MacのOSをダウングレードする方法をご紹介致します。ダウングレードとは?実際にMacをダウングレードする3つの方法を詳しくご紹介致します。Time Machineやインストールディスク、インターネットリカバリーを使ったやり方など、注意点も解説致します。
MacOSを新しいバージョンにアップグレードすると機能性は向上するかと思いますが、アプリの互換性がなくなりアプリが使えなくなったり情報量が多くなりMacの速度が遅くなったりします。
また新しくなったアプリが使いづらくなったりと、様々な不具合が発生する場合があります。そんな時にはMacのOSを以前使っていたOSに戻すという方法があります。それがMacOSのダウングレードです。
Macのダウングレードとは上記にも紹介しましたが、OSを古いものに変更することです。対義語にはアップグレードがあります。古いものに変更することにより以前使っていた 仕様に戻し、使えなくなったアプリやMacの不具合を改善する効果が期待できます。
Macのダウングレードにもメリットやデメリットがあります。双方確認をして、ダウングレードを実行するかどうかをよく考察してください。
メリットは以前使っていたOSの機能性に戻すことができるということです。OSをアップデートすると中に入っているアプリ(iTunesなど)も新しくなるのですが、そちらが使いづらくなったり使えなくなったりする時にはダウングレードは有効です。
また、バージョンをアップするとMacが重くなったりもするので、そちらが不便であればダウングレードを試してみてもよいです。
デメリットは作業時間の長さがあります。本来アップグレードするものをあえてバージョンを下げるので、必ずしなければならないバックアップなどの作業があります。全体で2〜3時間ほどかかると言われています。
アプリの再インストールや設定のやり直しやファイルの作成などがあるので、時間に余裕を持って行うことが重要になります。
また、やり方によっては全てのアプリなどを一度消去してしまうので、一からの設定が必要な場合もあります。
やり方にもよりますが、MacOSのダウングレードをする前に必ずバックアップを作成し取得するようにします。
Macの全データが削除されてダウングレードされる方法もありますので、この方法を取る場合、万が一を考えてバックアップは外付けHDDにTime Machineでバックアップを作成して、備えておく必要があります。
また、何が起きても自己責任ですので、くれぐれも注意して行ってください。
MacOSのダウングレードの方法は大きく3つあります。よく準備をして自身にあった方法でMacのダウングレードを行ってください。
まず一つ目はTime Machineでバックアップをとる方法です。
OSをアップグレードする前にバックアップをとり、OSをアップグレードしたあとそのバックアップを復元するとダウングレードできるやり方で、もっとも簡単にできる方法となっております。
バックアップからダウングレードする方法なので、まずはバックアップを取る方法をご紹介します。システム環境設定からTime Machineを選択します。
その後、Time Machineのバックアップを自動作成をONにしてバックアップを取るように設定しておきます。
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