Outlookの添付ファイルのセキュリティには「レベル1」と「レベル2」があり、レベル1に該当するファイルはブロックされます。ここではOutlook添付ファイルのセキュリティ「レベル1」のファイル追加方法について説明したいと思います。
Outlookの添付ファイルのセキュリティとは一体どういったものなのでしょうか?
Outlookにおける添付ファイルのセキュリティとは、危険な可能性のある添付ファイルをブロックするための機能になります。ブロックされる拡張子によってセキュリティ「レベル1」と「レベル2」に分けることができ、ブロックされる拡張子はレベル1に属します。
Outlookで危険な可能性のある添付ファイルをブロックするセキュリティレベル1の拡張子には以下のものがあります。
ade | js | psc1 | mcf | ps1xml | isp | msh |
adp | jse | psc2 | mda | ps2 | hlp | msh1 |
app | ksh | pst | mdb | ps2xml | hpj | msh2 |
asp | lnk | reg | inf | mdz | hta | mshxml |
bas | mad | scf | vbp | msc | ins | msh1xml |
bat | maf | scr | grp | vsw | vbs | msh2xml |
cer | mag | sct | ps1 | ws | vsmacros | msi |
chm | mam | shb | mav | wsc | vbe | msp |
cmd | maq | shs | gadget | vb | its | mst |
cnt | mar | tmp | prg | mde | jar | ops |
com | mas | url | csh | mdt | maw | osd |
cpl | mat | mdw | der | wsh | exe | pcd |
crt | mau | wsf | fxp | xbap | prf | pif |
xnk | plg | pl |
Outlookの添付ファイルはブロックされても、開く方法があります。その方法について見ていきましょう。
ファイルをセキュリティで保護されたネットワーク共有サーバーにアップロードする方法です。送信者にアップロードしてもらい、ここからファイルへのリンクを送信してもらいます。リンクを受信したら、ファイルをダウンロードすることができます。
次に、拡張子を変更する方法です。これは、送信元にZipファイルにして再送信してもらう方法です。これにより、中身がブロック対象の拡張子であってもブロックされずに開くことができます。
一時的に拡張子名を他の拡張子へ変更するだけでも、ファイルを開くことができます。中身の拡張子自体は変わっていないのですが、拡張子名のみ変更することにより開くことができます。
セキュリティの設定を変更するにはサーバーの管理者に問い合わせる必要があります。マイクロソフトWebサイトから、問い合わせをしてください。
Outlookの添付ファイルのセキュリティ「レベル1」のファイル追加方法としては、グループポリシーから追加することが可能です。
ここから、レベル1としてブロックするファイル拡張子を追加するを有効にすると追加できます。その方法について見ていきましょう。
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