Gmailの引用返信!部分引用や引用符付きの複数引用での返信方法を解説

GmailをスマホやPCからご利用されている方も多いかと思います。Gmailの引用や返信について、部分的な引用による返信方法や、定型文を利用したGmailの引用の仕方などを解説します。引用について知りたい方はご覧になってください。

目次

  1. 1Gmailの引用返信とは?
  2. 2Gmailでメールの一部分を引用返信する2つの方法
  3. 全文引用からコピーして部分引用する方法
  4. 書式設定から引用する方法
  5. 3Gmailでメールに引用符「>」をつけて返信する方法
  6. 4Gmailでの引用返信方法を攻略!
  7. 定型文を引用してメールを作成する方法
  8. 本文を残したまま!宛先や件名を変更して返信
  9. 5Gmailのメール返信で引用しない設定方法
  10. 引用をつけないでメールを返信する~パソコン(PC)編~
  11. 引用をつけないでメールを返信する~スマホ(SP)編~

Gmailの引用返信とは?

Gmailに限らずメールで返信を行う場合は、自分の用件のみ記載して返信する場合もありますが、メールの内容のボリュームが多い様な際は、書き手も読み手も何に対しての返信であるか、わかりにくくなる場合があります。そのような際に、相手から受信した内容を引用して返信することで、わかりやすい返信ができます。

Gmailで「返信」ボタンを押して返信する時、引用符を付けて引用する方法や、Gmailで簡単に引用や返信したい時に便利な、定型文についても説明します。画面はPCのものになりますが、iPhoneやAndroidのスマホについては、最後に追加情報を付加しますので、そちらをご覧ください。

Gmailでメールの一部分を引用返信する2つの方法

PC上のGmailで引用返信する際に、返信内容を部分的にコピー&ペーストするだけでは引用符付きのコピーができません。

Gmailで引用符のついた元メッセージを部分引用するにはどうしたらよいでしょうか。ここでは、Gmailで部分引用が簡単にできる方法がありますので、その二点をご説明します。

説明はPC版のGmailの引用方法で、残念ながらAndroidやiPhoneなど、スマホでのGmailでは部分引用はできません。

全文引用からコピーして部分引用する方法

Gmailで「返信」ボタンを押すと、全文が引用されているメッセージができます。Gmailで部分引用したい場合に、必要な個所だけ複数コピーをしても、引用符がつきません。引用メッセージを作成する場合、どのような方法があるか、引用方法を説明します。

Gmailの部分引用で引用符を付けてコピーしたい場合は、もともとある引用符付きメッセージの日時部分から最後までの全文をコピーし、貼り付けすることでGmail上で引用符も含めたコピーが可能となります。引用状態で返信をしたい場合は、このようにして作成します。

Gmailの引用では編集に手間がかかりますが、このようにGmail内で一旦全部をコピー&ペーストして、必要な部分以外を削除することで、Gmail上の返信で部分的な引用符付きのコピーが可能です。

ただ、Gmailを使用する場合、PCの使用や返信が1通程度なら苦になりませんが、複数の返信や引用での編集があるような場合は、iPhoneやAndroidのスマホからの返信は、少し手間かもしれません。

書式設定から引用する方法

Gmailで部分的な引用をする場合のもう一つの方法があります。その場合、Gmailで返信する場合に準備が必要です。Gmailの返信画面で、以下の画像にある「A」のボタンから「書式設定メニュー」を表示させる必要がります。

Gmailの返信の際に書式設定にある「”」(引用ボタン)より部分引用することが可能です。Gmailの返信部分から、必要箇所をコピー&ペーストします。できあがったコピーされた行を複数行選択した状態で、「”」(引用ボタン)を押すことで、Gmail上で部分的な引用が可能になります。

Gmailの返信内で引用符がなかった選択行に、引用符がについた複数の部分引用ができあがりました。この方法はPC版のGmailのみ利用可能です。

Gmailでメールに引用符「>」をつけて返信する方法

Gmailで返信ボタンを押して作成されたメッセージには「|」の引用符が付加されたメッセージが引用されています。以前からメールを使用している方であれば、返信の場合「>」が普通と考える方も多いのではないでしょうか?

もしも、Gmailで引用符を「>」に変更したい場合、複数の引用符を一つ一つ書き直すのも面倒です。Gmail上の複数の「|」を一瞬で「>」へ変更できる方法があります。

この作業はGmailで返信開始に行うことをお勧めします。まだ何もGmailで返信を記載していない状態で、全文を選択状態にしてください。引用だけの状態であれば、特に問題はありません。

Gmailで選択した状態で表示させてある書式設定から「書式クリア」ボタンを押してください。このとき、書式がクリアされてしまいますので、もしすでに記載があって書式を変更している場合にはクリアされてしまいます。

この方法も書式設定を使用しますので、PC版Gmailのみとなりスマホ(Android、iPhone)では利用できません。

Gmailでの引用返信方法を攻略!

ここまでGmailでの引用についての内容を解説してきましたが、手早く返信をする場合には定型文が便利です。Gmailで定型文を利用した内容のメッセージ作成や定型文の登録方法などを解説します。

Gmailでの定型文は定期的に何度も使用するような返信内容を複数登録できますので、状況に応じた返信をすぐに作成が可能となる便利な機能です。この方法もPC版Gmailのみとなりスマホ(Android、iPhone)では利用できません。

定型文を引用してメールを作成する方法

Gmailで定型文を利用した引用メッセージを作成したい場合、初期状態では定型文を使用できません。Gmailでの設定が必要となりますので、Gmailの設定方法について説明します。

Gmailで定期的であったり、特定の日時やイベントなど、使いまわし可能な内容のメッセージを、毎回毎回Gmailで新しく返信を記載するとなると面倒です。

Gmailでの定型文はよく使用する文章を複数登録できますので、季節的な回覧文や毎月・毎週の定例など、ある程度文面が変わらず日時などを変更する、というような文章を複数登録しておけば、状況に応じたメッセージをGmailからすぐに作成できます。

ただし、この機能はGmailで最初から使用できるようになっていませんので、Gmailの設定で有効にする必要があります。

以下の順番でGmailの定型文が使えるように準備します。
「設定」→「詳細設定」→「返信定型文(テンプレート)」を有効化

定型文の登録方法

Gmailで先に実施した機能有効化が完了していれば、Gmailの定型文が登録できるようになります。どのメールでも構いませんので、Gmailで返信の状態にします。

このとき、先に設定した返信定型文が無効の場合、以下メニューなどが表示されませんので、そのような際は再度Gmailの設定をご確認ください。

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