2020年04月18日更新
【Minecraft】RTX対応Windows 10版ベータの配信を開始!
Windows 10版「Minecraft(マインクラフト)」において、RTX(レイトレーシング)に対応したベータ版を公開しました。Windows 10版「Minecraft(マインクラフト)」では、RTX対応で光が差し込む様子などがリアルに表現されます。
目次
RTXに対応したWindows 10向け「Minecraft」ベータ版を公開
米現地時間4月16日から、Windows 10向け「Minecraft(マインクラフト)」において、RTX(リアルタイムレイトレーシング)に対応したベータ版を無料で公開しました。
「Minecraft(マインクラフト)」とはブロックを置いて自由に世界を作り冒険をしていくというゲームですが、光が降り注ぐ様子や暗闇の中に一筋の光が差し込む様子などがリアルに表現されるようになります。
RTX(リアルタイムレイトレーシング)対応された「Minecraft(マインクラフト)」では、よりリアルにゲームを楽しむことができるようになります。
RTX(リアルタイムレイトレーシング)対応の「Minecraft(マインクラフト)」は、NVIDIAのグラフィックス技術「RTX」とAI処理技術「DLSS 2.0(Deep Learning Super Sampling 2.0)」を導入したことで実現しています。
この「レイトレーシング」技術は、特定の点に届く光線(ray:レイ)をたどる(トレーシング)を指し、光がどのような運ばれ方をするのかやどのように見えるかを再現する技術です。
これは光の反射率や透明度、そして屈折度などを忠実に再現させているため、今まで以上にリアルな映像を表現することが可能です。
AI処理技術「DLSS 2.0(Deep Learning Super Sampling 2.0)」は、AIを用いたディープラーニングによって物体の質感や手触りなどのテクスチャの高解像度化処理を自動化して画質を向上させる技術です。
この技術とRTXによって、「Minecraft(マインクラフト)」は光が差し込む新しい世界に生まれ変わります。
Windows 10版「Minecraft」の購入者はベータ版を無料で利用でき、最低動作環境は、NVIDIA製のビデオカード「GeForce RTX 2060」以上となっています。
また動作環境に関して、「Intel Core i5」かそれと同等のCPU、そして8GBのメインメモリが必要となります。
ただベータ版の必要動作環境においてベータ版をダウンロードしたプレイヤー同士で、プレイヤーの表示名に不具合が見られるようですがそれにも対応を行っているようです。
「Minecraft」デザイナーによる6つのワールドが提供される予定
RTX(リアルタイムレイトレーシング)に対応したWindows 10向け「Minecraft(マインクラフト)」ベータ版のリリースを記念して、「Minecraft」デザイナーによって6つのワールドが作られました。
この6つのワールドは、ゲーム内で体験できるコンテンツとしてMinecraftマーケットプレイスで配信予定となっていて、NVIDIA製のビデオカード「GeForce RTX 2060」以上の動作環境でプレイできます。
6つの新しいワールドは以下のような構成で、Minecraftゲーム内のマーケットプレイスにおいて無料でダウンロード可能です。
水中の冒険(Aquatic Adventure RTX by Dr_Bond) |
色・光・影(Color, Light and Shadow RTX by PearlescentMoon) |
宮殿(Crystal Palace RTX by GeminiTay) |
空想の島(Imagination Island RTX by BlockWorks) |
ネオン街(Neon District RTX by Elysium Fire) |
寺院やトーテム(Of Temples and Totems RTX by Razzleberries) |