パスワードというのは忘れやすいもの。特にGmailは、プライベートだけでなく仕事で使うこともある方も多く、ログインできないと過去のメールの参照等もできないのでとても困りますよね。今回は、Gmailのパスワードを忘れたときの対処法を説明していきます。
GmailはGoogleアカウントを持っていれば利用できる無料のメールです。このGmailのメールアドレスは、プライベートから仕事まで幅広く活用されています。
Androidスマホを利用している方に関しては、その端末のアプリの管理等にも直結しています。初めてスマホを持つときには作らなければならないほど、Googleアカウントというのはとても重要なものと言っても過言ではないでしょう。
しかし、何かの拍子でログアウトしてしまったり、利用していた端末が突然故障してデータが飛んでしまったりすると、パスワードを忘れてしまっていた場合、Gmail、ひいてはGoogleアカウントにログインできなくなってしまいます。
普段からパソコンやスマホのパスワードを保存する機能を利用していたりすると、入力しない分忘れやすいのも事実です。
しかし、急にパスワードが知りたいと思っても、そうすんなりと思いだせるような代物でもないですし、個人情報保護という観点から、Google側から返答が簡単にくる代物でもありません。
必然的にGmailも利用できない状況になってしまいますし、Googleアカウントと直結していたゲームなどの利用履歴も分からず引継ぎができないから泣きを見たという話も実際に聞いたことがあります。
そんな方々のために、Gmailのパスワードを忘れてしまったとき、Gmailのパスワードを確認もしくはリセットする方法、そして忘れた場合の対処法を並行して説明していきたいと思います。
スマホやタブレットからも行うことができますが、パソコンから利用する場合を中心に説明していきます。
パスワードを忘れてしまっているということはログインできないことにほかなりません。しかし、ログインできるできないにかかわらず、ひとまずログイン画面に入りましょう。
Gmailのログイン画面から入ることもできますが、ログインすれば必然的にGmailも利用できるようになるので、[ログイン]をクリックします。
ログイン画面へ行くと、「その端末で過去にログインしたGoogleアカウントがある場合」と「その端末で新規でGoogleアカウントにログインする場合」で最初に表示される画面が違います。
過去にログインしたGoogleアカウントがある場合は、過去にログインしたGoogleアカウントに入る場合はそのアカウントを、それ以外で新しくログインするアカウントを追加する場合は「別のアカウントを使用」を選択してください。
そうすれば、その端末で新規にGoogleアカウントにログインする場合と同じ画面に遷移します。
ちなみに、その端末で過去にログインしたアカウントがあって、そこにログインしたいアカウントがあったにも関わらず「別アカウントを使用」を選択しても、そこから過去にログインしたアカウントに入ることも可能です。(その場合はGmailのパスワード入力画面から開始になります)
するとメールアドレス(Gmail)を入力する画面に遷移します。新規でGoogleアカウントにログインする場合は直接この画面に遷移します。
ここでパスワードを知りたいGoogleアカウントのメールアドレス=Gmailのメールアドレスを入力し、「次へ」をクリックします。
画面上部にアカウント名とGmailのメールアドレスが表示されていますので、ログインしたいアカウントがあっているかを確認してください。
パスワードが分かっていれば、この画面でGmailにログインできるのですが、今回は忘れてしまった場合の話ですし、Gmailにログインできないからその方法を知りたいからとここを見ていらっしゃるわけですよね。
なので、今回はパスワード入力欄の下にある「パスワードをお忘れの場合」をクリックします。
ここからは、忘れてしまっていてもリセット・確認ができる具体的な方法の説明になります。
流れをざっと説明すると、Googleアカウントを復元する作業――分かりやすく言えば、本人だと確認した上で忘れてしまったパスワードをリセット・再設定する作業に入る、といった感じです。
覚えている最後のパスワード、というと少し分かりにくいかもしれませんが、過去に設定したパスワードの中で覚えているもののうち最も新しいパスワードという意味です。
『今』のパスワードではないのですから、それでGmailにログインすることはできないですよね。ですがここでは、忘れてしまったものではなくても、1個前や2個前に設定したパスワードで問題ないのです。家の中のどこかに、今のものではないけれど以前利用していたパスワードのメモが転がっていたりしませんか?
それが本人であるという情報の一つになりえます。使った覚えがある、というものを入力してみてください。
もし「忘れていたと思っていただけで『現時点で最新の』パスワードだった」のであれば、ログインに成功します。もちろん、Gmailも閲覧・編集・送信が可能になります。
ここでこの画面に遷移すればリセットや再設定をする必要はなく、現状のパスワードであると確認することができたわけです。
ただ、もしGmailにログインできたのであれば、今度こそ忘れることのないよう、そして忘れてしまっても大丈夫なようにパスワードをどこかにメモしておいてくださいね。
そしてそれを大切に保管しておいてください。次にまた忘れてしまったと焦った時に、それがあればちゃんとGmailにログインできるようになります。
しかし、大概の場合、パスワードを忘れてしまってGmailにログインできない訳ですから「パスワードを知りたい」わけです。
こうなることは本当に稀な場合でしょう。むしろ「最新のパスワードが知りたいのはこっちだ」と思っていらっしゃる方が大半かと思います。
では、先ほど入力したものが現在の最新のパスワードでなかったらどうなるのか。もちろん、今のパスワードではないのですから、仮に忘れてしまった現在のパスワード以前に利用していたものだとしても、率直に申し上げて簡単にログインできません。
しかし、以前使っていたものを知っている、ということそのものは、本人だという一種の証明にはなります。以前使っていたものでも確実に覚えているなら入力してください。ここの回答が後に影響してきます。
そして、ここから先はもGoogleから提示される質問に答えていくことになります。目標とする終着地点は、当然のことながら、パスワードをリセットと再設定をすることです。
ではどんな質問がされるのか。
アカウントの登録内容や登録した時期によって左右されてきますが、流れとしてはおおむね下記の図の通りになります。
では、質問への回答方法などを開設します。
上記3点のいずれか、もしくは全てが分かっている・使えるという方もいると思いますが、最後の方でそういう方向けの話も書かせていただきます。
スマホが故障してしまえば受け取る端末がない方もいらっしゃることでしょう。それらすべてが使えなくなることもあるでしょうから、もしもの場合のために知りたい・知っておきたいという体で読んでいただきたく思います。
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