GoogleマップとWazeがアップデートでSiriが音声で道順を教える！

iOS 13の公式リリースとなりましたが、iOS版のGoogleマップとカーナビ&交通情報アプリのWazeの両方がアップデートされてSiriに統合されたといわれています。

iOS版のGoogleマップとカーナビ&交通情報アプリのWazeの両方がアップデートされてSiriに統合されたことにより、iPhoneとおよびCarplayのGoogleマップ、Wazeともに、Siriに音声で目的地までの道順を教えてもらえるようになります。

このSiriに音声で目的地までの道順を教えてもらえる変更については、iOS 13＋日本語環境でも動作が確認されています。

カーナビ&交通情報アプリの「Waze」とは無料のターンバイターンナビゲーション機能のある携帯電話向けGPSアプリケーションとなっています。

カーナビ&交通情報アプリの「Waze」は、イスラエルで起業したWaze Mobileが開発を行い、現在iOS・Android・Symbian・Maemo・Windows Mobile・BlackBerry OSに対応しています。

iOS 13の公式リリースとなりましたが、iOS版のGoogleマップとカーナビ&交通情報アプリのWazeの両方がアップデートされてSiriに統合された経緯についてみていきましょう。

6月に開催された「WWDC19」においても、Siriを通じて活用できるサードパーティが拡張されたことのデモとして「目的地をしゃべって道順を教えてもらう」本機能はWazeを例にして実証が行われていました。

今回のアップデートによる両アプリの更新にて、iPhoneおよびCarplayいずれでもSiriを通じてWazeとGoogleマップの両方にアクセスできるように変更となっています。

iPhoneおよびCarplayいずれでもSiriを通じてWazeとGoogleマップの両方にアクセスできるように変更となる機能については、Google MapsとWazeの最新バージョンを使用することで利用可能となります。

Google MapsとWazeの最新バージョンにアップデートすると、iPhoneユーザーはSiriに2つのアプリのいずれかを使用して道順を教えてもらうことができます。

また、ナビゲーションに関してはどんなアプリでも、iPhoneやCarplayでSiriに特定のアプリ、Googleマップ、Wazeを使って目的地までの道順を教えてもらうことが可能となります。

なお、Siriに道順を尋ねるときには、ユーザーが2つのアプリのいずれかを指定しないと、デフォルトでApple Mapsが起動します。

利用方法については、「Hey Siri、Googleマップを使ってガソリンスタンドへの道順を教えて」と音声で尋ねると、Googleマップが起動して道順を表示してくれます。

同様に、Wazeでもできますが、ユーザーがGoogleマップもしくはWazeのアプリを指定しない場合は、デフォルトのApple純正マップアプリが使用されるようになっています。