Firefoxは世界的にも人気のあるブラウザになります。ブラウザを利用しているとたまっていくキャッシュを削除(クリア)したいと思ったことはありませんか? 今回はFirefoxのキャッシュの削除(クリア)方法について説明していきます。
Firefoxは世界的にも利用者の多い人気のあるブラウザです。スマホと連携してFirefoxブラウザを利用している人もいるのではないでしょうか?
そんなFirefoxブラウザですが、動作が不安定になったりすることも少なくありません。Firefoxに限らず、ブラウザであれパソコンそのものであれ、キャッシュというものがたまりますが、動作不良の原因はそれが原因ということが多いです。
キャッシュというのは、よく利用するデータをなるべく早く読み込むために蓄積している一時的な履歴データになります。
ブラウザで以前開いたページを訪れた時、ほかのページに比べて早く表示されるという経験がある人もいるのではないでしょうか。それはブラウザが一時的な履歴データを保持しているからなのです。
キャッシュが一時的な履歴なのであれば、キャッシュと履歴とはどう違うのか、と思われる方もいると思います。
キャッシュはあくまで一時的な履歴データです。ウェブ内容を表示するためのデータといった方が分かりやすいでしょうか。それに対し、履歴というのは文字通り履歴であり、キャッシュと違って可視化されているものに当たります。
キャッシュのデータは削除(クリア)することはできますが、閲覧することはできません。その点が違いといって相違ないでしょう。
注意しなければならないのが、一時的な履歴とはいえデータであることに変わりはありません。毎回利用しているものではない分、その履歴は一種のゴミに近いものになっていきます。
塵も積もれば山となると言いますがまさにその通りで、キャッシュがたまりすぎると不具合の原因にもなります。
USB端子を差し込む場所に目に見えないくらいのほこりがついていても作業はできますが、明らかにほこりがあると分かるほど重なれば不具合の原因になりますよね。それと同じです。
では、ブラウザであるFirefoxのキャッシュの削除(クリア)方法について説明しましょう。
そもそも、Firefoxのキャッシュが保存されている場所に疑問を持つ人も多いと思います。
Firefoxのキャッシュは、初期設定のままの場合だと「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Mozilla\Firefox\Profiles\(ランダムな数字)\Cache」という場所に保存されています。
画面として示すと上記の場所になります
なお、保存場所を探そうとしても「AppData」が見つからない場合もあります。なぜなら、「App Data」は隠しファイルになるからです。
探してみてない場合は、隠しファイルを示すように設定してみてください。なお、OSのバージョンなどにもよりますが、基本的に「表示」タブの「隠しファイル」にレ点を入れればそれまで見えなかった場所にそのファイルが表示されるようになります。
では、Firefoxのキャッシュを削除(クリア)する方法について説明していきましょう。
まずFirefoxのメニューボタン(右上の「三」)をクリックしてください。
Firefoxのメニューが表示されますので、そのうち「オプション」をクリックしましょう。このオプションでFirefoxの設定などを行うことができます。
なお、Firefoxで新しいタブページを開いているのであれば、画面右上にある歯車マークからもオプションを開くことが可能です。
「プライバシーとセキュリティ」をクリックしてください。
履歴などの管理は「プライバシーとセキュリティ」で可能です。
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