「グーグルマップが使えない」「ナビ機能が動かない」といった問題でお悩みではないですか?その問題、かんたんな操作で解決できる可能性が高いです。この記事では、グーグルマップが使えない時の原因で主なものをピックアップし、対処法や注意点を詳しく解説します。
グーグルマップが使えない・動かない場合には、まず、原因を特定し次に注意点を確認しながら、原因に合った対処法を知ると素早く改善できます。
そこで、まずはグーグルマップのナビ機能がおかしいときの代表的な原因をまとめて先に挙げ、次に対処法としてできることを記載しました。「グーグルマップのナビが表示されない」「音が出ない」「ナビが開始されない」などのエラーについても解説しています。
原因の部分を読み進めるうちに「これかな」と思い当たったら、すぐに「対処法」の部分を見てもらうと効率的です。
「マップ画面は起動するのにナビ機能がおかしい」という場合の原因は主に4つ。
「位置情報が取得できません」「ナビ機能に失敗しました」などの表示が出る場合は、グーグルマップの位置情報が設定されていないことが原因です。
スマホには位置情報を調べる機能があり、通信を行ってユーザーの現在地を更新しています。グーグルマップに位置情報を教えるには、アプリにアクセス許可を与える必要があります。
「スマホが現在地を知っている」ということと「アプリが現在地を知っている」ということは、別の問題です。グーグルマップの位置情報設定がオフになっていると、ナビ機能が動かない原因になります。
グーグルマップで「ナビ機能は動いているけれど違う場所を指している」「ナビの音がずれる」といった場合、GPS情報が古いことが原因です。
一時的な通信の遅れや、アプリ側の位置情報更新のタイミングが原因で、GPS情報が更新されず前の位置から動かないことがあります。
グーグルマップの使用中は、定期的に端末のGPS機能にアクセスしています。ただし、通信が繋がりにくい場所にいる時(または通った時)、アプリのバックグラウンドアクセスが停止したときなどに、アプリに問題がなくても使えない場合があることが注意点です。
「外出先でグーグルマップのアイコンが動かない」「現在オフラインです」などの表示がある場合、通信環境が原因です。グーグルマップの位置情報更新には、インターネット接続が必要となります。
オフラインでもグーグルマップ自体は起動しますが、現在地の情報は更新されないので、ナビ機能は動かないことが注意点です。
「特別なメッセージが出ていないのにグーグルマップが突然落ちる」「ナビ機能を使うと表示が変になる」などの場合、端末やアプリが原因であることも。通信環境や設定に問題がなくても、端末やアプリのバージョンが古い時にエラーが起こりやすいことが注意点です。
また「ナビの音が出ない」「音が小さい」などの場合、ほかのアプリとの関連性に問題がある可能性があるのが注意点です。
グーグルマップが動かない原因が特定できたところで、対処法としてできることを見ていきましょう。
位置情報の設定が原因で動かない場合にできることは、端末の設定を変更することです。ホーム画面やアプリドロワー(画面下のアプリ一覧)から、「設定アプリ」を起動しましょう。設定画面が開いたら「位置情報」の項目をタップしてください。
「位置情報」の画面が開いたら、まずは画面上の「位置情報の使用」がオンになっていることを確認します。次に、「アプリレベルの権限」の項目をタップしてください。
アプリ一覧の画面に進んだら、「マップ」アプリを探してオンにします。アプリのスイッチャーが右側で緑色に表示されたら、オンになっています。
マップの位置情報権限をオンにしたら、戻るボタンなどでそのままバックして問題ありません。この操作の注意点は「最初に必ず位置情報の使用をオンにしておく」ということです。
グーグルマップでGPS情報の不足が原因の場合にできることは、現在地情報を更新してあげることです。グーグルマップアプリを起動して画面右側の「コンパスのアイコン」をタップしてみてください。
GPS情報が更新され、現在地が表示されます。ただし、アプリエラーなどが同時に発生しているとこれだけではナビ機能が動かないことも。そんな時は、アプリの再起動を行うことで解決する可能性があります。
通信環境が原因の場合は、もう少し原因を絞りこんでみます。まずは自宅など「接続可能なWi-Fi範囲にいる」場合。設定アプリを開いて「Wi-Fi」の項目を確認してみます。オンになっていて、接続名が表示されていたら問題ありません。
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