Apple Watchは、常時表示をオンにしたりオフにしたりすることができます。Apple Watchの常時表示機能をオン/オフそれぞれでバッテリーの持ちや必要な充電時間などは変わってくるのか、それぞれのメリットなどの比較と合わせ紹介します。
Apple Watchの画面は、購入するApple Watchの機種によっては常時表示機能のあるなしが変わります。常時表示のはいるのかいらないのかという部分はその選択のために必要な材料の1つとしても挙げられます。
そもそもApple Watchの常時表示機能というのはどういったものかという部分から説明します。
Apple Watchの常時表示機能とは、オンにしていると手首を下ろしている際にもApple Watchの文字盤と時刻がずっと表示されるという機能です。
Apple Watchを触っていない場合は少し画面が暗くなり、ちょっとしたアクションを起こすことで画面が明るくなります。
Apple Watchの常時表示機能の設定は、Apple Watchの設定アプリで「画面表示と明るさ」から「常にオン」の部分で設定可能です。
Apple Watchで常時表示をオンにしている場合、手首を挙げなくても時間などの確認が簡単にできるというメリットがあります。
Apple Watchの文字盤も常時表示されるため、おしゃれな腕時計としてのファッション性を高める役割もしてくれます。
その反面、Apple Watchで常時表示オフにしている場合と違い、Apple Watchのバッテリーは減りやすいですというデメリットがあります。そのためApple Watchの充電回数も増え、バッテリーの寿命も早く尽きやすいのが現状です。
また、常時表示機能がついている機種と常時表示機能がない機種(Apple Watch SEなど)とを比較すると、できる機種のほうが価格が高くなるというデメリットもあります。
ではApple Watchの常時表示機能はいるのかいらないのかというと、Apple Watchに求める機能によって差があるようです。
Apple Watchを時計としての機能をメインとして利用したい場合、腕を下げていても時間を確認できるという観点からすると常時表示機能はいると考える人が多いです。
その反面、Apple Watchにそこまで時計としての機能を求めていないという人もいますし、充電したバッテリーの節約を考えると常時表示はオフの方がいいという意見も少なくありません。
ただ、バッテリーの消費以外の点で機能面での常時表示機能のデメリットが少ないこともあり、Apple Watchの機能として常時表示はいらないという意見よりいるという意見のほうが多い印象を受けました。
実際のところ、Apple Watchで画面の常時表示をオンにしている場合とオフにしている場合のバッテリーの持ちの違いや、充電時間の違いはどうなのかというのは気になるところでしょう。
Apple Watchの画面の常時表示をオンにしている場合のバッテリーの持ちは、10~20%倍ほど異なるだけで、フル充電で朝持ち出しても1日ほどは持つ程度のスタミナはあります。
Apple Watchの充電残量が気になる場合はそのタイミングで常時表示オフにすることもできるため、常時表示によるバッテリー消費の節約はあまり気にしていないという人が多いのもうなずけます。
画面の常時表示をオンにした状態での充電時間に関しては、常時表示をオンにしていてもオフにしていても大きく変化はなく、大体1時間ほどあれば100%まで充電できます。
常時表示のオン/オフでも大きく充電時間に違いはないため、充電時間の節約という観点では常時表示のオン/オフを関連付ける必要性はないでしょう。
Apple Watchの常時表示機能は、ない機種とある機種とがありますが、それぞれの比較をしてもバッテリーの持ち時間や充電時間などにかなりの差があるというわけではありません。
バッテリーをどうにかして節約したい、できるだけ安価なものを購入したいというような場合でなければ常時表示機能があるものをおすすめします。