2020年02月05日更新
「Pixel 4」でSoliのジェスチャー機能が日本でも操作可能に!
Googleのスマートフォン「Pixel 4」でSoliのジェスチャー機能が日本でも操作可能になったことが発表されました。Googleの「Pixel 4」でSoliのジェスチャー機能が日本でも操作可能となった内容についてご紹介します。
目次
- 1Googleのスマートフォン「Pixel 4」でSoliのジェスチャー機能が日本でも操作可能に
- 2「Motion Sense」を利用する方法について
- 3「Motion Sense」に活用された小型のレーダー技術「Soli」について
- 4「Pixel 4」の新機能「Motion Sense」の特徴について
- 5「Motion Sense」と「顔認証」の併用によりロック解除の高速化が可能に
- ・「Pixel 4」のスマホ端末ではプライバシー保護の取り組みも実施
- 6Google アシスタントも「Pixel 4」向けに順次提供に
- 7Googleの「Pixel」・「Motion Sense」の担当者は
- ・合わせて読みたい新機能の記事
Googleのスマートフォン「Pixel 4」でSoliのジェスチャー機能が日本でも操作可能に
Googleがサービス提供を行っているスマートフォンの「Pixel 4」は、2月4日より新機能となる「Motion Sense」を、順次提供開始することを発表しました。
新機能となる「Motion Sense」は、スマホ本体に触らなくてもジェスチャー操作を行うことができる機能となっています。
また、「Pixel 4」は、オンデバイス処理の活用により、高速化を実現した「Google アシスタント」の新機能も順次提供すると案内しています。
日本での利用が可能となった背景には、「Soliレーダー」が使用する60GHz周波数帯の電波利用が承認された事があります。
「Motion Sense」を利用する方法について
「Motion Sense」を利用するには、スマートフォンの「Pixel 4」を、2月4日から順次配信される最新版にアップデートし、ソフトウェアを最新版にする必要があります。
「Motion Sense」を利用するには、スマートフォンの「Pixel 4」を最新版にアップデートをした後に、「Pixel 4」端末の「設定」から「システム」へ進み、「Motion Sense」の項目をONに設定すると、「Motion Sense」が利用可能となります。
「Motion Sense」に活用された小型のレーダー技術「Soli」について
Googleがサービス提供を行っている「Pixel 4」の新機能「Motion Sense」は、「Soli」と呼ばれるスマホ端末の周囲の動きを検知する小型のレーダー技術を活用した新機能となっています。
小型のレーダー技術「Soli」は、ユーザーがスマホ端末に向かって手を近づけるのを自動的に察知することが可能となる技術で、スリープ状態の画面をアクティブにしたり、ユーザーがスマホ端末から離れた場所でも画面をオフにすることができるようになります。
「Pixel 4」の新機能「Motion Sense」の特徴について
「Pixel 4」の「Motion Sense」の特徴については、「Pixel 4」の画面を常にオンにしていても、ユーザーがスマホから遠ざかると画面をオフにすることが可能となる点です。
「Mosion Sense」をオンにすることで、スマホのバッテリーの消費は、微量に増加しますが、「Motion Sense」の機能を活用することでバッテリーの節約にもつながります。
他にも、「Mosion Sense」をオンにしておくと、「Pixel 4」で音楽を再生している際に、聴いている曲を次に進めたり、前の曲に戻したりする機能も利用可能となります。
なお、現段階では、「サードパーティ製アプリ」には、対応しておらず、今後、機能追加のためのAPIの提供を行うかは未定となっています。
また、従来のように「アラーム」が鳴った場合に、停止ボタンを押さなくても、手を近づけるだけで、アラームの音量を下げることができます。
「Motion Sense」と「顔認証」の併用によりロック解除の高速化が可能に
Pixel 4のスマホ端末を最新版にアップデートすることで、「Motion Sense」が、Pixel 4の顔認証でも活用されるため、「Motion Sense」と「顔認証」の併用によりロック解除の高速化が可能になります。
スマホ端末の一般的な「顔認証」システムでは、まず、スマホ端末を持ち上げてカメラに顔を向けてロックを解除し、画面をスワイプし、スマホ端末のホーム画面に移動する必要があります。
この機能を利用することで、スマホ端末に手をかざすと、顔認証解除センサーでスマホ端末を持ち上げる前から画面がオンになり、ロック解除が必要と検知されます。
ロック解除の必要性が、自動的に、検知されることで、スマホ端末を持ち上げるのと同じタイミングでロックが解除となります。
「Pixel 4」のスマホ端末ではプライバシー保護の取り組みも実施
Googleでは、「Pixel 4」の各機能について、プライバシー保護も重視しており、「顔認証」と「Motion Sense」で利用するセンサーデータは端末上でのみ管理されることとなっています。
「顔認証」と「Motion Sense」で得た個人データについては、端末上以外での他のGoogle サービスとは共有されないよう設定されています。
Google アシスタントも「Pixel 4」向けに順次提供に
「Pixel 4」向けの新機能として、新しい「Google アシスタント」も、順次、提供されるとのことです。「Pixel 4」向けの新しい「Google アシスタント」機能は、「Google アシスタント」がOSやアプリとより密接に動作することとなります。
「Pixel 4」向けの新しい「Google アシスタント」機能では、「Google アシスタント」に話しかけることで、アラームの時間設定を行ったり、「YouTube」や「カレンダー」などのアプリを起動したり、ボリュームの上げ下げなど音量設定を行うことができます。
他にも、「Pixel 4」の「Wi-Fi」設定をオンにしたりオフにしたりが、話しかけるだけで、スムーズにできるようになります。
Googleの「Pixel」・「Motion Sense」の担当者は
Googleの「Pixel」・「Motion Sense」の担当者は、「Motion Sense」の機能について、「世界最速のフェイスアンロック」であると説明しています。
「Motion Sense」機能では、周囲の人の動きを自動的に感知し、人の動きにあわせてスマホ端末の操作が可能となっており、「Soli」の技術は、コンピュータがさらに人間に近づいたものだとアピールを行っています。