ギガファイル便で受け取ったファイルを見てみると、文字化けしてしまうことがあります。ギガファイル便で受け取ったファイルが文字化けしてしまう原因や対処法、解凍したZIPファイルが削除できない場合の対処法などを解説していきます。
ギガファイル便は大容量のファイルを送信することができるため、利用端末に関わらず利用している人も多いサービスです。
しかし、実際にギガファイル便で送られてきたファイルを開いてみると文字化けして内容がわからない、ということも多くあります。
ギガファイル便で送られてきたファイルが文字化けするのは、ギガファイル便でエラーが生じているわけでなく、送信者と受信者のOSが違うことが原因です。
それぞれのOSでファイルの圧縮時に利用している文字コードが異なることで文字化けしてしまいます。
文字化けの原因となるのは文字コードで、Windowsでファイル圧縮時に利用されている文字コードは「Shift_JIS」、Macでファイル圧縮時に利用される文字コードは「UTF-8」です。
そのため、Windowsで作成したものをMacで解凍すると文字化けし、逆にMacで作成したものをWindowsで解凍しても文字化けしてしまうのです。
ギガファイル便でダウンロードしたファイルの文字化けを直すためにはいくつか対策があります。
自身での文字化けの手直しが難しい場合はギガファイル便で送ってくれた人に、文字化けしてしまったファイルの名前をすべて半角英数字のファイル名にしてもらい送り直してもらう方法が早いでしょう。
半角英数字は文字コードの影響がないため、文字化けすることなく利用できます。ただし文字化けしているファイルの数が多すぎると相手にも負担がかかるため、文字化けの原因をある程度手直ししても無理のない範囲のファイル数である時に限られるでしょう。
なお、ギガファイル便でダウンロードしたファイルが文字化けしてしまったので再度対応しようと思っても、何故かWindowsで削除することができない場合があります。文字化けしたファイルの削除ができない場合は、次の対処法を利用してください。
ギガファイル便からダウンロードした文字化けしたファイルの削除ができない場合、まずはPCとエクスプローラーを再起動してみましょう。文字化けファイルの削除ができないような軽微なエラーが発生している可能性があるためです。
基本的にはPCの通常の再起動、もしくは完全シャットダウン([Shift]キーを押しながらシャットダウン)で改善することもあります。
エクスプローラーの再起動はタスクマネージャー([Ctrl]+[Shift]+[Esc])でエクスプローラーを右クリックして「再起動」で可能です。これで文字化けファイルが削除できるか確認してみましょう。
また、コマンドプロンプトで文字化けファイルを消すこともできます。文字化けしてしまっているフォルダをエクスプローラーで開き、アドレスバーに「cmd」と入力して開きましょう。
下記のコマンドを実行して文字化けファイルを削除しましょう。なお、下記のコマンドだとそのフォルダ内のファイルすべてが削除されます。
del *.* |
なお、ギガファイル便でダウンロードしたファイルが解凍時に文字化けしてしまうのであれば、それを未然に防ぐことができれば何ら問題ありません。それがCubeICEをダウンロードして利用する方法です。
CubeICEを利用すれば、ギガファイル便やPC内に解凍前のZIPファイルが残っていれば、それを文字化けしないように解凍し直すことができます。
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