Windows11にアップグレードする際に気になるものとして、対応しているCPUの種類があると思います。Windows11にアップグレードする場合の対応CPUの種類について触れてますので、アップグレードしたいと思っている人はチェックしてみてください。
Windows11が出ることが発表され、Windows10からアップグレードしたいと考えたとき、アップグレードに必要な要件があるため、それが気になっているという人も少なくないでしょう。
Windows11へアップグレードする際、必要とされるCPUはIntel 第8世代Core/AMD Ryzen 2000以降とされています。
そもそも、MicrosoftがWindows11が出るという発表をした当時、対応しているCPUも1GHz以上で動作する複数コアを搭載した64ビットCPU――Intel 第8世代Core/AMD Ryzen 2000以降とされていました。
これは生体認証システムなどの機能に対応するため、ということが関係しているということのようです。
現在、Microsoftのホームページ上にWindows11に対応するCPUとしてはIntelの第7世代の一部――要件を満たすIntel Core Xシリーズ、Xeon Wシリーズ、Intel Core 7820HQなども追加されています。
そんなWindows11の必要スペック/要件は、CPU以外にもいろいろあります。RAMやストレージ容量も含まれます。それぞれの要件については次のとおりです。
なお、Windows11に対応/アップグレードするために最低限必要なもの、という要件ですので、CPUなども含め可能であればそれ以上のスペックがあると安心です。
Windows11に必要なCPUは、前述したとおり基本的にはIntel 第8世代Core/AMD Ryzen 2000以降と、Intel Core Xシリーズ、Xeon Wシリーズ、Intel Core 7820HQなどの第7世代の一部です。
対応しているCPUの一部のみですが下記の表にまとめましたので参考にしてみてください。
CPU製造元 | ブランド | モデル |
---|---|---|
Intel® | Atom® | x6200FE |
Intel® | Celeron® | 6305 |
Intel® | Core™ | i3-1000G1 |
Intel® | Core™ | i5-10200H |
Intel® | Core™ | i7-10510U |
Intel® | Core™ | i9-10850K |
AMD | Athlon™ | 3000G |
AMD | EPYC™ | 7252 |
AMD | Ryzen™ 3 | 3100 |
AMD | Ryzen™ 5 | 2600 |
AMD | Ryzen™ 7 | 2700 |
AMD | Ryzen™ 9 | 5900 |
なお、Windows11に対応/アップグレードするために必要なRAM(メモリ)容量は4GB以上です。32bit版のWindows10の場合は最大容量でもあるので、最低要件ということを考えると64bit版を利用している人のほうが余裕があると言えます。
もちろん、あくまで余裕があるかどうかと言うだけですので、32bitの場合はアップグレードできないというわけではありません。
Windows11に対応/アップグレードするために必要なHDD/SSDなどのストレージの空き容量としては最低でも64GBが必要という記載がされています。
ただし、Windows11にアップグレードするために必要な容量で、その後の更新で最新の状態を維持することを考えると64GBぎりぎりでは不足していると感じることのほうが多いと考えたほうがいいでしょう。
Windows11に対応するために必要なCPUの話を中心に説明してきましたが、Windows11が提供される2021年10月5日(米国時間)までは変更される点がある可能性もあります。Microsoftの公式ページなども確認しながら、対応CPUなどをチェックしてみましょう。