レジ袋の有料化が開始となりましたがスマートフォンにて「レジ袋ください。」と意思を表示するWebアプリが公開され話題となっています。スマートフォンにて「レジ袋ください。」と意思を表示することができるWebアプリリリースの概要についてご紹介します。
愛知県名古屋市に本社を置く有限会社テクノスタイルが、スマートフォンにて「レジ袋ください。」と意思を表示するWebアプリを公開し話題となっています。
スマートフォンにて「レジ袋ください。」と意思を表示するWebアプリの開発については、7月に開始されたレジ袋の有料化を受けユーザーの利便性向上を図るために開発されました。
初めにスマートフォンにて「レジ袋ください。」と意思を表示するWebアプリの開発の背景について確認していきましょう。
今年7月1日より経済産業省により全国でプラスチック製買物袋〈レジ袋〉の有料化での提供が開始されました。
経済産業省が開始した全国のプラスチック製買物袋〈レジ袋〉の有料化は、ユーザーが日常生活で何気に受け取っているレジ袋を有料化することにより真にプラスチック製買物袋〈レジ袋〉が必要なのかどうかを見直すきっかけとなればと開始されました。
プラスチック製買物袋〈レジ袋〉はプラスチックを原材料として作成されており、成形のしやすさや軽さ、丈夫さの観点から製品の軽量化を実現することができ、ユーザーの生活に非常に大きな役割を果たしています。
その反面、海洋プラスチックごみ問題は世界中で課題となっており「地球温暖化」の原因にもつながっていることから、プラスチックの過剰使用を削減し日常生活に活用していく必要があります。
プラスチック製買物袋〈レジ袋〉の有料化の対象となる事業については、プラスチック製買物袋〈レジ袋〉を利用する小売業を行っている全ての事業者が対象となります。
なお、製造業やサービス業事業者でもプラスチック製買物袋〈レジ袋〉を利用した小売業を行っている場合は有料化する必要があります。プラスチック製買物袋〈レジ袋〉の有料化の対象となる事業者については主に次の事業となっています。
次に、サービス提供が開始された意思表示Webアプリ「レジ袋ください。」の概要についてご紹介していきましょう。
意思表示Webアプリ「レジ袋ください。」の概要としては、スマートフォンの画面にて「レジ袋ください。」等の意思を表示することで、お店の人に「レジ袋ください。」と伝えることができる無料アプリです。
意思表示Webアプリ「レジ袋ください。」を活用することで、健常な方だけでなく、聴覚や発声に障害がある方やコミュニケーションをとることが得意でない方もスマートフォンの画面を見せるだけで「レジ袋ください。」と伝えることができます。
意思表示Webアプリ「レジ袋ください。」では、自由にメッセージを作成し表示することが可能となっています。
表示するメッセージについては、「レジ袋ください。」・「レジ袋不要です。」・「ポイントカードありません」のメッセージをはじめとして「PayPayで支払ます。」などの決済方法を表示することもできます。
「意思表示Webアプリ「レジ袋ください。」では、「レジ袋不要です。」・「ポイントカードありません」のメッセージを組み合わせたり設定することで、複数の画面を作成したり保存することも可能となっています。
なお、「意思表示Webアプリ「レジ袋ください。」にて作成した画面は、スマートフォンのホーム画面にショートカットを作成すれば、買い物の際にスムーズに画面を表示することができるようになります。
最後に「意思表示Webアプリ「レジ袋ください。」を利用する際の注意点について確認しておきましょう。
「意思表示Webアプリ「レジ袋ください。」にて作成した意思表示画面は、利用しているブラウザのローカルストレージに保存されるため、作成したデータを他のスマートフォンに移すことができない仕様となっていますので気を付けましょう。
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