マイクロソフトのAI「Microsoft Suphx」が、オンライン麻雀ゲーム「天凰」において、最高位である10段を達成したことが発表されました。マイクロソフト開発の麻雀AI「Suphx」が10段を達成した内容についてご紹介します。
8月29日、マイクロソフトのAI「Microsoft Suphx」が、オンライン麻雀ゲーム「天凰」において、最高位である10段を達成したことが発表されました。
これまでにも、AIがオンライン麻雀ゲーム「天凰」に参戦したことはありますが、高位である10段を達成したのは、マイクロソフトのAI「Microsoft Suphx」が初めてとなります。
マイクロソフトのAI「Microsoft Suphx」が、最高位である10段を達成した、オンライン対戦麻雀 天鳳(てんほう)についてご紹介します。
マイクロソフトのAI「Microsoft Suphx」が、最高位である10段を達成した、オンライン対戦麻雀 天鳳(てんほう)は、累計登録ID数:5128235人の Win/Mac/iPhone/iPad/Androidで遊べる本格対戦麻雀ゲームアプリです。
マイクロソフトのAI「Microsoft Suphx」が、最高位である10段を達成した、オンライン対戦麻雀 天鳳(てんほう)は、最大同時接続人数・対戦者レベルのいずれも最高水準となっています。
なお、オンライン対戦麻雀 天鳳(てんほう)では、以下の機能は有料にて遊ぶことができます。有料にて遊ぶことができるオンライン対戦麻雀 天鳳(てんほう)の利用料金については、IDごとに30日で月額540円または720円にて設定されています。
マイクロソフトの研究開発機関であるMicrosoft Research Asiaが開発した麻雀AI「Microsoft Suphx」についてご紹介します。
2019年3月に「天凰」に参加した麻雀AI「Microsoft Suphx」は、これまでに5000回以上の対局を経験し、「天凰」のトッププレーヤー以上の平均成績を残して6月に最高位である10段を達成するまでになりました。
これまで、オンライン対戦麻雀 天鳳(てんほう)では、10段を達成したプレーヤーは延べ130人いますが、現在も10段を維持しているアクティブプレーヤーはわずか12人のみとなっています。
オンライン対戦麻雀 天鳳(てんほう)では、これまでにも東京大学やドワンゴが開発したAIが「天凰」に参加したことはありましたが、6.5段を維持するにとどまり、高位には進むことができませんでした。
ゲーム性が複雑となっている麻雀はチェスや囲碁、将棋といった盤面すべてがオープンなテーブルゲームと異なり、不完全情報戦であることや運の要素が絡んでいます。
一般的に、オープンなテーブルゲームと異なり、不完全情報戦であることや運の要素が絡む麻雀に対応するAIを作ることは難しいとされてきました。
マイクロソフトの研究開発機関であるMicrosoft Research Asiaが開発した麻雀AI「Microsoft Suphx」では、麻雀ならではの複雑なゲーム性に対応するためにアルゴリズムの改良を続けてきました。
「Microsoft Suphx」は、改良により、先読みのコーチング力や適切な意思決定力を向上させ、最高位の10段を達成し、トッププレーヤーに匹敵する実力となりました。
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