【Twitter】名前がメアドに変わる?個人情報は大丈夫か解説!
Twitterにおいて、ユーザーの名前がメアドに変わってしまって戸惑っているという方もいるかと思います。そんな中で不安なのは個人情報の流出に関してかと思います。Twitterで名前がメアドに変わってしまった場合の対処法などを含め説明していきます。
目次
- 1【Twitter】名前がメアドに変わった時の個人情報は大丈夫か?
- ・迷惑行為の被害に遭うリスク
- ・アドレスの公開だけでは乗っ取られる可能性は低い
- 2【Twitter】名前がメアドに変わる原因
- ・詳細は不明
- 3【Twitter】名前がメアドに変わった時の戻し方
- ・「Chrome」以外のPCブラウザで編集する方法
- ・スマホアプリでの名前の戻し方
- ・名前の変更ができない場合は運営に問い合わせる
- 4【Twitter】名前がメアドに変わる不具合が発生している時の対処法
- ・プロフィール/パスワードの編集はしない
- ・自分のアカウントを確認
- 5【Twitter】メアド関連の不具合によるリスクを減らす方法
- ・サブのメールアドレスを用意する
- ・2段階認証を設定する
- ・パスワードを複雑なものに変更する
- ・最後に
- ・合わせて読みたい!Twitterに関する記事一覧
【Twitter】名前がメアドに変わった時の個人情報は大丈夫か?
Twitterの名前がメアドに変わる不具合が発生することが2020年3月末頃から見かけられますが、その不具合の被害にあってしまった場合、Twitterに登録してある個人情報などは大丈夫なのでしょうか。
迷惑行為の被害に遭うリスク
実を言えば、Twitterに登録してあるメアドが公開されているような状況となっている以上、そのメアドに関しては個人情報が表示されているということにほかなりません。
そのため、迷惑行為の被害に遭うリスクは当然ありますので、必ずしも大丈夫とは言えません。
知らない人からメールがくる
Twitterに登録してあるメアドが表示されている場合、悪意を持った人や、自身の利益のことしか考えない人などからメールが来る可能性があります。
不快感を覚える内容、脅迫まがいの内容など、場合によっては悪質なものが送られてくることもあるので、精神的に大丈夫ではない状況になることも考えられます。
スパムメールが増える
また、スパム業者がTwitterの名前を閲覧していた場合、閲覧時に分かったメアド宛にスパムメールが送られてくる場合もあります。
詐欺内容のメールであったり、添付されたファイルを開くとウイルスやマルウェアに感染するものであったりと、及ぶ影響の度合いは異なりますが、迷惑メールであることに変わりありません。
仮にウイルスなどがついたメールを開いてしまった場合、PCやスマホを勝手に操作されたり、個人情報が抜き取られたりと被害の幅は大きく、これが一番大丈夫ではない事例と言えるでしょう。
アカウントの乗っ取り/他サービスへの不正ログイン
また、Twitterで利用しているパスワードを簡単なものにしていたり、他のサイトと同じものを使いまわしているような場合、不正ログインの被害に遭う可能性もあります。
これはパスワードリストによる様々なサイトへのログインを行われる事となり、最悪Twitter以外のアカウントの乗っ取りや個人情報の抜き取りなど、大丈夫ではなく全く嬉しくない事が起きる可能性があります。
アドレスの公開だけでは乗っ取られる可能性は低い
不正ログインの被害に遭う可能性があるとはいえ、メアドが公開されただけで乗っ取られるという可能性はパスワードが公開された場合と異なり低いのが事実です。
そのため、アドレスが公開されたからTwitterが乗っ取られる、ということにイコールでつながらないという点は大丈夫と言えます。
「Twitter」はID/メアドの両方でログイン可能
その理由の一つとして、TwitterはIDとメアドの両方でログインが可能だからです。
TwitterアカウントのIDは常に表示されている状態となっているため、メアドが公開されてもTwitterアカウントの乗っ取りのリスクは変わらないので、その点は大丈夫といえます。
不安な時はパスワードを変更
Twitterに登録してあるメアドが公開されたことで不安を覚えたという方は、パスワードの設定を変更しておくと良いでしょう。
特に簡易なパスワードを設定している場合や、同じパスワードを使いまわしているという人で、Twitterに登録してあるメアドと同じものを利用しているサイトがあるという人は、大丈夫ではない可能性もありえます。
Twitterと同様のメアド・パスワードを設定しているサイトのパスワードに関して、すべて異なる内容のパスワードに変更しておくのが望ましいです。
不正アクセスがあった場合は警察/Twitterに報告
Twitterに不正ログインされる可能性は皆無ではないもののメアド公開などによって不正ログインがされているというような場合は、警察やTwitterに報告してください。不正ログインされたけれど大丈夫だろう、では済まされない可能性があります。
