Gmailをメインに使っている方は多いですよね。受信メールをチェックするのにGmailにログインしなくても、簡単な設定で複数のアドレスに転送出来る事をご存知ですか?Gmailのフィルタ機能を使って自動的に複数の宛先に転送する方法を画像付きで解説します。
Gmailは転送の設定ができないと思っている人がいるかもしれません。Gmailは複数転送の設定をすると他の複数の宛先に自動転送することができます。
PCでメールチェックできない時、他のユーザーとメールの情報を共有したいとき、日常的に確認しやすいスマホのキャリアメールなどGmail以外の他の複数の宛先に転送出来たらとても便利ですよね。
今回はGmailで受信したメールを、GmailまたはGmail以外のスマホのアドレス等に複数転送する設定方法をご説明します。
まず最初に、PCからGmailの受信メールをGmailやGmail以外の宛先へ自動転送する方法をご紹介します。重要なメールをGmailに送信するようにしていても、なかなかメールチェックできない方は少なくないと思います。
こちらの設定方法はPCがWindows、Mac共に共通のやり方になります。スクリーンショットの画像はWindowsになっていますが、どちらのPCををお使いの場合も参考にしてください。
まずGmailの画面を表示し、お持ちのアカウントでGmailにログインします。Gmailの画面の右上に表示されている歯車マークをクリックし、設定画面を開きます。
Gmailの歯車マークを押すと出てくるポップアップの項目の中から設定を選択し、クリックします。
出現するタブの中で「フィルタとブロック中のアドレス」を選択します。このタブで現在設定しているフィルタやブロック中の内容確認や編集ができます。
また、今回は複数の宛先を設定する前提の為こちらのボタンを使用しますが、単一のメールアドレスの転送であれば、すぐ隣の「メール転送とPOP/IMAP」からも設定可能です。
その場合は「メール転送とPOP/IMAP」にGmailを転送希望するアドレスを入力することで設定できます。
さて今回は複数の宛先をGmailの転送先に指定するケースなので、Gmailの設定画面の「フィルタとブロック中のアドレス」のタブをクリックします。そうすると真ん中あたりに出てくる「新しいフィルタを作成」のボタンを選択します。
ウィンドウに表示された項目の中の「含む」の右部分のボックスに「@」を入力します。@が含まれるメールに対して適用、つまりGmailで受信するすべてのメールに対して適用されるフィルタという事になります。
右下の「フィルタを作成」ボタンを押下します。このフィルタ作成画面で、Gmailを転送する送信者や件名、キーワードなどの条件を指定することが可能です。今回はGmailに受信する全てのメールを転送の対象にするため「@」を入力します。
表示される項目から「転送する/転送先アドレスを追加」を選択します。こちらに希望の宛先を入力します。
「転送先アドレスを追加」をクリックするとウィンドウが出現するので、そのボックス内にGmailを転送希望する宛先のメールアドレスを入力します。このメールアドレスはGmail、Gmail以外のどちらも指定可能です。スマホのキャリアメールでも大丈夫です。
確認のポップアップが出ます。転送希望先のメールアドレスにGmailの確認コードが送信されるとアラートが出るので、OKを押下します。Gmailからの転送の確認コードとURLが入力したメールアドレスに送られてきますので、添付されたリンクに飛びます。
リンクのURLを押すとGmailのページに飛び、自動転送の確認メッセージが現れます。今回はこの内容で大丈夫なので「確認」をクリックします。
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