iPhoneXSの防水・防塵性能レベルは?お風呂で使える?

iPhone XSには防水・防塵性能が搭載されています。そのiPhone XSの防水・防塵性能はどれくらいのものなのか普段気にしないと思います。水深があるお風呂や海での30分以上の使用や水洗いしてもいいのか?防水・防塵性能レベルについて詳しく説明していきます。

目次

  1. 1iPhoneXSの防水/防塵性能レベルはどの程度か
  2. IEC規格60529に基づくIP68等級に適合
  3. 2IEC規格60529の等級とは
  4. 国際規格IEC60529で定められた測定結果
  5. 3iPhoneXSはお風呂でも使用できるのか
  6. 短時間なら問題ないレベル
  7. 4汚れたiPhoneXSを水洗いできるか
  8. 自己責任で実施する
  9. 水洗い後にあったトラブル
  10. 5水洗い以外のiPhoneのクリーニング方法
  11. iPhoneの電源を切る
  12. 湿らせた繊維の細かい布で拭く
  13. 6iPhoneXSにおける防水/防塵性能表記の注意点
  14. 液体による損傷は保証の対象にならない
  15. 耐水性は長期の利用によって劣化する可能性がある
  16. 7iPhoneを水没してしまった時の対処法
  17. iPhoneの電源を切る
  18. SIMカードを取り出す
  19. 乾燥した場所に水分がなくなるまで放置する
  20. まとめ
  21. 合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧

iPhoneXSの防水/防塵性能レベルはどの程度か

iPhone XSは、なんと防水・防塵性能が標準搭載されています。防水・防塵性能がiPhoneXSにあるとはいっても、お風呂などの深い中で30分以上放置しても大丈夫なのか?お風呂などで使えるぐらいの耐水・防塵性能はあるのか見ていきましょう。

iPhone XSの防水・防塵性能の性能は、本当はどういうところまで耐えれるのでしょうか?旧モデルのiPhone6端末では、防水・防塵性能はなくIEC規格のIPX8など一切搭載されていませんでした。ですから注意しないで、水滴が本体に入ると危険でした。

iPhone XSから初の耐水・防塵性能が搭載されたのです。ですから、iPhoneXSに水滴がどの程度かかっても大丈夫か判断基準を分かっていないのも当然なのです。その大丈夫か大丈夫ではないのか基準を知っていくことから始めましょう。

iPhone XSには、防水・防塵性能があると解説をしましたが、防水や防塵の違いもよく理解していないひと多いでしょう。ですからその違いについても本日は紹介していきたいと思いますので、最後までこの記事を見ていきましょう。

iPhone XSの、防水と防塵の違いや性能を理解しておくとお風呂や水泳など危険な場所で使用できるのかが、はっきりと分かることができます。防水と防塵性能がないiPhoneだったら、危険と隣り合わせなので注意をしながら作業を行わなければなりません。

iPhone XSは、水洗いしてもいいしお風呂でも使用できるかもしれません。iPhoneXSは、IEC規格にもとずくIPX8という等級に合格をしています。IEC規格?IPX8?分からないひともいるでしょう。そのIEC規格・IPX8についても、後程説明をしていきます。

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IEC規格60529に基づくIP68等級に適合

Appleの公式サイトでは「IEC規格60529にもとづくIP68等級」という説明が記載されています。iPhone XSには、そのIEC規格が入っていると説明されてもイマイチピンときませんよね。そんなに凄い防水レベルのものなのでしょうか?

iPhone XSに搭載している防水性能は「IP68」というものです。この防水性能はどのようなものなのでしょう。この数字が大きいほど性能が良いのは理解出来ると思いますが、実際どのぐらいの性能なのか知っていますか?

いくらiPhone XSに、IEC規格60529にもとづくIP68等級が適合していると言われても、その防水・防塵性能レベルやどのような役割を果たしているのか分からないと意味がありません。これを機会に知っておくといいです。

それではiPhone XSに搭載している防水性能「IP68」について徹底的に解説していきたいと思いますので、一緒に最後まで見ていきましょう。

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IEC規格60529の等級とは

重要になって行くのが、等級レベルです。IEC規格が定めたIP68等級とは、どういった機能や基準を持っているのかを理解していきましょう。このiPhone XSには、IP68等級(IEC規格)が搭載されているので、防水や防塵機能が働くようになっています。

iPhone XSに搭載しているIP68等級(IEC規格)は、防水や防塵に条件があるのです。

条件があるので、IP68等級(IEC規格)があるiPhone XSだから、何をしても大丈夫だろうと考えて、海やお風呂などの場所に30分以上一定に放置したりすることはおすすめしません。

それでは、IEC規格について詳しく説明をしましょう。IEC規格とは、国際電気標準会議 が制定する国際規格です。 IPやIPXなどスマートフォンの性能・機能表を見て目にするひともいるのではないでしょうか?

性能・機能表に乗っているこのようなものは、IPコードと呼ばれ、「IP」に続く3文字目の数字が「防塵性能(固形物に対する保護等級)」を、4番目の数字が「防水性能(水の侵入に対する保護等級)」を意味するように表しています。

つまり今回紹介する「IP68」は「防塵性能は6級、防水性能は8級」と表すようになっております。iPhone XSに搭載している、IP68等級(IEC規格)がどういうものか理解できましたね。それでは、iPhone XSのIP68等級(IEC規格)の条件結果を見ていきましょう。

国際規格IEC60529で定められた測定結果

IEC規格60529では、防水・防塵性能について測定結果をもとに決められております。IP68は防水・防塵性能を測定する試験を何度も行って、該当レベルに達した結果iPhone XSは、完全防水機能を持っていると示されました。

上の画像を見ていきましょう。iPhone XSのIP68等級(IPX8)は、性能基準の条件に記載されていることでは、防水や防塵機能はきちんとされているようです。防塵等級では、iPhone XSの内部に水が浸入しないほどの性能を持っていることが確認できます。

継続的に水没しても内部には浸入しないレベルの防水や防塵機能をiPhone XSがあります。

「IPX」は防水保護等級を示す

IPXという記号これは、防水規格の等級になるのです。ここで使われるIPとは『International Protection』の略です。「IPX」は防水保護等級を示しますので、それがどのようなものなのか詳しく知っておくと便利になるでしょう。

IPX 保護の程度
IPX 8 水中形 等級7より厳しい条件で水中に没しても有害な影響を生じる量の水の侵入がない。
IPX 7 防浸形 定められた条件(1M、30分)で水中に没しても有害な影響を生じる量の水の侵入がない。
IPX 6 耐水形 さまざまな方向からのノズルによる強力な噴流水をうけても有害な影響がない。
IPX 5 防噴流形 さまざまな方向からのノズルによる噴流水を受けても有害な影響がない。
IPX 4 防沫形 さまざまな方向からの飛沫を受けても有害な影響がない。
IPX 3 防雨形 鉛直から両側60度の範囲の噴霧した水によって有害な影響がない。
IPX 2 防滴II形 鉛直から両側15度の範囲で落ちてくる水滴によって有害な影響がない。
IPX 1 防滴I形 鉛直から落ちてくる水滴によって有害な影響がない。
IPX 0  - 無保護

最高等級は「IPX8」

現時点で、防水性能のレベル・防塵性能のレベルの最高等級は「IPX8」となっています。ですので、iPhone XSに搭載されているIP6Xは防塵・IPX8なので、防水それぞれの最高レベルであることを示しています。

このような凄い最高レベルの機能が備わっているのです。

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この記事のライター
KENERO

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