不正ログインは不正アクセス禁止法によって禁止されているれっきとした違法行為です。Twitterや警察へ問い合わせて対応してもらいましょう。
【Twitter】名前がメアドに変わる原因
さて、Twitterの名前がメアドに変わる不具合についてですが、ここからはその原因について触れていきます。
詳細は不明
と言っても、実のところTwitterの名前がメアドに変わる原因の詳細については現在不明なままとなっています。変わる原因として予測されているものとしては次の2つとなります。
「Chrome」の不具合
1つ目はブラウザであるGoogle Chromeの不具合です。Google Chromeには自動入力という機能がありますが、アカウント名の入力中、自動入力機能が働いて入力欄にメールアドレスが自動入力されるケースがあったようで、それが原因という説が出ています。
自動入力されたことに気づかず、必要な箇所を変更して、自動入力されている部分の削除をせずそのまま保存するユーザーも多く、名前がメアドに変わるという自体になった人が続出したようです。
「Twitter」の不具合
Google Chromeを利用していない人に同様の不具合が出ていたのかどうかは分からないものの、名前がメアドに変わる人が多く見かけられたことから、Twitterの不具合という説ももちろん存在しています。
こちらは詳細は不明であるものの、何らかの不具合でそうなる、ということは十分に考えられます。
【Twitter】名前がメアドに変わった時の戻し方
さて、もしTwitterの名前がメアドに変わる被害にあってしまった場合、どのような対処法を取ればいいのか、戻し方についてを紹介していきます。
「Chrome」以外のPCブラウザで編集する方法
Google Chromeの自動入力の不具合が原因という説がある以上、PCからTwitterの名前にあるメアドを削除して変更する場合は、原因として考えられるGoogle Chrome以外のブラウザを利用した戻し方を対処法とすることとなります。
対処法としてはGoogle Chrome以外のブラウザである、FirefoxやMicrosoft Edge、Safariなどを利用することです。Firefoxはインストールすることで利用可能ですし、EdgeやSafariはOSによりますがデフォルトで入っているものです。
任意のブラウザを起動
Google Chrome以外を利用する対処法を取ることで、名前がメアドに変わる不具合を防ぐことができる可能性がありますので、先程紹介したブラウザのうち任意のものを起動してください。今回はFirefoxを利用します。
「Twitter」を開きログイン
次に、Twitterを開いてログインを行います。下記リンク先からTwitterを開いてください。
すでにログインしている人はTwitterのタイムラインの画面が表示されます。
ログインしていない人は、Twitterのログイン画面が表示されますので、ログインを行いましょう。メアドもしくはTwitterIDを入力します。
Twitterのアカウントに対応するパスワードを入力しましょう。
「ログイン」をクリックします。
「プロフィール」を選択
左側のメニューの中に「プロフィール」があります。ここをクリックしてください。
「プロフィールを編集」を選択
プロフィール欄に移ったら、「プロフィールを編集」をクリックしてください。
メアド部分を削除
Twitterの名前がメアドになっている場合、メアド部分を削除しましょう。(上記画像ではメアドになっているわけではありませんが、「名前」部分を変えるというという内容は変わりません)
任意の名前を入力
削除した部分に、Twitterの名前を改めて別のものに変更しましょう。任意の名前を入力します。
「保存」をクリック
右上にある「保存」ボタンをクリックしてください。
プロフィール画面の「名前」欄が変更したものに変わっていることが確認できれば完了となります。PCの場合の対処法(戻し方)は以上となります。
スマホアプリでの名前の戻し方
PCではなくスマホから利用している場合も、対処法(戻し方)はちゃんとあります。
スマホの場合、特にAndroid端末で利用している場合、Google Chromeが標準ブラウザであるため、そうそうないとは思いますがブラウザを介して利用した場合に原因説の1つであるGoogle Chromeの不具合の影響を受けることもあります。
また、Androidスマホの場合、Twitterアプリを利用していても自動入力が起きてしまう可能性がありますので、その部分に気をつけるという対処法を取った上での戻し方になります。
画面左上のアイコンをタップ
まずはTwitterの公式アプリを開きましょう。
画面左上にあるアイコンをタップしてください。
「プロフィール」を選択
メニューが開きますので、「プロフィール」をタップします。
「プロフィールを編集」を選択
プロフィール画面が開きます。「プロフィールを編集」をタップしましょう。
メアド部分を削除
