CLaunchという無料で定番のアプリランチャーが1年ぶりにバージョンアップし、v3.29がリリースされました。バージョンアップしたCLaunchのv3.29がどのようなものか、無料定番なアプリランチャーの特徴について解説していきます。
Windows向けのアプリランチャーであるCLaunchが一年ぶりにバージョンアップされ、最新版であるv3.29になりました。無料の定番アプリランチャーであるCLaunchとは何か、CLaunchのバージョンアップ内容についてみていきましょう。
CLaunchとは、定番のボタン型アプリランチャーです。無料で利用でき、最新版であるv3.29が4月22日にリリースされました。CLaunchのアップデートは1年と2か月ぶりになります。
CLaunchは、ボタン型な部分をクリックすることにより登録したアプリケーションの起動/実行や、指定した動作を実行することができるアプリランチャーになります。
ボタン型の部分は100種類以上の表示方法を自由に選択できるなどカスタマイズ性も高く、CLaunchを起動する場合の動作も指定できるため、より便利にパソコンを利用できるようになります。
フォルダーを開いたり、『ごみ箱』や『ファイル履歴』、『最近使った項目』『送る』などといった、特殊なフォルダの表示や本来右クリックしてメニューを表示させる動作が必要なものに関しても手軽に登録できます。
また、Windows8以降スタートメニューからでなければシャットダウンできなくなった昨今、『Windowsの終了』もボタンに割り当てることができますので、より一層便利に利用できるようになるのではないでしょうか。
なお、対応しているOSはWindowsのみです。Windows98/Me/2000/XPに関しては通常とは別のダウンロードファイルになりますが、利用できないわけではありません。
Windows Vista/7/8/10であれば通常のダウンロードファイルで利用可能です。
CLaunchの最新版であるv3.29では、高DPI(Per-Monitor v2)の環境に対応したため、解像度が違う複数のモニターでのスケーリング設定を検知できるようになりました。
設定ダイアログなどの小ウィンドウ(ウィンドウの中にもう一つスクロールできる部分がある部分ととらえると分かりやすいかもしれません)でも、解像度に合わせた最適な表示も可能になっています。
また、不具合として存在していた部分の修正も大きく2点行われています。
バージョンアップ前までは、Ctrlキーを押しながらアプリランチャーのボタンをドラッグ&ドロップした時、コピー元及びコピー先双方のアイコンが表示されなくなる不具合がありました。それがv3.29へのバージョンアップで解消されています。
また、バックグラウンドでアプリが起動している状態でランチャー上の該当するボタンをクリックした際にそのアプリがアクティブ化する機能(ボタンのプロパティで「アクティブ化」が選択されている場合に利用可能な機能)があります。
そこで最大化したアプリケーションのボタンを押した際、最大化が解除されるという不具合がありました。そちらに関してもv3.29へのバージョンアップで解消されました。その他軽微な不具合に関しても修正されているようです。
さて、ではCLaunchのインストール方法についてざっくりとですが説明していきましょう。CLaunchをインストールしていない方向けのものになります。
公式ホームページにも記載されていますが、すでにv3.28以前をインストール済みの方は、インストール時に必ず「上書きインストール」を行ってください。
旧バージョンをアンインストールしてしまうと、ボタンの登録情報がすべて削除されてしまい、最初から設定しなおすことになります。
下記が公式のインストールページになります。
注意事項として、CLaunch v3.29の32bit版のインストーラーはセキュリティソフトによってはダウンロードや実行をブロックされる可能性があるようですので、念のため32bit版のインストールは控えた方がいいかもしれません。(説明は64bit版で行います)
インストールするために、「CLaunch 64-bit Unicode Version 3.29 (2019/04/22)」をクリックしてください。クリックするとダウンロードが始まります。分かりやすい場所(デスクトップなど)に保存してください。
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