中小企業向けの公式税務ソフト「e-Taxソフト」がMicrosoft Edgeに対応し、Windows10の推奨ブラウザとして追加されました。追加された「e-Taxソフト」の推奨ブラウザにMicrosoft Edgeに対応した件についてご紹介します。
中小企業向けの公式税務ソフト「e-Taxソフト(WEB版)」がMicrosoft Edgeに対応し、Windows10の推奨ブラウザとして追加されることになりました。
国税庁は、無料の税務ソフト「e-Taxソフト(WEB版)」について、Windows10のMicrosoft Edgeを推奨環境に追加を行い、対応のソフト一覧では対応した各種ソフトを確認することができます。
この中でも、中小企業の税務で深く関わりをもっているのが「e-Taxソフト(WEB版)」となります。
なお、Windows7、8.1でMicrosoft Edgeは提供されていないため、Edgeが使えるのはWindows10のみです。
国税に関する各種手続きをインターネット経由で行なえる「e-Tax」で、新たにWindows 10のEdgeに対応するようになりました。
Windows10のEdgeによるe-Taxの利用を行うには、事前に専用のEdge拡張機能をインストールしセットアップする必要があります。Macにおいては、Mac OS 10.11~10.14のSafari(Safari 11.1/12.0)に対応しています。
e-Taxの利用に当たり、e-Taxソフトについては、ハードウェア、オペレーティングシステム(OS)及びWWWブラウザに関して、国税庁において動作を確認した環境を推奨しています。
Windows10の推奨環境のブラウザは、ハードウェアのCPU:Pentium4(1.6GHz)以上(又はその相当品)であり、メモリについては512MB 以上となっています。
ハードディスクドライブ(HDD):2GB以上の空きエリアが必要となっており、画面解像度:1024 × 768以上としています。
これまでのe-Taxソフト(WEB版)」については、Windowsを利用する場合では、電子証明書の認証が影響していたこともあり、これまで推奨ブラウザはInternet Explorerだけに設定されていました。
ユーザーは、推奨環境の警告を無視し、操作を行えばChromeなどでも「e-Taxソフト(WEB版)」にログインすることが可能となっていました。
ですが、やはり慎重に行いたい税務手続きを推奨されていないブラウザで利用するユーザーは多くはありませんでした。
これまでの推奨ブラウザとして活用されている「Internet Explorer」ですが、1990年代からインターネットを利用しているユーザーにとって、とても馴染みのあるブラウザではないでしょうか?
Microsoftでは、「Internet Explorer」はすでに、旧式のブラウザであり、使用中止の案内を発信しています。
e-Taxソフト(WEB版)」のMicrosoft Edgeへの対応方法について確認していきましょう。
e-Taxソフト(WEB版)」のMicrosoft Edgeへの対応方法については、まず事前セットアップファイルをインストールする必要があります。
つぎに「e-Taxソフト(WEB版)」の画面を表示しましょう。ブラウザ環境のチェック画面が表示され確認すると、「事前準備セットアップ」をインストールするよう案内が表示されます。
e-Taxを利用する各種コーナーの事前準備セットアップインストーラを行うとMicrosoft Storeが表示されるので、Microsoft Storeから、 ご利用のコーナーのEdge拡張機能をインストールする必要があります。
インストールが終わりましたら、「起動」ボタンをクリックしましょう。
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