Twitterの名前がメアドになっている場合、メアド部分を削除しましょう。(上記画像ではメアドになっているわけではありませんが、「名前」部分を変えるというという内容は変わりません)
任意の名前を入力
削除した部分に、Twitterの名前を改めて別のものに変更しましょう。任意の名前を入力します。
自動入力されていないか確認
名前の変更が完了したら、他の情報を含め、自動入力されていないかを確認しましょう。もし自動入力されている部分があれば削除し、内容の変更を行ってください。
「保存」をタップ
確認も含めて完了したら「保存」ボタンをタップしてください。
プロフィール画面で、変更内容が反映されているかどうか確認してください。スマホアプリでの対処法(戻し方)は以上となります。
名前の変更ができない場合は運営に問い合わせる
さて、上記の戻し方で対応したにも関わらず名前の変更ができずそのままという場合は、アカウント作成直後であったりインターネットの状態が悪いなどの理由もありますが、それ以外にTwitter上で不具合が起きている可能性もあります。
不具合が発生している場合は自分だけでの戻し方は無いに等しいため、Twitterのヘルプセンターの「お問い合わせ」から問い合わせを行ってください。
原因がTwitter側にある可能性がある以上、その原因を取り除くために動いて貰う必要があるため、不具合を認識してもらうためにも問い合わせることをおすすめします。
【Twitter】名前がメアドに変わる不具合が発生している時の対処法
その他、Twitterの名前が変わる不具合が発生している場合の対処法としては、主に自衛する・確認すると言った方法をとることとなります。
プロフィール/パスワードの編集はしない
戻し方があるとはいえ、不具合が起きているときにその不具合の対象に触れるというのは存外危ないものです。
メアドに変わる不具合に遭ってしまった場合は削除・変更の必要がありますが、自分のアカウントに問題がないという人の場合、原因や状況が分からない不具合が起きている状況での編集は避けるようにしましょう。
自分のアカウントを確認
また、不具合発生中は、いつ何時自分のアカウントがその不具合の対象となってしまうか分かりません。不具合が発生している間は自分のTwitterアカウント名がメアドになっていないか、こまめに確認しておきましょう。
仮にメアドになってしまっていた場合は、削除・変更という前述の方法で編集を行ってください。
複数のアカウントを所持している場合、あまり利用しないアカウントもあるかと思いますので、そちらの確認も忘れないようにしてください。
【Twitter】メアド関連の不具合によるリスクを減らす方法
Twitterの名前がメアドになる他にもメアド関連の不具合が起きる可能性はあります。その場合、不具合によって発生するリスクを減らすための方法としてはどのようなものがあるのかを確認して行きましょう。
サブのメールアドレスを用意する
個人情報が流出する場合のある不具合ですので、メアドの内容によっては自分が想定していた以上のものを被る可能性があります。
最近はオンラインバンキングなども主流となってきているため、メアドからそういった重要な個人情報が利用される可能性も十分にあるため、銀行やECサイトなどに登録しているメアドとは別のサブメアドを準備しておきましょう。
Twitterに登録してあるメアドが流出した際に、そのメアドからそれ以上の個人情報が盗み取られるという状況を防ぐ方法にもなります。
2段階認証を設定する
Twitterにログインする際に、パスワードの他に認証番号を入力するなどの2段階認証を利用するのも個人情報を保護する方法の一つになります。
Twitterにも2段階認証がありますのでそれに登録しておくとアカウント乗っ取りに対して有効です。
また、Twitterに登録しているものと同じアドレスで登録しているサービスに2段階認証の機能があるのであれば、不正ログインを防ぐ方法にもなりますので、設定しておくことをおすすめします。
パスワードを複雑なものに変更する
何らかの不正アクセスで別のサイトのID(メアド)とパスワードが盗み取られた場合、そのパスワードリストを利用して他の様々なサイトへログインし、個人情報を抜き取ろうと言う犯罪を行う人がいます。
そのため、他のサイトと同様のパスワードを利用しているのはかなり危険です。各サービスごとに異なるパスワードをしっかり設定しておくことが不正アクセスを防ぐ一つの方法になります。
パスワードが複雑なものであればよりセキュリティ的には強固となり、万が一アドレスが広まってしまった場合でも、不正アクセスを防止しやすくなります。
もしパスワードを考えるのが面倒と考える人は、複雑なパスワードを生成してくれるサイトがありますので、そういったサイトで作るなどの方法を取りましょう。
最後に
Twitterのメアドが名前になってしまう不具合の対処方法はご理解いただけたでしょうか?
メアドが名前になって焦った人もいるかと思いますが、アカウント乗っ取りの観点からは影響としては低めです。しかしそのままにしておくのもあまり良くありませんので、こまめに確認して名前がメアドになっている場合はすぐに対応しておきましょう。