YouTube Musicアプリの新機能として、再生中の楽曲にミュージックビデオがある場合、音声のみとミュージックビデオの切り替えがシームレスに行えるようになりました。YouTube Musicアプリでの動画再生に興味がない場合は音声のみ再生設定が可能です。
YouTubeは米現地時間7月18日、Android版およびiOS版「YouTube Music」アプリの新機能として、再生中の楽曲にミュージックビデオがある場合、音声のみの曲とミュージックビデオの切り替えがシームレスに行えるようになったことを発表しました。
ただ、この新機能は「YouTube Premium」あるいは「YouTube Music Premium」「Google Play Music」の会員のみが使える機能とされています。
YouTube Musicで音楽を聴く時、その曲にミュージックビデオがある場合には、YouTube Musicアプリ画面の上部に「曲」「動画」という切り替えのメニューが表示されます。
表示されるメニューの中の「動画」をタップするだけでシームレスに動画再生に切り替わり、再生中の部分から途切れることなくミュージックビデオに切り替わります。
また動画から音声のみの再生に戻る場合も、表示メニュー内の「曲」タップするだけで途切れることなく切り替えられます。
YouTubeによると、500万曲を超える公式ミュージックビデオにおいて、それぞれのオーディオトラックと完全にタイムマッチさせていると言います。タイムマッチされていない曲に関しては切り替えはできません。
YouTube Musicアプリでの動画再生に興味がない場合、設定から「ミュージックビデオを再生しない」を有効にすれば、動画は再生されず曲の再生は音声のみとなり、切り替えメニューも表示されなくなります。
YouTube Musicアプリ画面の右上のアカウントボタンから設定を開き、「ミュージックビデオを再生しない」を有効にしましょう。
この設定にすると「おすすめのミュージックビデオ」コーナーの曲も音声のみで再生されるようになります。少しでも通信量を節約したい場合などにおすすめです。
上記の通りYouTube Musicアプリの新機能は「YouTube Premium」あるいは「YouTube Music Premium」「Google Play Music」の会員にならなければ利用できません。
YouTube Musicのサービス内容としては、YouTubeで配信されているミュージックビデオなどに特化した動画配信サービスに加えて、「Google Play Music」のような音楽配信サービスも兼ね備えたものになっています。
YouTube Musicは無料で提供されていますが、「YouTube Premium/Music Premium」は有料となります。Android端末とiPhone端末で月額料金が変わりAndroid端末は月額980円、iOS版は1280円となっています。
「YouTube Premium/Music Premium」でできることはバックグラウンド再生とオフライン再生です。バックグラウンド再生とは、YouTube Musicのアプリを閉じた状態で他のアプリを起動して他の操作をしていても曲を再生することができる機能です。
オフライン再生は曲をダウンロードしてその端末へ保存し、データ通信料を使用せずに音楽を聴くことができる便利なサービスです。
「YouTube Premium/Music Premium」ではデータ通信料を抑えることやYouTube Musicで曲を聴きながら誰かと連絡をしたり携帯をいじったりすることが可能となります。効率的に利用したい場合は有料版はとてもおすすめです。