皆さんはMac OS Xのバージョンを確認したことはあるでしょうか?アプリが対応しているOSかどうか知りたい時などにMac OS Xのバージョンを確認することが多いので、Macの画面やターミナルからMac OS Xのバージョンを確認する方法を紹介します。
Mac OS X のバージョンを確認する方法を解説する前にここでは、確認する時はどのような場合なのか?というところに焦点を当てて紹介していきます。
下記では3つの場合に分けて紹介していきます。まず始めに紹介する内容は、ソフトウェアの互換性やハードウェアを交換する場合に確認する時についてです。
Mac OSは毎年新たな商品を発表しますので、その度にソフトウェアやハードウェアがその新製品に対応しているかどうか確認する必要があります。
その際に、Mac OS Xのバージョンを確認するのです。
ここで、ソフトウェアの互換性について説明します。まず、「互換性」とは、ハードウェアやソフトウェアが、仕様の異なるものに置き換えられた状態でも、元通りの動作をするという状態のことです。
なお、そのような動作ができるものを「互換性がある」などと言い換えることができます。例えば、ディスプレイを他社製品に買い替えてパソコンに接続した場合を仮定します。
その時、ディスプレイを使用することができるのならば、そのディスプレイは以前使用していたディスプレイと互換性があるということです。
また、あるソフトウェアで作成したデータファイルを別のソフトウェアでも読み取ることができるとき、それらはデータ互換性があるという言い表すことができます。
例として、Microsoft Office Excelは、WindowsでもMacintoshでもほぼ同様に操作が可能であるので、互換性があると言えます。
また、ソフトウェア開発において、互換性が重要とされる理由は、ソフトウェアは何もない世界で開発するのではないからです。
ほとんどの場合、ハードウェアやオペレーションシステムに依存したり、他のソフトウェアやデータベースなどに依存したりします。
よって、ソフトウェアのバージョンアップ後の下位製品との互換性の問題は、ソフトウェアの品質と直結することが多いので、品質を高めるためには必要とされることなのです。
二つ目はMac OS Xのバージョンが、現在使用しているアプリに対応しているバージョンであるかどうか知りたい場合に、Mac OS Xのバージョンを確認する必要があります。
三つ目は単純に今使用している、Mac OS Xのバージョンが最新版の状態であるか知りたい場合です。
さて、ここからは本題である、Mac OS Xのバージョンを確認する方法について紹介していきます。確認する方法も3つに分けて紹介していきます。
まず最初に紹介する方法は、Macのパソコン画面から確認する方法です。
Macの画面の左上にある Appleのマークをクリックするとメニューバーに「このMacについて」という項目があるので、それを選択してください。なお、「このMacについて」はメニューバーの一番上にあります。
このMacについてをクリックすると、Mac OS の名前 (macOS Mojave など) に続いてバージョン番号が表示されます。
ビルド(複数のソースコードを組み合わせてコンパイルすること)を調べる必要があるのならば、バージョンをクリックです。
上記にも記述してありますが、りんごマークをクリックして、メニューバーの「この Mac について」をクリックすると上の画像が表示されます。
私のMac OS XのバージョンはmacOS High Sierraで、バージョン10.13.4でした。
また、「このMacについて」をクリックすることにより、Macのディスプレイ、ストレージ、サポート、サービスの確認ができます。
メニューバーの一番上にある「このMacについて」の他にアップルのマークをクリックすると、システム環境設定や最近使った項目など他にもさまざまな設定ができるようなメニューバーがあります。
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