Amazonで買い物をすることも多い分、不正アクセス等がないかをログイン履歴の確認をしたいときも当然あります。Amazonではどのようにしてログイン履歴の確認を行なうのか、不正アクセスが疑われるのはどのような時なのかも含めてこの記事で紹介していきます。
Amazonは、多くの人が利用しているオンラインショッピングサイトです。日本全国でも利用者が多いのですが、近年やはりインターネット環境が整っていることも遭って不正ログイン/不正アクセスの被害もあります。
特にAmazonのログイン設定で2段階認証を設定していない場合、不正アクセスされているケースが多く、購入した記憶がないのに購入されている、ということも多いです。
そもそもAmazonのログイン履歴は、どのようなタイミングで確認したほうが良いのか、というのは分かりづらいと思います。基本的に、ログイン履歴の確認が必要なのはAmazonでの不正アクセスの兆候が見られるときです
不正アクセスの兆候、というだけだと非常に分かりづらい人も多いでしょうが、大まかに言えば次の内容がそれに当たります。
なお、Googleなどを含めログインした際にはアラートが通知されるようになっていますが、皆さんAmazon側からログイン通知を受けた記憶はありますか? ない、という人が大多数でしょう。
実は、Amazonからはログイン履歴の確認もできず、それに加えてログイン通知アラートもありません。Amazonからログインアラートが来たことがあるという人もいるでしょうが、それはAmazonを騙る偽物だと認識しておいてください。
前述したとおり、Amazonではログイン履歴を確認することはできません。実際、アカウントの情報を確認する画面においても、ログイン履歴を確認する場所は見当たらないのです。
「ログインとセキュリティ」の画面でも、確認できる情報は名前(ニックネーム)、メールアドレス、電話番号、パスワード、2段階認証の設定のみです。ログイン情報を確認する部分は全く見当たりませんので、確認するすべはないのです。
不正利用を確認するのには基本的にログイン履歴が手っ取り早いのですが、Amazonの場合はそれができないため何らかの方法を利用する必要があります。
なお、嬉しくないことにログイン通知アラートもありません。ログイン通知アラートとはログインが試みられた、という内容のものです。Googleアカウントなどだとそのログインが本人のものかどうかアクティビティの確認が行われますよね。
ログイン通知アラートがあればログイン履歴がなくても身に覚えのないログインかどうかを確認できるのですが、Amazonの場合はそれもありません。
ログイン履歴もない、ログイン通知アラートもない、という状態ですので、Amazonにおいて不正ログインがあったかどうかを直接的に確認する方法がありません。
さて、ログイン履歴やログイン通知アラートがないのであれば、一体どういうふうにAmazonへ不正アクセスがあったかどうかを確認すれば良いのか。結論は前述していますので、それぞれの確認方法についての説明をしていきます。
まずはAmazonで閲覧した商品の表示履歴です。Amazonでは、検索した商品の履歴を確認することができます。
基本的に自身が興味のあるもので埋まっているはずですが、不正アクセスの疑いがある場合、その閲覧した商品の表示履歴に見に覚えのないものがあることが多いです。
Googleなどの検索エンジンを利用してなんとなく調べて開いたAmazonのページもこの閲覧履歴に表示されますが、大体自分が何を調べたかというのは覚えている人も多いと思いますので、まずはこちらを確認してみましょう。
PCの場合、Amazonの公式サイトを開き、画面の少し下側に「最近チェックした商品」があります。
スマホ版Amazonアプリの場合は結構スクロールした場所に「最近閲覧した商品」があります。
「表示履歴を表示」(スマホは「履歴を表示」)から閲覧した商品の履歴が確認できます。
閲覧した商品一覧が表示されます。閲覧した覚えのない商品がある場合、不正アクセスの可能性を少し考えておくと良いでしょう。なお、見た覚えのない商品があまりにも多い場合は不正アクセスの可能性が高いことが多いです。
Amazonの注文履歴の画面もチェックしておきましょう。PCの場合は「注文履歴」をクリックします。
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