2020年07月02日更新
【U15はじめてスマホ割】ドコモが中止に!事業法に抵触か?
ドコモが2020年7月1日より提供するはずだった「U15はじめてスマホ割」が急遽中止になったと報告がありました。ドコモの「U15はじめてスマホ割」が中止になった理由は電気通信事業法に抵触したといわれています。詳細な中止理由について確認していきます。
目次
ドコモの提供予定の「U15はじめてスマホ割」が中止に
ドコモが新しく15歳以下のドコモユーザーを対象にスマートフォンを新規契約すると、月額料金を最大で1,500円を12カ月割引する「U15はじめてスマホ割」が7月1日に提供を予定していて、利用者は心待ちにしていました。
しかしながら、ドコモの「U15はじめてスマホ割」の提供開始日の直前に急遽提供が停止になったことが分かりました。今までドコモのサービスが急遽このように停止になることは、今回が初となります。
ドコモ「U15はじめてスマホ割」が急遽停止になった理由とは
そんなドコモの「U15はじめてスマホ割」が急遽停止になった理由についてフォーカスして説明をしていきたいと思います。「U15はじめてスマホ割」が急遽停止された理由ですが「電気通信事業法に抵触したため」だと分かりました。
くわしく説明しますと「U15はじめてスマホ割」提供中止の理由は、割引の対象範囲が新規契約とMNPに限定されることによって、電気通信事業法に抵触する可能性が考えられたると、総務省が指摘したとのことです。
「電気通信事業法に抵触するため」とは
電気通信事業法に抵触する可能性とは言っても、そもそも「電気通信事業法」が何か分からないと思いますので、簡単に説明していきたいと思います。
電気通信事業法は、電気通信事業に関して定めている日本の法律です。この電気通信事業の法律の中に事業のシステムを維持するために必要な一定の事業規制が定められていて、これに「U15はじめてスマホ割」の契約内容が触れてしまったとのことです。
電気通信事業法では、他社と比較して過剰な値引はもちろんのこと新規契約を条件に関した通信料金の大幅な割引は禁じています。
「U15はじめてスマホ割」割引内容について
ドコモが提供するはずだった「U15はじめてスマホ割」割引内容についてまとめました。本来ならば、15歳以下のユーザーであればお得に利用ができるはずでした。
「U15はじめてスマホ割」 | |
対象プラン | 5Gギガホ、ギガホ、5Gギガライト、ギガライト |
割引金額(5Gギガホ/ギガホ) | 1,500円/月 |
割引金額(5Gギガライト/ギガライト) | 1,000円/月 |
割引適用期間 | 対象プランが適用されてから最大12カ月 |
対象契約 | 新規契約、MNP契約 |
割引条件 | 申し込みの際に15歳以下であること |
注意事項 | 「ドコモの学割」と併用できません。複数回線の割引適用も不可。 |
申込方法 | 適用条件を満たすと自動的に適用 |
ドコモは新たな施策を検討していると報告
今回のドコモが提供予定の「U15はじめてスマホ割」が急遽サービス停止になったことを受け、ドコモは新たな施策を検討していると報告しています。
また新たなドコモの割引サービスが登場するかもしれませんので、待っておくといいでしょう。