2020年06月24日更新
【接触確認アプリ】「COCOA」開始日など不具合!ダウンロード数は約326万に!
接触確認アプリ「COCOA」は、利用開始日が毎日、今日の日付で表示される不具合が報告されています。「COCOA」は、アプリ公開から3日目の6月22日夕方時点でダウンロード数は約326万件に達したとされていますが、不具合を確認し修正版を提供するようです。
目次
接触確認アプリ「COCOA」配信開始。ダウンロード数は約326万に
厚生労働省が公式提供を行っている、新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」は2020年6月19日に配信開始となりました。
接触確認アプリ「COCOA」は、アプリ公開から1日でダウンロード数は約179万件に達し、2日目のダウンロード数は約241万件とされています。さらに3日目の6月22日夕方時点でダウンロード数は約326万件に達したとされています。
接触確認アプリ「COCOA」はiOS版/Android版共に準備されていて、以下のリンクからダウンロード可能です。
接触確認アプリ「COCOA」の仕組み
接触確認アプリ「COCOA」では、それぞれのデバイスのBluetooth通信とGoogle/Appleが運用しているExposure Notification技術を活用し、AndroidとiOSのデバイス間で接触検知が可能です。
接触確認アプリ「COCOA」を設定をした者同士の端末の距離が縮まると、お互いの端末の接触情報を交換を自動的に送受信し端末内に保存されます。
この接触情報は安全に暗号化されていて、接触情報は端末の外には保存されません。本人が承諾をしなければ、情報は開示されない仕組みとなっているためプライバシーが守られるアプリとなっています。
接触確認アプリ「COCOA」には様々な不具合が確認されている
接触確認アプリ「COCOA」はすでにダウンロード数が約326万件に到達していますが、「COCOA」に関してはいくつかアプリの不具合が報告されています。
利用開始が毎日「今日」と表示される不具合
まず利用開始日が毎日、「今日の日付」で表示される不具合が確認されています。厚生労働省のCOCOAの専用ページでも利用開始日に関する不具合が発表されていますが、これはシステムの使用開始日が自分で簡単に変更できてしまうというものです。
この不具合についてはTwitterでもユーザーが「2020年6月1日から使用中」という風に設定変更ができたことを説明しています。厚生労働省はこの不具合を確認していて修正版を提供することを発表しました。
プライバシーポリシーに同意しなくてもアプリが使用可能に
話題の新型コロナ接触確認アプリですが、プライバシーポリシー確認画面でアプリを落とすとプライバシーポリシーに同意しなくてもアプリを使えるように見える。いいのかこれ? pic.twitter.com/D8GmF7CvYB
— Mikio Kiura / ANKR DESIGN (@kur) June 19, 2020
そのほかにも「COCOA」の使用開始手続きを行う際に、プライバシーポリシー同意画面において、アプリをいったん閉じてしまうと、そのプライバシーポリシーに同意をしなくてもアプリの利用を開始することができるようです。
アクセス権限を拒否するとアプリが起動できない不具合
再現した。基礎的な例外処理をわかってないプログラマーか。この状態になるとアプリを削除して再インストールしても、エラーが出て落ち続けてしまう。しかもiOSの設定でそれをオンにしようとしても、アプリがないとなって設定変更できない。詰んだ。https://t.co/RV5Q1plWjW pic.twitter.com/qVf759O9S3
— Hiromitsu Takagi (@HiromitsuTakagi) June 19, 2020
また「COCOA」の使用開始の際、「Exposure Notification機能の有効化」を求める画面が表示されますが、アクセス権限を許可しない場合アプリが起動できない状態になるという不具合も報告されています。
Twitterでは、この不具合に関して「COCOA」アプリを一旦削除して再インストールしてもエラーは改善しないことを投稿されています。