2020年11月11日更新
【Amazon】ログイン履歴の確認方法!不正アクセスを調べよう!
Amazonで買い物をすることも多い分、不正アクセス等がないかをログイン履歴の確認をしたいときも当然あります。Amazonではどのようにしてログイン履歴の確認を行なうのか、不正アクセスが疑われるのはどのような時なのかも含めてこの記事で紹介していきます。
【Amazon】ログイン履歴の確認方法
Amazonは、多くの人が利用しているオンラインショッピングサイトです。日本全国でも利用者が多いのですが、近年やはりインターネット環境が整っていることも遭って不正ログイン/不正アクセスの被害もあります。
特にAmazonのログイン設定で2段階認証を設定していない場合、不正アクセスされているケースが多く、購入した記憶がないのに購入されている、ということも多いです。
ログイン履歴の確認をしたほうが良いのはどんな時?
そもそもAmazonのログイン履歴は、どのようなタイミングで確認したほうが良いのか、というのは分かりづらいと思います。基本的に、ログイン履歴の確認が必要なのはAmazonでの不正アクセスの兆候が見られるときです
Amazonに不正アクセスの兆候が見られるとき
不正アクセスの兆候、というだけだと非常に分かりづらい人も多いでしょうが、大まかに言えば次の内容がそれに当たります。
- 身に覚えのない購入履歴があった
- 身に覚えのない閲覧履歴があった
- 購入した覚えのないものがAmazonから届いた
- 注文した記憶がないのに購入通知メールが届いた
いずれも、「身に覚えがない」にもかかわらず何かしらの動きがあった場合ということが分かるものばかりです。不正アクセスに気づいた人も、基本的には上記の内容であることが多いです。
不正利用には必ず「身に覚えのない」が枕詞として付きます。不正利用かどうかの判断のやり方についての詳細は後述していますので、そちらで確認してください。
ログイン履歴の確認方法
なお、Googleなどを含めログインした際にはアラートが通知されるようになっていますが、皆さんAmazon側からログイン通知を受けた記憶はありますか? ない、という人が大多数でしょう。
実は、Amazonからはログイン履歴の確認もできず、それに加えてログイン通知アラートもありません。Amazonからログインアラートが来たことがあるという人もいるでしょうが、それはAmazonを騙る偽物だと認識しておいてください。
ログイン履歴は確認できない
前述したとおり、Amazonではログイン履歴を確認することはできません。実際、アカウントの情報を確認する画面においても、ログイン履歴を確認する場所は見当たらないのです。
「ログインとセキュリティ」の画面でも、確認できる情報は名前(ニックネーム)、メールアドレス、電話番号、パスワード、2段階認証の設定のみです。ログイン情報を確認する部分は全く見当たりませんので、確認するすべはないのです。
不正利用を確認するのには基本的にログイン履歴が手っ取り早いのですが、Amazonの場合はそれができないため何らかの方法を利用する必要があります。
ログイン通知アラートもない
なお、嬉しくないことにログイン通知アラートもありません。ログイン通知アラートとはログインが試みられた、という内容のものです。Googleアカウントなどだとそのログインが本人のものかどうかアクティビティの確認が行われますよね。
ログイン通知アラートがあればログイン履歴がなくても身に覚えのないログインかどうかを確認できるのですが、Amazonの場合はそれもありません。
ログイン履歴もない、ログイン通知アラートもない、という状態ですので、Amazonにおいて不正ログインがあったかどうかを直接的に確認する方法がありません。
ログイン履歴の代わりに不正アクセスの可能性を調べる方法
さて、ログイン履歴やログイン通知アラートがないのであれば、一体どういうふうにAmazonへ不正アクセスがあったかどうかを確認すれば良いのか。結論は前述していますので、それぞれの確認方法についての説明をしていきます。
閲覧した商品の表示履歴をチェック
