「.mht」という拡張子のファイルがあります。普通に開こうとしても開けないため困っている人も多いでしょう。この「.mht」というファイルがどのようなものなのか、「.mht」ファイルを開く方法・編集方法も含めてこの記事で紹介していきます。
「.mht」ファイルと言うファイルに見覚えのある人、ない人とそれぞれいると思いますが、ファイルを開こうと思った時、何を利用すればいいか困っている人も多いと思います。
そもそも「.mht」ファイルとはどんなものなのか見当がつかない人もいると思いますので、まずは「.mht」ファイルとはどのようなものかを説明していきます。
「.mht」ファイルの「mht」とはMHTMLの略称で、MHTMLの正式名称は「MIME Encapsulation of Aggregate HTML」です。
正式名称だけでは分かりづらいかと思いますが、WEBページのアーカイブファイルにつくのが「.mht」という拡張子です。なお、「.mhtml」という拡張子も同じ内容ですので、ここで説明するものは「.mhtml」と共通します。
アーカイブとは日本語にすると「書庫」や「保存記録」などという内容です。WEBページの内容を記録しているファイルということになります。
「.mht」ファイルは、WEBページを表現するHTMLの他、サイトを構成するCSS、画像や動画ファイルなどをすべてまとめたファイルで、WEBページを丸ごと1つのファイルに保存したい場合に便利なものです。
この「.mht」ファイルを開く場合ですが、WEBページなのですから当然普通の文書ファイルのような形で開けないです。Excelなどを利用して開けないわけではありませんが完全に表示が崩れます。
では、「.mht」ファイルを開く場合どのような手順を取るのかを説明していきましょう。
「.mht」ファイルはWEBページの内容を1つのファイルで保存しているものだと前述しました。そのため、WEBページを表示することができるInternet ExplorerやGoogle Chromeなどのブラウザを利用して開くことができます。
「.mht」ファイルで右クリックして「プログラムから開く」をクリックします。
Internet Explorerを選択すれば開くことが可能です。(デフォルトで選択されている場合はダブルクリックで開いても問題ありません)
なお、Google Chromeで開きたい場合、「.mht」ファイルをドラッグアンドドロップでGoogle Chromeにコピーすることで開くことが可能です。
「.mht」ファイルを表示することはできても編集はそのままでは不可能です。
「.mht」ファイルを編集したい場合、まずはファイル形式を編集できる「.htm」の形に変更します。
Internet Explorerで「.mht」ファイルを開いたら、歯車マークをクリックしてください。
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