多数の未発表「iPhone」「Apple Watch」などがEECのデータベースにに登録されたことが明らかになりました。未発表の「iPhone」「Apple Watch」などがEECデータベースへ登録されたことで、数ヶ月以内に発売される可能性が高くなります。
Appleがユーラシア経済連合(EEC)のデータベースに多数の未発表Apple製品を登録したことが明らかになりました。識別子を見る限り、これらは未発表のiPhoneやApple WatchおよびMacである可能性が高そうです。
EECとはロシア、ベラルーシ、カザフスタンなどが属するユーラシア経済連合の執行期間です。これらの地域で暗号技術を使用する製品を販売する際、リリース前にEECデータベースへの申請が義務づけられています。
EECデータベース登録から数ヶ月以内に発売されることが恒例となっていて、これまでも極めて高い確率で新製品登場を言い当ててきました。9月に開催される予定のAppleのイベントにおいて、どれくらい多くの新製品が登場するのかを楽しみです。
まず未発表iPhoneの登録番号は、A2111、A2160、A2161、A2215、A2216、A2217、A2218、A2219、A2220、A2221、A2223、A2296、A2298の13個です。
今回新たに登録された未発表なiPhoneの登録番号はA2296、A2298の2モデルで、その他は全て5月にiOS 12搭載として登録済みで、iOS 13搭載という内容に更新され再登録されています。時期的に考えてもこれらは次期iPhoneである可能性が高そうです。
「Apple Watch」の未発表モデルの登録番号は、A2156、A2157、A2092、A2093の4つとなっています。これらはwatchOS 6搭載とされていますが、全て以前は報告例がなかったものです。
EECデータベースの申請内容では特定の製品名までは明らかにされていませんので、未発表Apple Watchが次世代モデル、いわゆるApple Watch Series 5(仮称)かどうかは確認できません。
こちらも例年通りの流れなら、次期iPhoneと同時発表されるであろう次期Apple Watchだと思われます。つい先日もセラミックとチタン製ケースモデル追加の手がかりがwatchOS 6ベータ内から発見されていました。
また「Mac」については11個のモデル番号が申請されていますが、それらはmacOS Mojave搭載で発売済みのものか、又は6月に申請された未発表モデルがmacOS Catalina搭載に更新されているだけです。
これにはWWDC19でも姿を見せなかった16インチの新型MacBook Proも含まれている可能性があります。
このEECデータベースからApple未発表製品が明らかになった実績はかなり多く、ここ最近でもMacBook Air(2018)や新型MacBook Proなどが登録から間もなく発売されています。
iOS 13ベータ内の手がかりから新型iPhone発表は9月10日、同時にApple Watch Series 5も登場との説が有力とされています。
先ほどの16インチMacBook Proも10月発売予定との噂もあり、そろそろApple製品ファンは「新製品用の予算」を確保した方がいいかもしれませんね。