「iPhone/iPad」で特定アプリの使用制限(スクリーンタイム)方法!
iPhoneやiPadで特定アプリの使用時間をスクリーンタイムで制限する方法をご存じでしょうか?iPhoneやiPadで特定アプリの使用時間をスクリーンタイムで制限する方法や新たに制限を追加する方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
- 1【iPhone/iPad】使用制限(スクリーンタイム)とは
- ・アプリの使用を制限できる機能
- ・管理できる設定
- 2【iPhone/iPad】使用制限(スクリーンタイム)のメリット
- ・スクリーンタイムを設定するメリット
- 3【iPhone/iPad】使用制限(スクリーンタイム)へのパスコード設定方法
- ・パスコードを設定する方法
- 4【iPhone/iPad】特定アプリへの使用制限(スクリーンタイム)方法~個別~
- ・iPhoneの名前から個別に設定する方法
- ・「App使用時間の制限」から個別に設定する方法
- ・解除方法
- 5【iPhone/iPad】特定アプリへの使用制限(スクリーンタイム)方法~全体~
- ・「休止時間」から全体に設定する方法
- ・「App使用時間の制限」から全体に設定する方法
- ・解除方法
- 6【iPhone/iPad】特定アプリへの使用制限(スクリーンタイム)方法~その他~
- ・スクリーンタイムでアイコンを隠す設定方法
- ・解除方法
- ・フォルダでアイコンを隠す設定方法
- ・アクセスガイドで使用制限する設定方法
- ・解除方法
- ・合わせて読みたい!iPadに関する記事一覧
【iPhone/iPad】使用制限(スクリーンタイム)とは
iPhoneやiPadで特定アプリの使用時間をスクリーンタイムで制限する方法をご存じでしょうか?iPhoneやiPadには、特定アプリの使用に制限を追加できる、スクリーンタイムという機能があります。まずはスクリーンタイムについて紹介します。
アプリの使用を制限できる機能
スクリーンタイムとは、特定のアプリに制限を追加できる機能です。最新のiOSやiPad OSで利用が可能です。スクリーンタイムの機能を使って、特定アプリの起動時間を制限することが可能です。
パスコードを設定できる
スクリーンタイムでは、使用制限に利用するパスコードを設定できます。そのため、パスコード機能がないアプリにも使用制限を追加できます。
使用履歴の確認も可能
スクリーンタイムでは、そのデバイスでいつどのようなアプリをどれくらい使用しているのか確認できます。そのため、現状の把握や制限を追加する際の目安を判断することができます。
ファミリー共有に対応
スクリーンタイムは、ファミリー共有が利用できるので、家族内でスクリーンタイムの端末管理が可能です。
管理できる設定
スクリーンタイムで管理できる設定を紹介します。
休止時間
休止時間を設定すると、設定した時間帯には許可されているアプリや電話しか使えなくすることができます。
App使用時間の制限
App使用時間の制限では、カテゴリ単位やアプリ単位で1日のアプリの使用時間を制限することが可能です。
常に許可
常に許可では、休止時間などで制限中でも利用できる例外アプリを設定できます。
通信/通話の制限
通信/通話の制限では、電話やメールで連絡が可能な相手を制限することが可能です。
コンテンツとプライバシーの制限
コンテンツとプライバシーの制限では、Appなどコンテンツの購入やダウンロードに対する制限、プライバシーに関連する設定を行うことができます。
【iPhone/iPad】使用制限(スクリーンタイム)のメリット
スクリーンタイムを利用するメリットを紹介します。
スクリーンタイムを設定するメリット
スクリーンタイムを設定するメリットです。
仕事に集中できる
スクリーンタイムをSNSやゲームアプリに設定して使用時間を制限すると、それらのアプリの使用を控えることができて、仕事や学習に集中するための時間を作る手助けが可能です。
他人に端末を貸せる
スクリーンタイムで他人に触られたくないアプリに制限をつけておけば、気軽に端末を他人に貸すことができます。
スマホ・タブレットへの依存度を可視化
スクリーンタイムでは、どのくらいの時間スマホやタブレットを利用しているのか可視化できます。そのため、自己マネジメントでスマホやタブレットの使用時間を制限したい人は現場を把握するのに役に立ちます。
【iPhone/iPad】使用制限(スクリーンタイム)へのパスコード設定方法
スクリーンタイムのパスコードを設定する方法を紹介します。スクリーンタイムでは端末のロックに利用しているのとは別のパスコードを設定できます。
パスコードを設定する方法
スクリーンタイムのパスコードを設定する手順です。
「スクリーンタイム・パスコードを使用」を選択
設定からスクリーンタイムを開き、「スクリーンタイム・パスコードを使用」を選択して任意のパスコードを設定します。
「使用制限終了時にブロック」を有効にする
アプリなど制限したい項目や使用時間を設定した際には、「使用制限終了時にブロック」を有効にしましょう。これにより、使用制限を超えて該当の項目を使用するにはパスコードの入力が必要になります。
【iPhone/iPad】特定アプリへの使用制限(スクリーンタイム)方法~個別~
スクリーンタイムを個別に設定してく方法を紹介します。iPhoneの名前の部分や個別設定から設定可能です。
iPhoneの名前から個別に設定する方法
iPadやiPhoneの名前の部分から、スクリーンタイムを個別設定する方法を紹介します。
iPhoneの名前を選択
設定からスクリーンタイムを開くと、iPadやiPhoneの名前が表示された部分があります。スクリーンタイムの上部にある、iPadやiPhoneの名前が表示された部分の「すべてのアクティビティを確認する」から制限するアプリを選択します。
「制限を追加」を選択
iPhoneの名前の部分から、アプリを選択したら「制限を追加」を選択します。
