Twitterにおいて、ユーザーの名前がメアドに変わってしまって戸惑っているという方もいるかと思います。そんな中で不安なのは個人情報の流出に関してかと思います。Twitterで名前がメアドに変わってしまった場合の対処法などを含め説明していきます。
Twitterの名前がメアドに変わる不具合が発生することが2020年3月末頃から見かけられますが、その不具合の被害にあってしまった場合、Twitterに登録してある個人情報などは大丈夫なのでしょうか。
実を言えば、Twitterに登録してあるメアドが公開されているような状況となっている以上、そのメアドに関しては個人情報が表示されているということにほかなりません。
そのため、迷惑行為の被害に遭うリスクは当然ありますので、必ずしも大丈夫とは言えません。
Twitterに登録してあるメアドが表示されている場合、悪意を持った人や、自身の利益のことしか考えない人などからメールが来る可能性があります。
不快感を覚える内容、脅迫まがいの内容など、場合によっては悪質なものが送られてくることもあるので、精神的に大丈夫ではない状況になることも考えられます。
また、スパム業者がTwitterの名前を閲覧していた場合、閲覧時に分かったメアド宛にスパムメールが送られてくる場合もあります。
詐欺内容のメールであったり、添付されたファイルを開くとウイルスやマルウェアに感染するものであったりと、及ぶ影響の度合いは異なりますが、迷惑メールであることに変わりありません。
仮にウイルスなどがついたメールを開いてしまった場合、PCやスマホを勝手に操作されたり、個人情報が抜き取られたりと被害の幅は大きく、これが一番大丈夫ではない事例と言えるでしょう。
また、Twitterで利用しているパスワードを簡単なものにしていたり、他のサイトと同じものを使いまわしているような場合、不正ログインの被害に遭う可能性もあります。
これはパスワードリストによる様々なサイトへのログインを行われる事となり、最悪Twitter以外のアカウントの乗っ取りや個人情報の抜き取りなど、大丈夫ではなく全く嬉しくない事が起きる可能性があります。
不正ログインの被害に遭う可能性があるとはいえ、メアドが公開されただけで乗っ取られるという可能性はパスワードが公開された場合と異なり低いのが事実です。
そのため、アドレスが公開されたからTwitterが乗っ取られる、ということにイコールでつながらないという点は大丈夫と言えます。
その理由の一つとして、TwitterはIDとメアドの両方でログインが可能だからです。
TwitterアカウントのIDは常に表示されている状態となっているため、メアドが公開されてもTwitterアカウントの乗っ取りのリスクは変わらないので、その点は大丈夫といえます。
Twitterに登録してあるメアドが公開されたことで不安を覚えたという方は、パスワードの設定を変更しておくと良いでしょう。
特に簡易なパスワードを設定している場合や、同じパスワードを使いまわしているという人で、Twitterに登録してあるメアドと同じものを利用しているサイトがあるという人は、大丈夫ではない可能性もありえます。
Twitterと同様のメアド・パスワードを設定しているサイトのパスワードに関して、すべて異なる内容のパスワードに変更しておくのが望ましいです。
Twitterに不正ログインされる可能性は皆無ではないもののメアド公開などによって不正ログインがされているというような場合は、警察やTwitterに報告してください。不正ログインされたけれど大丈夫だろう、では済まされない可能性があります。
不正ログインは不正アクセス禁止法によって禁止されているれっきとした違法行為です。Twitterや警察へ問い合わせて対応してもらいましょう。
さて、Twitterの名前がメアドに変わる不具合についてですが、ここからはその原因について触れていきます。
と言っても、実のところTwitterの名前がメアドに変わる原因の詳細については現在不明なままとなっています。変わる原因として予測されているものとしては次の2つとなります。
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