2019年04月18日更新
iOS13の新機能が多数判明!ダークモード/複数ウィンドウ/操作性など
iPhoneやiPad向けOSの次期バージョンである【iOS13】の新機能詳細について米メディア9to5Macが報じています。【iOS13】の新機能では待望のダークモードや画面の複数分割化が実現します。【iOS13】の新機能についてご紹介します。
目次
iPhoneやiPad向けOSの次期バージョンである【iOS13】の新機能が判明
Appleは毎年恒例になっている6月3日開催のWorldwide Developers ConferenceでiPhoneやiPad向けOSの次期バージョンである【ios13】を発表する予定です。
米メディア9to5MacがiPhoneやiPad向けOSの次期バージョンである【iOS13】の詳細について報道を行いiOS13の新機能が多数判明しました。
米メディア9to5Macデベロッパとしても知られ、9to5Macの記者であるギルヘルム・ランボー氏が、iOS13の開発状況に詳しい人物からの情報をまとめた記事を報道しました。
ギルヘルム・ランボー氏によると、iPhoneやiPad向けOSの次期バージョンである【ios13】ではついにダークモードが利用可能となる他、iPadではジェスチャで「元に戻す(取り消す・やり直す)操作が可能になるとのことです。
【ios13】でダークモードが登場、サポート機能も
次期バージョンの【ios13】では待望のダークモードがようやく登場します。すでにmacOS 10.14 Mojaveに搭載されている機能ですが、【ios13】にも同じくまばゆさが抑えられて目に優しくなるダークモード機能が搭載されます。
【ios13】では待望のダークモード機能が「設定」アプリから利用することが可能になります。
なお、iOSアプリをmacOSに移植しやすくする開発環境「Marzipan(マジパン)」で開発されたアプリは、macOSとiPadの両方でダークモードが利用可能になります。
【ios13】ではiPad上で複数のウィンドウを自由に配置できるように
【iOS 13】搭載のiPadでは、マルチタスク機能が画面2分割の〈Split View〉を超えて、複数のウィンドウを表示する機能に変更されます。
【ios13】のiPadの各ウィンドウは、画面の一部に張り付けられたシートを含めることもできますが、ドラッグ操作で固定位置から切り離すことができるようになります。
複数のウインドウを表示することによりオープンソースプロジェクト「PanelKit」と同じように自由に配置することが可能となります。
【ios13】のiPadのウィンドウは積み重ねられ、どれが上か下かを区別することができるようにするため深度効果により表現するそうです。
【ios13】の元に戻す機能「取り消し・やり直し(アンドゥ」ジェスチャのサポート機能
【ios13】ではアンドゥ「取り消し」ジェスチャのサポート機能が搭載されます。これまでのiosバージョンのiPhoneやiPadでは、本体を振る操作により「取り消す(アンドゥ)」操作が必要でした。
新バージョンの【iOS13】では、iPadのキーボードを3本指で左右にスライドすることで「取り消す」操作や「やり直す」操作を行うことが可能になります。
この「取り消す・やり直す(アンドゥ)」操作については、iPadで最初にキーボードを開いたときに説明が表示されることとなります。
【ios13】iPadについてSafariも強化!!
iPadについては、Safariも強化されるようになります。現状のiosバージョンでは一部のサイト(YouTubeなど)がスマートフォン用のレイアウトで表示されてしまうことがあります。
今回展開される新バージョンの【iOS 13】では、必要に応じてデスクトップ版(PC向け)のレイアウトで表示するかどうかを確認するとされています。
【ios13】に【フォント管理】メニューが追加
【iOS13】の新バージョンでは、フォントマネジメントが改善されることとなり、フォント管理を行うことができるメニューが「設定」アプリに追加されます。
【ios13】のユーザーは、新しいフォントをインストールするために、プロファイルをインストールする必要がなくなり快適に使用することができます。
その他【ios13】の改善された機能とは
「メール」アプリは、ios初の改善によりメッセージを「買い物」「旅行」「重要ではない」などに分類できるようになります。また、メッセージを「あとで読む」に分類しておくことができるようになります。
これまでのiosバージョンでは、音量のアイコンが大きすぎて、音量を調節する際にコンテンツが見えにくくなることが多くありましたが、音量のコントロール表示が改善されます。
他にも、これまでにもよく聞かれていた【Siri】の誤動作が低下するよう改善を図られています。