Windows10には評価版と呼ばれる試用版があります。Windows10OSを使ってみようと思っても、それの使いやすさが分からないと判断できないという人に便利なWindows10の評価版はどのように利用するのか、ダウンロード方法などを解説していきます。
Windows10のシェアが拡大してきており、Windows7などからアップデートした人もいれば新しく買い直したという人も多いでしょう。
そんな中、まだWindows10を利用していない人もいると思いますが、Windows10の使い勝手を確認したいという人もいるのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのがWindows10の評価版と呼ばれる試用版の「Windows10 Enterprise」です。
Windows10 評価版(Enterprise)は、無料でISOファイルをダウンロードして利用することができますが、無料で利用できる期限があります。Windows10 評価版(Enterprise)を無料体験できる期限は90日間で、それを過ぎると機能に制限がかかります。
なお、無料試用版と言っても通常のWindows10と機能的な差はほとんどありません。使い心地だけを確認してみたいという人にとっては嬉しいサービスと言えるでしょう。
評価版であるWindows10 評価版(Enterprise)は、下記リンク先からダウンロード/インストールをおこないます。なお、このWindows10 評価版(Enterprise)はWindows8.1で動いているパソコンでなければ利用することができません。
それ以前のOSを利用している場合はWindows10 評価版(Enterprise)の利用はできないため、その点注意が必要です。
さて、前述したWindows10 評価版(Enterprise)のリンク先へアクセスしたら、評価を開始の部分で「ISO - Enterprise」を選択します。
名前や会社名などの必要事項を入力し、ビット数などを選択すれば、Windows10 評価版(Enterprise)を利用するためのISOファイルをダウンロードできます。
Windows10 評価版(Enterprise)の無償期間は通常90日だと前述しましたが、なのですが、実は延長できる裏技があります。90日間の期限では足りない、という人はこれでライセンスを延長します。
Windows10評価版(Enterprise)の延長方法ですが、コマンドを入力して再起動することでライセンスが復活し、それによってWindows10 評価版を再度使えるようになります。
ライセンスを復活させる場合、コマンドプロンプトを開きます。
「slmgr -rearm」を入力して実行することで、ライセンスを復活させることが可能です。再起動後、Windows10 評価版(Enterprise)を再度使うことが可能です。
なお、Windows10 評価版(Enterprise)の体験期間を延長できる回数にも当然制限があります。
ライセンスを復活して延長回数を確認する場合、コマンドを入力すれば「残りのWindows猶予期限リセット可能回数」が表示されますのでそこで確認をおこなってください。
延長回数を確認するためのコマンドは「slmgr -dlv」です。こちらを実行して確認してください。
Windows10 評価版(Enterprise)をライセンスを復活させて利用できるのは2回までです。合計3回分、つまり270日間体験することが可能です。
延長回数が0回となるまでは利用できますので、まだ無料で試してみたいという人は期限終わった時にコマンドで延長をおこなってください。
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