OneDriveを利用していると、エラーが発生したり、何らかの障害が発生して使えなかったりすることがあります。OneDriveのエラーや障害はどういった物があるのか、開けない/利用できない場合などの対処法も合わせて解説します。
Microsoftが提供するオンラインストレージであるOneDriveですが、ファイルにアクセスしようとした場合やOS起動時などにエラーが発生してファイルを開けない、アクセスできないことがあります。
実際、過去にも何度か、OneDriveにエラーが発生していたことがあります。
最近だと2023年1月2日にも、OneDrive上に保存しているExcelやWordなどにアクセスできない/開けない、また保存のためのアップロードなどができない、場合によってはログインできないというようなエラーが発生しています。
なお、OneDriveで発生するエラーコードは次のようなものがあります。主だったものは下記の表を参考にしてください。その他のエラーコードに関してはリンク先を参照しましょう。
OneDriveのエラーコード | |
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エラーコード | 内容など |
コード1 | 不明なエラーの発生。OneDriveにログインできるかの確認やアプリの更新で解決の可能性あり |
コード2 | アカウントの詳細の取得時に発生するエラー。 |
コード6 | タイムアウトエラー。OneDrive自体の障害のほか、ネット接続に問題がある可能性もあり。 |
0x8004de40 | OneDriveへのサインイン/ログイン時のエラー |
0x8001007 | OneDriveとPCの同期エラー。OneDriveの再セットアップなどが必要 |
0x8004de85 0x8004de8a |
個人用と、職場または学校アカウントでのサインイン時に表示されるアカウントエラー |
0x8004de90 | OneDriveの設定が未完了の場合に表示されるエラー |
0x8004de96 | アカウントパスワード変更後に表示されるエラー |
0x8004def0 | アカウントの資格情報の変更、資格の期限切れの場合などに表示されるエラー |
0x8004def7 | 容量超過やアカウントの一時停止時に表示されるエラー |
0x8007018b | 起動中やアップロード中などのファイルを移動/削除しようとした際に表示されるエラー |
OneDriveを利用しているときにファイルをアップロードできない/開けないなどのエラーが発生してしまった場合、それが自身のPC側に原因があるのか、OneDrive自体の障害が発生しているからなのかは把握しておくと対応しやすいです。
OneDriveの障害情報の確認は下記リンク先から確認できます。OneDrive以外のMicrosoftのオンラインサービスに関連するものもこちらで確認できますで、必要があれば合わせてチェックしておくと良いでしょう。
ではOneDriveでエラーや障害が発生し、ファイルアップロードや保存、OneDriveへのログインができない場合、どういった対処法を取ればいいのか、という点の解説に移ります。
前述した障害情報などを確認してOneDriveに何らかのエラーが発生していることがわかったのであれば、復旧しないことにはOneDriveの利用はできませんので、少し時間を置いてから再度アップロードや保存、同期などをおこなってみてください。
OneDriveに障害がないのであれば、利用しているPCやアプリ、アカウントなどの問題が考えられます。軽微なエラーがOneDriveノエラーの原因であれば、PCをシャットダウンして再起動してみてください。
通常のシャットダウンだとエラーが改善しないようであれば、[Shift]キーを押しながらシャットダウンをクリックで完全シャットダウンをしてから、PCの再起動をしてみてください。
OneDriveの同期にエラーが発生している場合は一度OneDriveの同期を解除し、再度接続し直してみましょう。
Windows10の場合、右下にあるタスクバー上のタスクトレイ内にある雲のマークからOneDriveのメニューを起動します。
下からOneDriveのメニューが表示されますので、右上にある歯車マーク→「設定」をクリックしましょう。
「バックアップを管理」をクリックしてください。
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