Mozillaは米国時間の6月11日、展開するブランド「Firefox」の新しいロゴについて発表を行いました。MozillaではFirefoxブランドの拡大進化へむけ、「Firefox」の名称をつけている一連のツールのロゴ変更を実施します。
Mozillaは米国時間の6月11日、「Firefox」の新しいロゴについて発表を行いました。
Mozillaが発表した「Firefox」の新しいロゴについてですが、ロゴという意味はもちろん、ブランドの拡大進化へアイデンティティーを与える、ロゴファミリーと受け取ることができるようになっています。
Mozillaが発表した「Firefox」の新しいロゴについては、「Firefox」の名称をつけている一連のツールを表現しています。
「Firefox」の名称をつけている一連のツールには「Firefoxブラウザ」だけでなく、ファイルを転送するための「Firefox Send」や、パスワードを保存して同期するための「Firefox Lockwise」があります。
他にも、パスワードがデータ漏えいの被害に遭っているかどうかを確認するための「Firefox Monitor」が含まれています。
Mozillaは今回のFirefoxの新しいロゴ発表に関し、「これは、新しいFirefoxファミリーの始まりにすぎない」・「生きているブランドとして、Firefoxに完成はない」とブログで綴っています。
また、Mozillaは「われわれが変わり、世界が我々のまわりを変えるにつれ、進化は続くだろう」と今後ますますFirefoxブランドの拡大に向けた進化を進めていく方針を公表しています。
Mozillaのマスターブランドでは、これまでアイコンに地球を包み込む炎のキツネのようなモチーフを踏襲していました。
今後のブランドアイコンでは、これまでのアイコンに地球を包み込む炎のキツネのようなモチーフを踏襲していたデザインから単純に図案化された炎に変更することで、細かいグラデーションがつけられるようになっています。
Mozillaが今回発表したFirefoxの新しいロゴにて、青色だった地球は紫色となり、これまで搭載されていたキツネの足はなくなっています。
Mozilla Firefoxは、フリーかつオープンソースのWebブラウザです。Mozilla Firefoxでは、様々な拡張が配布されており、拡張機能を自由にインストールして自分好みにカスタマイズできる点が、Mozilla Firefoxの最大の特徴です。
また、Mozilla Firefoxはアップデートサイクルが早いため、新しい技術や機能を試しやすい点や、拡張機能だけでなくテーマも豊富に展開されています。ブラウザの外観を自分好みに変更できる点も特徴として挙げられます。
Mozilla Firefoxはもともと、2002年9月にNetscapeというブラウザのソースコードから生まれたブラウザとなります。
これまで、Mozilla Firefoxは、ブラウザの名称について、別のプロジェクトの名称だということが何度か発覚し名称変更を余儀なくされてきました。
その後もさまざまな問題が発生。正式名称選びは難航したものの、2004年2月にFirebird後の正式名称として、レッサーパンダの意味をもっているFirefoxが選択されました。
Mozillaは、今回発表した一連の新しい「Firefox」のロゴについて、2019年秋にリリースする「Firefox」のアップデートとともに、この新しいブラウザアイコンを展開する予定としています。
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