」特設タブから利用することができ、ユーザーは自分の居住する都道府県を設定して毎日感染状況を確認することができます。これを参考に感染予防にも役立てることができるでしょう。