メッセンジャーアプリにてTouch IDやFace IDなどの生体認証を使用し「App Lock〈アプリロック〉」機能が利用可能となりました。Face ID/Touch IDでロックが可能となるFacebookのメッセンジャーアプリについてご紹介します。
Facebookがサービス提供を行っているメッセンジャーアプリ「Messenger」にて「Touch ID」や「Face ID」などの生体認証機能を利用して「App Lock〈アプリロック〉」機能が利用可能となったことが発表されています。
今度はメッセンジャーアプリ「Messenger」にて「Touch ID 」や「Face ID」などの生体認証を活用して、本人以外のメッセージ閲覧を防止することができます。
Facebookのメッセンジャーアプリ「Messenger」に搭載されている「App Lock〈アプリロック〉」機能についてご紹介しておきましょう。
Facebookの「Messenger」にて対応可能となる「App Lock〈アプリロック〉」機能は、指紋で認証する「Touch ID」や顔認証を行う「Face ID」などの生体認証機能を利用して対応を行う機能となっています。
「App Lock〈アプリロック〉」機能では、「Touch ID」や「Face ID」などの生体認証機能を設定した端末のプライバシー設定により「Messenger」アプリのロックを解除する仕組みです。
なお「Touch ID」や「Face ID」などの生体認証IDについては、Facebookに送信が行われないためFacebook上に保存されることもなく安心です。
Facebookは公式ニュースルームに「App Lock〈アプリロック〉」機能について、設定が無効の場合と有効設定になっている場合の画面を表示しユーザーに説明しています。
Facebookの説明によると、表示されている画面の左側部分は「App Lock〈アプリロック〉」機能が無効となっており、メッセージの閲覧が可能となっている状態が表示されています。
また、画面右側では「App Lock〈アプリロック〉」機能が有効となっており端末にて本人認証を行う必要があります。
「Messenger」にて「Touch ID」や「Face ID」などの生体認証機能を利用して「App Lock〈アプリロック〉」機能が利用可能となるこの機能は、MessengerアプリのiOS・iPadOS版アプリにて先行リリースとなっています。
今後、「Touch ID」や「Face ID」などの生体認証機能を利用した「App Lock〈アプリロック〉」機能Android版Messengerアプリについても数カ月以内に対応可能となる予定とのことです。
Messengerアプリで「Touch ID」や「Face ID」などの生体認証機能を利用して「App Lock〈アプリロック〉」機能を利用するメリットについて確認していきましょう。
「App Lock〈アプリロック〉」機能を利用することにより、iPhoneやiPadにて「Touch ID」もしくは「Face ID」の生体認証を使って、端末を所有している本人以外によるメッセージの閲覧を制限することができるようになります。
これにより、自分のスマホを他のユーザーに使わせる際にプライベートな内容のメッセージを見られることが予防できます。
Messengerアプリにて「App Lock〈アプリロック〉」機能の設定を行うには新たに項目が追加された「プライバシー設定」にアクセスして行います。
Messengerアプリにて「App Lock〈アプリロック〉」機能の設定を行う手順としては次の通りとなっています。
① | Messengerアプリで「Face ID」または「Touch ID」をオンにする |
② | Messengerアプリを起動する |
③ | 画面左上のアイコンをタップする |
④ | 「プライバシー」をタップする |
⑤ | 「App Lock」をタップする |
⑥ | 「Face IDを使用する」をオンにする |
⑦ | Face IDを使用する頻度を設定して完了 |
また、Face ID(またはTouch ID)を使用する頻度の設定については、次の4種類の中から設定することが可能となっています。
Face ID(またはTouch ID)を使用する頻度については、「Messengerを閉じた後」に設定すると安全性が重視されますが、ユーザーの利用環境に応じて選択することができます。
FacebookはMessengerアプリにて、「Touch ID」や「Face ID」などの生体認証機能を利用して「App Lock〈アプリロック〉」機能の導入と同時に新たなセキュリティ機能を追加することも発表しています。
FacebookがMessengerにて追加する新たなセキュリティ機能としては、直接メッセージを送信することや電話をかけることができるユーザーの制限を行う機能となります。
その他にも知らない人から送信されてきたメッセージについて、InstagramやWhatsAppに似たぼかし機能の導入についても検討しているとみられています。
Facebookはセキュリティやプライバシーの保護に関して重点的に取り組みを進めており今後もセキュリティ機能が向上していくとみられています。
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