GoogleがAndroid向けアプリ定額サービス「Google Play Pass」を発表を行いました。米国を対象にリリースされる月額4.99ドルで使い放題となるAndroid向けアプリ定額サービス「Google Play Pass」についてご紹介します。
Googleは9月23日、Android向けアプリ定額サービス「Google Play Pass」の発表を行いました。
月額4.99ドルで使い放題となるAndroid向けアプリ定額サービス「Google Play Pass」は、最初に米国のAndroidユーザー向けにサービスを開始し、その後対象国を広げていくとのことです。
なお、利用料金については、月額4.99ドルとなっており、10日間のトライアル期間が設定されます。
また、月額4.99ドルで使い放題となるAndroid向けアプリ定額サービス「Google Play Pass」では、期間限定で月額1.99ドルにて12か月間サービスを利用できるキャンペーンも実施されています。
月額4.99ドルで使い放題となるAndroid向けアプリ定額サービス「Google Play Pass」の概要についてみていきましょう。
「Google Play Pass」は、Android向けの定額制アプリ提供サービスとなっており、AppleがiOSデバイス向けに先日開始した「Apple Arcade」の競合したサービスとなっています。
「Google Play Pass」で展開されるアプリには、農園RPG『Stardew Valley』、2D探索アクション『テラリア』やパズルアクションアドベンチャー『LIMBO』などのゲームアプリがあります。
また、ゲーム以外のアプリも利用可能となっており、ゲーム以外のアプリも含めて350本以上の幅広いアプリが対応予定となっています。
「Google Play Pass」の特徴として、「Google Play Pass」で利用できるアプリには、月額の利用料金が発生するすだけで、追加課金が発生せずに利用できるとのことです。
「Google Play Pass」対応アプリでは、買い切り型のものはそのまま利用することができるほか、アプリ内課金コンテンツ(IAP)がある場合はすべてアンロックされ、アプリ内広告が組み込まれている場合は無効にされるとのことです。
Googleでは、リリース段階では、350のアプリ展開となりますが、今後は、新たなゲーム・アプリが毎月追加されていくとしています。
「Google Play Pass」対象のデバイスについては、Androidバージョン4.4以降を搭載したデバイスが対象となっています。
なお、「Google Play Pass」を利用するには、Google Playストアアプリのバージョン16.6.25以降が必要となります。
「Google Play Pass」の購入方法については以下の通りとなっています。
Appleがサービス提供行う「Apple Arcade」との違いについてみていきましょう。
利用料金については、「Apple Arcade」も同じく月額4.99ドルとなっていますが、「Apple Arcade」では、実力派デベロッパーの新作や独占タイトルを展開しており、利用できるアプリのラインナップは100以上となっています。
展開されるアプリのタイトル数で比較すると、「Apple Arcade」が100以上、「Google Play Pass」では350以上のアプリが利用可能となっています。