2020年02月22日更新
au「かえトク」新しいスマホ購入プログラム発表!
最新スマホを購入しやすくするために、残価設定型のスマホ購入プログラムau「かえトクプログラム」を提供開始します。auの「かえトクプログラム」とは、残価があらかじめ決められている支払い方法です。これまでのスマホ購入プログラムとの違いをみていきましょう。
目次
「au」端末の残価設定型分割払い「かえトクプログラム」提供開始
KDDIと沖縄セルラー電話は2020年2月17日、サムスン電子のフォルダブルスマホ「Galaxy Z Flip」の発表をし、さらに新しい端末代金の残価設定型分割払い「かえトクプログラム」の提供を発表しました。
5G時代に向けて最新スマホを購入しやすくするために、KDDIが残価設定型のスマホ購入プログラムである「かえトクプログラム」を2月21日から提供開始します。これまでのアップグレードプログラムとの違いは、残価があらかじめ決められている点です。
割引額が一律で1/3だった従来の「アップグレードプログラムNX」と違い、「かえトクプログラム」は2年後の予測をして、機種ごとに残価が設定されていてユーザーの支払額が免除されます。
今回の発表において、KDDIのコンシューマ事業企画本部 副本部長の松田浩路氏は、「5G時代には色々な端末が出てくるので、どんどんのこのプログラムで浸透させていきたい」としています。
新しい残価設定型分割払い「かえトクプログラム」とは?
auの新しい「かえトクプログラム」とは、残価設定のある24回の分割払い契約で、原則としてauが販売する全てのスマホが対象となっています。
これまでの「アップグレードプログラムNX」よりも対象スマホ機種が拡大していること、au携帯電話回線を契約していなくても加入できることが大きな特徴となっています。
今回はau端末の新しい残価設定型分割払い「かえトクプログラム」について詳しく解説しますのでぜひ参考にしてください。
au「かえトクプログラム」の仕組み
auの「かえトクプログラム」で端末を購入する場合、支払い代金に「残価」が設定されます。購入から24ヶ月目までの23回の支払いは、残価を除いた金額の23分の1を毎月支払い、購入から25ヶ月目の24回目の支払い時にに残価を支払う仕組みです。
残価の設定とはスマホの機種ごとに異なっていて、2年後の端末価格を予測して決定されるようです。購入時期によって設定される残価は変わるためauのWebサイトで確認が必要です。
例えば今回発表した「Galaxy Z Flip」の場合、端末価格の約3分の1に当たる5万9760円と設定されています。また「iPhone 11」の64GBモデルは、端末価格の約4割に相当する3万6785円に設定されています。
「Galaxy Z Flip」を「かえトクプログラム」で購入する場合、毎月の支払い額は残価を除いた残りの金額を23回に分割するので、本体価格17万9360円(税抜16万3054円)が、残価の5万9760円を除いた毎月5200円の支払いでお得に手に入ります。
auの新しい「かえトクプログラム」で端末を購入した場合、機種購入から13~25ヶ月目に端末を下取りに出すことを条件に、機種変更をした場合は残価の支払いが免除されます。
機種変更ではなく端末を返却するだけの場合は、auの所定の価格で端末を買い取ってもらうことが可能です。ここで注意点としては、返却時に端末が故障していたり破損していたりすると免除は受けられません。
また一定の条件を満たさない場合は、残価の支払いが必要になったり最大で2万2000円(不課税)の負担金が必要となったりしますので気をつけましょう。
au「かえトクプログラム」はお得?
auの「かえトクプログラム」とは前述したように残価の支払いが不要になる点がお得と言えます。
2年後にauのスマホや携帯電話に買い換えることが条件となっていますが、2年間使用したスマホを本体価格の約3分の1に当たるの価格で下取りしてくれるというのは、中古携帯の買い取り価格設定から考えると高めなのお得です。
またこの「かえトクプログラム」とは、スマホを2年で買い換える人で、その端末を破損することなく綺麗に使える人に特におすすめです。
auの「かえトクプログラム」とはauユーザー以外であっても誰でも利用できるプログラムですが、2年後にauのスマホやケータイに買い換えることが条件になっていますので、auユーザーにとって一番お得なプログラムと言えます。
「Galaxy Z Flip」のようなau限定販売の端末をお得に購入できるという点では、auユーザー以外にもメリットがあります。
「残価に対する分割払い契約」について
25ヶ月目以降もそのままスマホを使い続けたい場合は、残価を一括で支払うか、残価に対して24回の分割払いにすることも可能です。
残価に対して24回の分割払いをしている途中で、新しいスマホに買い換える場合は元々のスマホを返却することで残価の支払いを免除することができます。ただ買い換えを考えるのであれば、25ヶ月目までが一番お得と言えます。
この残価に対する分割払い契約については、auの端末購入者の状況によって扱いが違いますので確認しておきましょう。
au携帯電話の未契約者
auと契約せずに端末を購入した場合、「かえトクプログラム」の残価に対する分割払いをする手続きは、auショップ(au直営店を含む)に来店して手続きする必要があります。そして分割払いの申し込み時には所定の審査が行われることになります。
ただこの場合、この購入者が「au WALLET ポイント プログラム」でゴールドステージ以上にある場合は、後述する手続き方法をとることができます。
au携帯電話契約者、一部のau携帯電話の未契約者
auと契約して端末を購入した場合、また、auと契約していなくても「au WALLET ポイント プログラム」でゴールドステージ以上にあるユーザーが端末を購入した場合は、「かえトクプログラム」の残価に対する24回の分割払い契約が自動的に適用されます。
従来の「アップグレードプログラムNX」との違い
従来の「アップグレードプログラムNX」は2020年2月20日で新規受付が終了となっています。2月21日以降にauで端末を購入する場合は「かえトクプログラム」を利用するか、24回、36回、48回の分割払いで購入することになります。
そして2月21日以降は「アップグレードプログラムNX」から「かえトクプログラム」に切り替わることになります。では従来の「アップグレードプログラムNX」と「かえトクプログラム」の違いについて見ていきましょう。
従来の「アップグレードプログラムNX」と同じ部分
ではまず従来の「アップグレードプログラムNX」と「かえトクプログラム」の同じ部分は以下の通りです。
新しいスマホを「プログラム」を利用して購入すること |
購入後、25ヶ月目までに新しいauのスマホや携帯電話に買い換えること |
「プログラム」で購入したスマホを返却すること |
「アップグレードプログラムNX」と「かえトクプログラム」の違い
従来の「アップグレードプログラムNX」と「かえトクプログラム」との違いは以下の通りです。
アップグレードプログラムNX | かえトクプログラム | |
対象ユーザー | auユーザー | auユーザー以外でも利用できる |
対象端末 | 対象端末のみ | 全機種対象予定 |
免除額 | 36回払いの12回分 | 残価設定した金額全額 |
2月21日以降にスマホを購入する場合は、端末の本体価格は「かえトクプログラム」でも分割払いでも違いはありませんので、「かえトクプログラム」で購入するのがお得です。
auのWebサイトに機種ごとの本体価格や分割支払い額、残価などはすでに発表されています。利用者はできるだけ残価の割合が高い端末を選ぶ方がおすすめです。ぜひお得にお得にスマホを購入してください。