ドワンゴは8月29日、「ニコニコ動画」のリニューアルを実施し、「ニコニコ動画」のコメントをユーザー同士でほめ合える機能「ニコる」を復活させ、α版としてリリースすることを発表しました。α版では、「ニコニコ動画」の「ニコる」機能が復活し履歴の確認も可能となります。
ドワンゴは8月29日、「ニコニコ動画」のリニューアルを実施し、「ニコニコ動画」のコメントをユーザー同士でほめ合える機能「ニコる」を復活させ、α版としてリリースすることを発表しました。
ドワンゴが、「ニコニコ動画」のリニューアルにて復活させるコメントをユーザー同士でほめ合える機能「ニコる」機能については、プレミアム会員向けに提供を開始することとなります。
「ニコニコ動画」のリニューアルにてα版として再度実装される「ニコニコ動画」のコメントをユーザー同士でほめ合える機能「ニコる」機能は、「ニコニコ動画」動画視聴ページの「コメントパネル」のコメント一覧表に「ニコる」ボタンを設置します。
ユーザーは、他の人が投稿した「ニコニコ動画」のコメントを気に入った場合、ボタンを押すことでニコることが可能となります。
なお、「ニコニコ動画」のリニューアルにてα版として再度実装される「ニコニコ動画」のリリース段階では、一度「ニコる」ボタンを押すと取り消すことはできないとのことです。
リニューアルを実施しα版としてリリースされる「ニコニコ動画」では「ニコニコマイページ」もリニューアルを実施し、ユーザーが「ニコる」を押したコメントの履歴を閲覧・確認できるようになります。
リニューアル後のα版としてリリースされる「ニコニコ動画」ではユーザー自身のコメントが、他のユーザーにニコられた(ほめられた)回数も確認可能となりました。
また、リニューアルを実施しα版としてリリースされる「ニコニコ動画」では、多くのユーザーにニコられたコメントについて、コメントパネル上に目立つ形で表示されたり、動画上に残りやすくなったりする仕様も実装となっています。
「ニコニコ動画」でコメントパネル上に目立つ形で表示されたり、動画上に残りやすくなったりする仕様は、かつてユーザーの間で“隠し要素”として話題となっていたものです。
「ニコニコ動画」は実装した機能について、実際は当時はその仕組みがなかったとしていますが、「すてきなアイデアだったので新しいニコるに導入した」としています。
「ニコニコ動画」のコメントをユーザー同士でほめ合える機能「ニコる」機能は、利用者が少ないことを理由に2015年に廃止となっていた機能です。
運営元のドワンゴに「ニコるくんを返して」といったユーザーの要望が多く寄せられたことにより、「ニコニコ動画」のリニューアルにてα版として再度実装されました。
「ニコニコ動画」のコメントをユーザー同士でほめ合える機能「ニコる」機能について、かつてはコメントだけでなく、タグなど多様な要素をほめることができたが、今回はコメントをほめる機能のみの復活となっています。
ドワンゴでは、コメントをほめる機能のみの復活となった理由を「以前はコメント以外をほめる用途にはほとんど使われていなかったため」と説明しています。
「ニコニコ動画」のコメントをユーザー同士でほめ合える機能「ニコる」機能は、α版としてリリースしたもので、プレミアム会員限定のみテスト利用を行うことができます。
なお、「ニコニコ動画」の「ニコる」機能に対応可能となるデバイスについては、PC版ニコニコ動画 HTML5プレーヤーのみで、Flash版プレーヤーには非対応となります。
今後は以下の1~3の機能などについても実装予定となっており、今秋ごろにβ版をリリースする予定となります。
リニューアルを実施しα版としてリリースされる「ニコニコ動画」の注意点について確認をしておきましょう。
リニューアルを実施しα版としてリリースされる「ニコニコ動画」では、新しい「ニコる」の提供開始にともない、旧ニコるの履歴はリセットとなります。
また、「ニコる」機能は、HTML5版プレーヤーにのみ対応しており、Flash版プレーヤーでは利用することができない点についても注意が必要です。今後は、PC版ニコニコ動画での利用状況に応じて、その他デバイスにも提供する予定となっています。
なお、コメントアートなど、ニコられてもコメントの表示期間をあえて延ばしたくないという場合は、[patissier]コマンドまたは[ca]コマンドを利用しましょう。
リニューアルを実施しα版としてリリースされる「ニコニコ動画」の正式版リリースについて、ドワンゴでは正式版は、「多くのユーザー様に楽しんでいただけるクオリティーになったタイミング」で公開するとしています。
また、ドワンゴは、「ニコニコ動画」の正式版リリース時には、コメントがニコられた際に通知する機能を搭載する他、一部の機能を一般会員に開放するとしています。
提供元のドワンゴは「ユーザーからの熱い要望で再実装した機能なので、広く活用してほしい」としています。
ですが、「万が一、新しいニコるがほとんど使われなかった場合は、運営がとても悲しい気持ちになると同時に、ニコるを再度廃止せざるを得なくなる可能性もある」とコメントしています。
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