2020年06月14日更新
新型コロナの「接触確認アプリ」の詳細公開【厚生労働省】
厚生労働省が以前から発表をしていた新型コロナの「接触確認アプリ」の詳細情報の公開が追加発表されました。新型コロナの「接触確認アプリ」で感染者と接触した際の確認方法やアプリのリリース予定などの詳細情報を確認していきたいと思います。
目次
厚生労働省が新型コロナの「接触確認アプリ」の詳細を公開
厚生労働省は、2020年6月12日に新型コロナウイルスの「接触確認アプリ」の詳細情報を公開しました。新型コロナウイルスに感染があった人と濃厚接触した可能性があると思われる人に向け、通知を受けられるスマートフォン向けのアプリとなっています。
今回の新型コロナウイルスの「接触確認アプリ」の詳細情報の公開として、アプリで行えることやリリース予定日などが新しく発表されていますので、これからくわしく解説していきたいと思います。
「接触確認アプリ」とは
今回の厚生労働省がリリースする予定の「新型コロナウイルス接触確認アプリ」は、AppleとGoogleの2社が協力し、開発を行ったAPIを活用して、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性が最も高い人に通知を送信することができると言われています。
利用者のスマホ内の通知の許可の同意を行い、機能を有効化したユーザーに限り、スマートフォンに搭載しているBluetooth通信を使って、他の複数のスマートフォンと近接した状態を確認する仕組みです。周囲の判定される距離はおおよそ1m程度となります。
周囲の情報は、自分のスマートフォン内の範囲内で暗号化して記録を行い、14日経過すると自動で無効化するようになっています。このようにセキュリティ面を強化していますので、安心して利用することができるはずです。
「接触確認アプリ」は6月リリース予定
新型コロナウイルスの「接触確認アプリ」の詳細情報を公開したとは言っても、アプリをダウンロードしなければ使うことができません。厚生労働省は、新型コロナウイルスの「接触確認アプリ」のリリース予定日は、6月中旬と計画すると報告してます。
この新型コロナウイルスの「接触確認アプリ」は、AndroidとiOSで利用することができるとのことです。無料でダウンロード・インストールすることができると言われていますので、公開したらお使いのスマートフォンで、是非とも使ってみるといいでしょう。
接触の可能性の情報は1日1回更新される
新型コロナウイルスの「接触確認アプリ」の更新内容とは、陽性した人との接触の可能性の情報は、1日1回更新されると発表されています。
アプリの利用ユーザーがPCR検査を行って結果が陽性と判定された場合は、本人が同意することで厚生労働省に登録できます。
もちろん、本人が同意しない場合もできますので、自由に選択をすることもできます。また、陰性者と過去14日以内に接触した可能性の情報に関しましては「陽性者との接触を確認する」メニューから表示することができます。
そして、接触をアプリ内で確認できた場合、症状などによって、帰国者・接触者外来などへの受診の案内などに従うことができますので、不安な人は利用してみてはいかがでしょうか。
感染拡大防止の効果が高まることが予想される
今回の「接触確認アプリ」は、数多くの人が利用することで、感染拡大防止の効果が高まることが予想されます。期待できるとは言っても、人口の6割のユーザが利用すれば効果か発揮できると、厚生労働省を明記しています。