Windows10パソコンを再起動しても、ぐるぐる状態で終わらない場合は強制終了などが必要となります。Windows10パソコンで再起動がぐるぐる状態で終わらない/起動しない場合の原因や、強制終了などの対処法について解説していきます。
Windows10パソコンを再起動することは多いですが、その際にぐるぐるしている状態から改善せず再起動が終わらないことがあります。
Windows10パソコンの再起動が終わらない/ぐるぐる状態で起動しない場合、考えられる原因は次のものがあります。
Windows10パソコンは、長時間の利用やケーブル接続、内部に溜まったホコリなどが原因で帯電することがあります。内部に不要な電気が溜まっていると様々なトラブルが発生する原因となり、パソコンの再起動が終わらない原因にもなりえます。
また、Windows10パソコンの再起動にはWindowsのアップデートなどを目的とする場合もあり、CPUやメモリといったパソコンのスペックが低いと処理しきれず、再起動がなかなか終わらないこともあります。
アップデートには様々な処理がおこなわれるため、アップデート時にメモリやCPUのスペックが不足しているとその分時間がかかってしまうのです。
通常の再起動の際にも、OSの推奨要件より低かったりギリギリだったりするような場合は数十分かかることもあります。
パソコンのストレージ(HDDやSSDなど)の容量が不足していると通常より多くのメモリを消費することになります。
ストレージ容量不足でメモリを余分に消費する場合、再起動の処理でのメモリ容量不足の原因にもなりますので、ストレージの空き容量がかなり少ない場合にはこちらの原因も考えてみましょう。
プリンタなどの周辺機器や、それらに関するドライバーなどに不具合がある場合も再起動できない原因になることがあります。
ドライバーが古くてアップデートしていない、何らかの不具合があるような場合などがそれにあたります。また、周辺機器を接続していることでメモリがそちらに割かれてしまい、再起動にかかるメモリ容量が不足することもあります。
Windows10パソコン内で動いているシステムファイルの破損もパソコンの挙動に影響が及びます。
システムファイルの破損はパソコンをうまく起動できない、フリーズするなどの不具合の原因になるため、再起動時以外にも不具合が生じていないかも確認してみてください。
ウイルスに感染するとシステムの破壊などがされるうこともあり、そのせいでWindows10の再起動などがうまくいかないこともあります。ネット接続している限りウイルス感染の可能性はありますので、心当たりが無いかどうか思い出してみましょう。
長年利用しているWindows10パソコンなどは、物理的な故障が起きることも少なくありません。そういった物理的な故障も、パソコンの再起動が終わらない原因になります。
パソコンの再起動が終わらない/ぐるぐる状態で起動しない場合の対処法の説明に移ります。
Windows10パソコンの再起動は、終わらないと言っても数十分後~数時間後に終了することもありますので、少し時間をおいて再起動が終わるかどうかを待ってみましょう。
数時間待ってもWindows10などのパソコンの再起動が終わらない場合、強制終了/強制シャットダウンで一度電源を落とします。その際、パソコンのハードディスクへのアクセスランプの確認が重要です。
パソコンのハードディスクへのアクセスランプというのは上記のようなものです(ない場合もあります)。アクセスランプが点滅や点灯している場合は、ハードディスクへの書き込みなどの処理をおこなっている状態を示します。
「Windowsの準備をしています」などの状態で、アクセスランプが点灯・点滅している場合の強制シャットダウンはデータなどの破損でパソコンにとどめを刺すことにもなります。
そのため、アクセスランプの確認ができるようであれば、アクセスランプが消灯しているかどうかを確認してから強制シャットダウンをしましょう。
パソコンが帯電している場合の対処法は、パソコンの放電です。パソコンの放電方法ですが、まずはアクセスランプなどを確認し、強制終了をしても問題ないかどうかを確認してから強制シャットダウンをします。
強制終了/強制シャットダウンができたら、パソコンに接続している周辺機器をマウスとキーボード以外全て取り外しましょう。USBハブなどを利用している場合も取り外しましょう。
パソコンの電源もコンセントから取り外してください。ノートパソコンは、取り外しができる場合はバッテリーも取り外しましょう。
その後、5分~10分ほど放置して、パソコン内に帯電している電気を放電します。放電が終わったら電源や周辺機器を接続し、無事に電源がつくかどうか確認してみてください。
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