まずはAmazonで閲覧した商品の表示履歴です。Amazonでは、検索した商品の履歴を確認することができます。
基本的に自身が興味のあるもので埋まっているはずですが、不正アクセスの疑いがある場合、その閲覧した商品の表示履歴に見に覚えのないものがあることが多いです。
Googleなどの検索エンジンを利用してなんとなく調べて開いたAmazonのページもこの閲覧履歴に表示されますが、大体自分が何を調べたかというのは覚えている人も多いと思いますので、まずはこちらを確認してみましょう。
PCの場合、Amazonの公式サイトを開き、画面の少し下側に「最近チェックした商品」があります。
スマホ版Amazonアプリの場合は結構スクロールした場所に「最近閲覧した商品」があります。
「表示履歴を表示」(スマホは「履歴を表示」)から閲覧した商品の履歴が確認できます。
閲覧した商品一覧が表示されます。閲覧した覚えのない商品がある場合、不正アクセスの可能性を少し考えておくと良いでしょう。なお、見た覚えのない商品があまりにも多い場合は不正アクセスの可能性が高いことが多いです。
注文履歴をチェック
Amazonの注文履歴の画面もチェックしておきましょう。PCの場合は「注文履歴」をクリックします。
スマホの場合は左側のメニューボタン(三)から「注文履歴」をタップします。
注文履歴一覧が表示されます。この中に身に覚えのない注文が表示されていないか確認しましょう。
なお、この注文履歴一覧は注文をおこなった日付(予約したものは予約した日付)順で表示されます。確認する際はこの点にも注意すると分かりやすいです。
期間は「過去3ヶ月」となっている部分から変更することが可能です。過去のものを調べたい場合はここを変更して注文履歴の検索をおこなってください。
なお、最近の不正アクセス+不正注文は、この注文履歴をわざわざ表示させないようにするという巧妙な手段を取ることがあります。注文履歴の中で不要なものを削除することができるのを逆手に取った悪質な手法です。
Amazonの注文履歴に身に覚えがないものは無いから大丈夫、と思っていても、実際は不正アクセスされていて注文されていた、というケースも少なくないのです。
そのため、次に紹介する注文確認のAmazonからのメール通知もちゃんと確認しておく必要があります。
注文確認メールがきていないか定期的にチェック
Amazonで商品の注文をおこなった際、購入通知のメールが届きます。この注文確認メールで不正アクセスに気づいた、という人も多いです。注文確認メールが来ていないかを定期的にチェックすることで、不正アクセスがないかどうかを確認することができます。
なお、注文確認メールが届いていなくてもAmazon側から確認する方法もあります。それが「メッセージセンター」です。
メッセージセンターは「アカウント&リスト」から確認します。
スマホの場合はメニューを開いて「アカウントサービス」を開きましょう。
下の方にスクロールすると「メッセージセンター」がありますので、その部分を選択してください。
メッセージセンターが開きます。発送通知も含めて表示されていますので、注文確認メールのみの確認はできないものの、「Amazonでのご注文 注文番号 (○点)」のものが注文確認メールに当たりますので、それを中心に確認してください。
最後に
Amazonではなくとも不正アクセスは怖いものです。ショッピングを行なうサイトは不正利用などもあって余計に不安はつきものです。
注文確認メールは頻繁に確認するようにして、もし不正利用がある場合はAmazonのカスタマーセンターへ連絡してください。不正なものだと分かればAmazon側から返金などの対応をしてくれます。
なお、最近はその不安を利用し、「不正な利用と思われる内容があったため注文をキャンセルした」というような内容や「不正なログインがあった」などAmazonを騙ったメールが送信されてくることもあります。
そういったメールは偽のリンク先へアクセスさせ、ログイン情報を抜き取ろうとする悪質なものがほとんどです。
Amazon公式のものかどうか分からない場合を含め、基本的にメールの中にあるリンクは押さず、Amazonの方へ直接アクセスしてログインし、確認するようにしてください。