時間を設定して「追加」を選択
選択したアプリに使用時間などの制限を追加できます。制限を設定したら、追加を押して制限の追加を完了させます。
「App使用時間の制限」から個別に設定する方法
iPhoneの名前の部分だけでなく「App使用時間の制限」からでも個別設定が可能です。アプリの使用時間は任意に設定できますが、すぐに制限したいときには最短1分の設定が可能です。
「制限を追加」からアプリの選択
「制限を追加」からアプリを選択します。カテゴリ毎にまとめて制限したり、特定のアプリのみを選択して制限することが可能です。
使用時間の設定
使用時間の設定では、曜日別でも時間を設定することが可能です。設定を行ったら追加を選択して制限を追加しましょう。
解除方法
制限したアプリが利用制限に達したときの制限解錠方法を紹介します。スクリーンタイムパスコードを設定した状態で制限到達後にも利用を続けるには、スクリーンタイムパスコードを入力する必要があります。
「今日は制限を無視」を選択
制限にパスコードをつけなかったときには、「今日は制限を無視」が選択できます。
「時間延長の許可を求める」を選択
パスコードで制限されているときには、「時間延長の許可を求める」を選択できます。
許可を求めると、パスコードを入力できます。入力後には、「15分許可」「1時間許可」「終日許可」が選択できます。
【iPhone/iPad】特定アプリへの使用制限(スクリーンタイム)方法~全体~
端末やアプリ全体に対して、スクリーンタイムを設定する方法を紹介します。
「休止時間」から全体に設定する方法
「休止時間」を設定すれば、アプリ全体に対してスクリーンタイムを設定できます。
「常に許可」を選択
アプリ全体に対して、制限をつけることができますがまずは例外アプリを設定します。設定からスクリーンタイムを開き、「常に許可」を選択します。
許可するアプリを追加
制限を設けない例外アプリを設定します。電話やマップアプリなどを追加すると良いでしょう。使用制限中でも利用したいアプリがあるときには「+」からそれらを設定してください。
「休止時間」を有効にする
例外アプリを設定したら、「休止時間」を有効にします。設定のスクリーンタイムから休止時間を選ぶと有効にできます。
時間の設定
「休止時間」の開始時間と終了時間を設定します。設定が終わったら、「戻る」を押して設定を完了させましょう。
「App使用時間の制限」から全体に設定する方法
「App使用時間の制限」から全体に設定する方法を紹介します。
「すべてのAppおよびカテゴリ」を選択
「すべてのAppおよびカテゴリ」を選択して、「制限を追加」から使用時間などの制限を追加します。「常に許可」で許可したアプリは例外として扱われて制限を受けません。
解除方法
利用制限に達したときの解錠方法を紹介します。利用制限に達したときには例外アプリとして登録しているアプリ以外は利用できなくなります。パスコード付きで制限されているときに解除するには、パスコードを入力する必要があります。
制限を無視するかパスコードを入力
利用制限に達したときには、パスコードが設定されていないときには「制限を無視」が選択できます。パスコードを設定しているときには、パスワードを入力して解除します。
【iPhone/iPad】特定アプリへの使用制限(スクリーンタイム)方法~その他~
その他の便利な機能を紹介します。
スクリーンタイムでアイコンを隠す設定方法
特定のデフォルトアプリのアイコンを隠す方法です。
「コンテンツとプライバシーの制限」を選択
設定からスクリーンタイムを選択して、「コンテンツとプライバシーの制限」を選択します。
「許可されたApp」を選択
「許可されたApp」を選択します。許可されたAppで許可が有効になっているAppのアイコンが表示されます。アイコンを隠すにはここで許可を取り消します。
隠したいアプリを無効にする
デフォルトアプリが表示されますので、アイコンを隠したいアプリの許可を無効にします。また、「コンテンツとプライバシーの制限」が有効になっていることにも注意してください。
解除方法
制限を解除する方法を紹介します。「コンテンツとプライバシーの制限」で許可を無効にしたアプリのアイコンはホームから消えてしまうので、それを復活させる方法です。
戻したいアプリを有効にする
「コンテンツとプライバシーの制限」の許可App一覧から、許可を無効にしたアプリを再度有効にします。これでホームにアイコンが再表示されます。
フォルダでアイコンを隠す設定方法
フォルダの中にアイコンを入れて隠してしまう方法もあります。この方法はスクリーンタイムで利用制限を行うよりはただ単にアイコンを隠すだけの方法になります。
9個以上のアイコンを入れる
iPhoneではホーム画面のフォルダの最初のページに表示できるアイコンの数は9個までです。そのため、10個以上アイコンを入れておけば2ページ目以降似表示されるため、ホーム画面からアイコンを隠せます。
もとに戻すときもアイコンを長押しして、取り出すだけです。
アクセスガイドで使用制限する設定方法
スクリーンタイムを使わなくてもアクセスガイドで使用制限する設定方法があります。
「アクセスガイド」を有効にする
「設定」→「アクセシビリティ」から「アクセスガイド」を選択して行きます。「アクセスガイド」を有効にしてください。
アクセスガイドの設定
アクセスガイドを有効にして、パスコードや時間制限を設定します。また、「ショートカットを表示」も有効にしてください。
制限するアプリを起動
制限するアプリを起動して、トリプルクリックするとアクセスガイドのメニューが表示されます。
「時間制限」を有効にする
アクセスガイドの時間制限を有効にして終了時間を設定します。設定した時間を超過すると「制限時間が終了しました」が表示されます。
解除方法
時間制限解除方法を紹介します。
パスコードの入力
設定したパスコードを入力します。これにより、アクセスガイドを解除することができます。