Windows10のディスプレイの表示がおかしい、という場合、解像度が合わない/変更できないことが原因である場合があります。Windows10PCのディスプレイの解像度が合わない/変更できない場合の対処法について解説していきます。
Windows10PCを利用する上で、ディスプレイはかなり重要なものです。大きな画面を利用している人もいれば、複数の画面を利用しているという人も多いでしょう。
そんなWindows10PCで外付けディスプレイを利用したり、アップデートをおこなったりしたことで、ディスプレイの解像度が合わないと感じることがあります。
Windows10PCでディスプレイの解像度が合わないというのがどういった状態なのか、どうなっているのか。自身のWindows10PCの状態が解像度が合わないと感じる状態かどうかの判断にもなるため、まずはそちらの説明をします。
Windows10PCの解像度がおかしいと、画面がぼやけたり、文字が妙に大きい/小さいと感じたりするなど、画面表示がおかしい・違和感があると感じます。
タスクバーが隠れて見えなくなることもあり、正常なディスプレイの表示と比較してみるとよりその違和感が大きくなることもありますが、これも解像度が合わない状態であることが原因で起きるものです。
また、Windows10PCでデュアルディスプレイをしていると、ディスプレイの設定画面上で、他のディスプレイとのサイズが極端に違う、というような場合もディスプレイの解像度がおかしい状態です。
ディスプレイの解像度が同じにもかかわらず1つだけ違う、という、上のような状態になっていることもあります。
ディスプレイの解像度の変更はWindows10PCの設定からおこないます。基本的なディスプレイの解像度設定はこの方法でおこなうことが可能です。
「システム」を開きましょう。
「ディスプレイ」の設定画面のうち「ディスプレイの解像度」から、ディスプレイの解像度の変更ができます。しかし、このディスプレイの解像度が合わないからと変更しようとしたのに、何故か変更できない、ということもあります。
上記の状態だと普通に変更することができるのですが、ディスプレイの解像度を変更しようとしてもグレー表示になって選択できなくなる事が多いです。原因については次から説明する対処法とともに説明します。
Windows10PCのディスプレイの解像度が合わない/変更できない場合、次の方法で対処して画面サイズがおかしい/解像度が合わない/変更できない状態が改善する可能性があるため、それぞれ試してみましょう。
まずはグラフィックボードの最大解像度を確認してください。ディスプレイの解像度は、Windows10PCのOSではなく、ディスプレイによって決まります。
また、ディスプレイが設定したい解像度に合うものであっても、グラフィックボード、ディスプレイとPC本体とを接続するケーブルが対応していなくても利用することができません。
この場合、Windows10PCのディスプレイ解像度の設定画面を開いてみても、利用したいと思っている解像度が見当たらないという場合が多いです。
グラフィックボードの最大解像度にディスプレイが対応していないという場合は、グラフィックボードの最大解像度に対応したディスプレイが必要です。
また、ディスプレイを新しいものに買いかえたという場合はグラフィックボードの最大解像度がディスプレイのそれより下回っている場合はグラフィックボードの変更なども必要となってきます。
なお、ディスプレイとグラフィックボードどちらも最大解像度として問題ない場合は接続しているケーブルや、そのケーブルを挿しているポートの確認もしてみてください。
ケーブルの種類による最大解像度としては次の表のとおりとなりますので、利用しているケーブルが最大解像度にあっているかどうか確認しましょう。
ケーブルの種類 | 最大解像度 |
---|---|
D-sub 15pin DVI-I(アナログ) |
2048×1536 |
DVI-D(デュアルリンク) DVI-I(デジタル) |
2560×1600 |
HDMI(Ver 2.0) DisplayPort |
4096×2160 |
グラフィックボードの最大解像度の確認は、搭載されているグラフィックボードの型番を確認して調べましょう。グラフィックボードの確認はWindowsキー+Rキーで「ファイル名を指定して実行」から確認できます。
「dxdiag」と入力してエンターキーを押す、もしくは「OK」をクリックしてください。
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